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年式別買取相場情報
走行距離別買取相場情報
デミオを高く買い取ってもらうポイント
マツダ デミオが販売された当初である1990年当時のマツダは、経営危機に陥っていた時期でもありました。そんな危機的な状況を立て直すために短期間で開発され、市場へと投入されたのがデミオです。
今回はそんな歴史のあるデミオを買い取ってもらうためのポイントをご紹介します。
<ポイント1:ディーゼルエンジン搭載のXDグレード>
デミオは登場してから20年以上経過している車種で、2014年に4代目が登場しました。この4代目デミオから、コンパクトカーとしては珍しいディーゼルエンジンを搭載したモデルが登場しています。
このディーゼルエンジン搭載のグレードであるXDは特に人気が高いのが特徴です。そんなディーゼルモデルの中でも、LEDヘッドランプやクルーズコントロールシステムなどの装備が充実しているXDツーリングは中古車市場でも買取価格が安定しているため、高く買い取ってもらえる可能性があります。
<ポイント2:マニュアルミッションの設定があるスポルト>
ディーゼルエンジンが人気のデミオですが、ガソリン車でも人気グレードは高値での買取が期待できます。ガソリン車では13Sや13S-スカイアクティブ、スポルトなどのグレードが人気です。その中でも、スポルトは若い世代に特に人気があります。
ここ数年、自動車業界の主流はAT車となっていますが、MT車は運転を楽しみたい人などから今でも根強い支持を集めています。そんなMT車を設定するデミオのMT車は中古車市場ではそれほど数が多くありません。そのため、スポルトのMT車は希少性があり、高く買い取ってもらえる可能性があります。
<ポイント3:「匠塗」シリーズのボディカラー>
人気のあるボディカラーは需要が高まるので、それだけ中古市場でも買取価格が高くなる傾向にあります。定番カラーであるホワイトとブラックは人気なのはもちろんのこと、マツダをイメージさせるソウルレッドも人気です。
デミオには、エクステリアを良く見せるための塗装技術「匠塗」が使われています。この「匠塗」は熟練の職人が匠の技術で塗ったような技術であることから、命名されました。匠塗によって誕生したカラーには、ソウルレッドクリスタルメタリックとマシーングレープレミアムメタリックの2つがあります。
ソウルレッドクリスタルメタリックはレッドに似たカラーであり、マツダを代表するカラーです。レッドでも特別カラーにすることによって、生命力に溢れたエネルギッシュな瑞々しさを付加価値にして表現します。
マシーングレープレミアムメタリックは、機械に生命が宿っているような印象を与える独特のカラーと言えるでしょう。機械の放つ精巧で精微なイメージを備えており、光によってカラーが明暗します。ブラックに近い色であり、金属特有の力強さを感じられる、漆に近い印象のカラーです。
どちらのカラーも選択するには有料となりますが、高価買取が見込めます。とはいえ、メンテナンス状態が悪いと、「匠塗」のボディカラーでも色が劣化してしまうことがあるため、日頃のメンテナンスが非常に重要となることを覚えておきましょう。
<ポイント4:メーカーの純正オプションの有無>
デミオでも人気のオプションがついている車は、買取査定でプラスになりやすいです。
人気オプションというと、本革シート、純正カーナビ、サンルーフなどのメーカーの純正オプションが該当します。その他に安全装備、ETC、アルミホイールなども人気があるオプションです。
アルミホールはデザイン性を重視した人に人気のあるパーツであり、スチールホイールよりも若干燃費が向上します。また、ディーラーオプションで装備したエアロパーツがついていると、さらに高く買い取ってもらう可能性が高いです。
1996年式(平成8年式)の初代デミオ(DW5W,DW3W)の買取相場
1996年式(平成8年式)の初代デミオの買取相場を見ていきましょう。
<年式:買取相場>
1996年式:2.1万円~2.5万円
1997年式:1.5万円~1.8万円
1998年式:1.2万円~1.8万円
1999年式:0.1万円~2.5万円
2000年式:0.6万円~2.5万円
2001年式:0.2万円~1.7万円
2002年式:0.9万円~2.2万円
初代デミオは、発売からすでに20年程度経過しています。年式が古いので買取価格はほとんどつかず、ついたとしても状態が良いもので数万円程度です。場合によっては、買取額が0円となる可能性もあります。
1996年式(平成8年式)の初代デミオ(DW5W,DW3W)の特徴
モデルの概要
マツダ・クロノスの販売不振によって経営難に陥っていたところを、ミニバンブームに追従する形で、立て直すために短期間で開発して市場に投入された車種がデミオです。コンパクトカーサイズにしながらも、2列座席で荷室を広く取りました。シートはフルフラット化して、コンパクトカーの中でも広いスペースの車内で実用性を備えています。
構造やスタイルから機能的な道具に徹していたデミオは、バブル崩壊後に販売されたこともあり、上級車や軽自動車からユーザーが移動してきた車種のひ一つです。そのため、市場では幅広い層に支持されています。
自動車を専門とするジャーナリストからもデミオのイメージは好意的に捉えられていたため、日本カー・オブ・ザ・イヤー、RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。この初代デミオのヒットによって、マツダの経営難を手助けすることになったため、「マツダの救世主」とも評されていたのです。
ボディサイズ
全長:3,800mm
全幅:1,650mm~1,670mm
全高:1,500mm~1,535mm
車両重量:900kg~1,020kg
デミオ(1996年式)の主なグレード
・デミオ L
・デミオ LX
・デミオ LX Fパッケージ
・デミオ LX Gパッケージ
・デミオ GL
・デミオ GL-X
が設定されています。
デミオのエンジンには、1,300ccと1,500ccのバルブエンジンを搭載しています。EGIである電子制御燃料噴射装置を採用することによって、馬力の向上を果たしているのが特徴です。
駆動方式はFFのみで、すべてのグレードでMTかATのどちらかを選ぶことができます。販売当初、バックドアは販売価格を抑えるためキーなどの装備を取り付けられておらず、運転席のレバーで操作して開ける必要がありました。その後、ドアにキーを取り付け、外からバックドアを開けられるようになります。
車体形状は小型ステーションワゴンや新ジャンルワゴンなどと呼ばれていましたが、自動車検査証ではステーションワゴンとなっているのが特徴です。
デミオは発売から1年を待たずに、1997年6月に生産累計10万台を達成しました。その後、1999年12月にビッグマイナーチェンジを行い、初代デミオは後期型モデルになります。ABSを標準装備し、サスペンションの見直しによって乗り心地が向上しました。
人気が高いグレード
初代マツダはLグレードから最上位グレードのGL-Xまであります。
その中でも人気のグレードが1.5GL-Xスペシャルと1.3LXリミテッドです。
・1.5GL-Xスペシャル
1.5GL-Xスペシャルは1997年9月に発売されたグレードです。限定3,000台の発売であり、フロントグリルやステアリングホイールなどにマツダの新CIマークを採用しています。
1.3LX Gパッケージをベースにした特別仕様車であり、専用カラーのブリリアントブラックとシルキーパールマイカが用意されているところが人気となっているようです。
・1.3LXリミテッド
1.3LXリミテッドは1998年に発売されたグレードです。このグレードはマツダが予想していたよりも一カ月も早く完売してしまうほど好評でした。そのため、翌年に2,500台を追加販売します。
その他にも35万台記念の1300LXや1500GL、さらにはインターネット限定200台販売の1.5 Web-tuned @ DEMIOのような特別仕様車も販売されました。1300LXは助手席SRSエアバッグとABSを装備し、安全装備を充実させたグレードとして人気があります。
2002年式(平成14年式)の2代目デミオ(DY3W,DY5W,DY3R,DY5R)の買取相場
2002年式(平成14年式)の2代目デミオの買取相場を見ていきましょう。
<年式:買取相場>
2002年式:0.9万円~2.2万円
2003年式:0.5万円~2.8万円
2004年式:0.7万円~8.4万円
2005年式:0.9万円~8.5万円
2006年式:0.8万円~6.2万円
2007年式:1.8万円~17.2万円
2代目のデミオは、発売からすでに15年以上経過しています。年式が古いので、買取価格は二束三文にしかなりません。初代デミオと買取価格はそれほど変わりませんが、2代目の中でも2007年式のものだと、10万円以上の買取価格となることもあります。
2002年式(平成14年式)の2代目デミオ(DY3W,DY5W,DY3R,DY5R)の特徴
モデルの概要
デミオは実用的なコンパクトカーというコンセプトは継承しながらも、エンジンプラットフォームを刷新して、海外での競争力を確保しました。
旧小型車のプラットフォームを流用せず、フォードと共同開発した小型プラットフォームを採用します。これは17年ぶりの新プラットフォームとなり、フォードフェスタとプラットフォームは共通化されました。
エンジンは初代と同じく1.3Lと1.5Lですが、新開発のMZR系エンジンにアップグレードしています。可変バルブタイミング仕様DOHC・後方排気レイアウトを採用し、エンジン特性改善や燃費・環境対策を図りました。
2代目では前輪駆動のFFの他に、マイナーチェンジによって四輪駆動の4WDが投入されます。4WDモデルは、スイッチひとつで4WDとFFの切り替えが可能です。空力改善を目的に車体ボディは設計しているため、初代よりもスポーティーな印象を与える車体デザインとなっています。
ボディサイズ
全長:3,925mm~3,930mm
全幅:1,680mm
全高:1,530mm~1,545mm
車両重量:1,070kg~1,180kg
デミオ(2002年式)の主なグレード
・デミオ カジュアル
・デミオ コージー
・デミオ スポルト
が設定されています。
2代目デミオのグレードは、シンプルモデルのカジュアル、スタイリッシュなコージー、スポーティーなスポルトの3つのみです。コージーはAT車のみ、スポルトは1.5Lエンジンのみの設定となっています。走りを楽しむことがテーマのスポルトは、エアロパーツや15インチアルミホイールやタイヤなど走りの装備が充実した設定となっているのが特徴です。
この他にも、オートワイパーやオートライト、オートエアコンという自動化装備を搭載しています。さらには、ステアリングにオーディオリモコンスイッチを備えており、これらは初代のローコストコンセプトでは実現しなかった装備です。
2005年にマイナーチェンジを行い、パワーステアリングの電動化などによって、2代目デミオ全グレードで燃費が改善されました。さらにスポルトでは、専用のフロントグリルを備えたため、見た目が変化します。
モデルチェンジ当時から2代目デミオは販売が好調で、初代と同じくマツダを支える存在となりました。2代目以降のデミオは、海外では「Mazda2」という名称で販売されています。
人気が高いグレード
2代目デミオは後期型でもすでに発売から10年以上経過しており、最も古い2002年式モデルだと発売から20年近く経過しています。そのため、買取価格はほとんどつかないような状況ですが、状態が良ければ数万円程度の買値は期待できるでしょう。
2代目デミオにおいては、カジュアル、コージー、スポルトの3つのグレードしかなく、その中でも人気のあるグレードはスポルトです。
・スポルト
2代目では、スポルトの中でも1.5Lエンジンモデルのものが人気となっています。エアロパーツを装備し、15インチアルミホイールを備える、スポーティーな走りを体験できるグレードです。
ダークブルーとメタル素材を基調にしたスポーティーな室内空間が印象的となっています。ボディカラーも買取額に関わるので、スポルトのブラックやホワイトのボディカラーだと、さらなる高値での買取を期待できるでしょう。
豆知識として2代目デミオは販売から時間が経っています。そのため、マツダ車やコンパクトカーを専門に扱うような買取業者の方が、他の業者よりも高値で買い取ってくれる可能性があるということを覚えておきましょう。
2007年式(平成19年式)の3代目デミオ(DE3FS,DE5FS,DEJFS,DE3AS)の買取相場
2007年式(平成19年式)の3代目デミオの買取相場を見ていきましょう。
<年式:買取相場>
2007年式:1.8万円~17.2万円
2008年式:4.8万円~14万円
2009年式:6.0万円~36万円
2010年式:7.7万円~35.2万円
2011年式:7.7万円~29.4万円
2012年式:17.5万円~39.2万円
2013年式:14.1万円~44.8万円
2014年式:24.7万円~82.1万円
3代目のデミオになると、発売から10年以上経ったモデルと10年未満のモデルが登場します。2代目同様、同じ世代でも年式が新しいほど高値での買取が期待できるでしょう。2代目では数万円程度の買取額が見込めませんでしたが、3代目デミオとなると数十万円での買取が期待できます。
2007年式(平成19年式)の3代目デミオ(DE3FS,DE5FS,DEJFS,DE3AS)の特徴
モデルの概要
デミオは汎用ミニバンという位置づけから、欧州市場に軸を移し、ハッチバックスタイルに路線を変更します。2代目はフォード主体での開発でしたが、3代目はマツダ主体で開発し、小型化と軽量化を図りました。
競合車種がボディサイズを拡大する中で、3代目デミオの全幅は少し広がりますが、全体的に小型化されています。また、ユーノス800以来の1.3Lミラーサイクルエンジンを採用。CVTを採用したことによって、燃費はリッター23kmとなります。2012年には、デミオのEV車も発売されました。
ボディサイズ
全長:3,925mm~3,930mm
全幅:1,680mm
全高:1,530mm~1,545mm
車両重量:1,070kg~1,180kg
デミオ(2007年式)の主なグレード
・デミオ 13-スカイアクティブ
・デミオ 13F
・デミオ 13C
・デミオ 13C-V
・デミオ 13S
・デミオ 15C
・デミオ スポルト
が設定されています。
先代に引き続いて、スポルトグレードが設定されました。1.5Lエンジンモデルのみですが、MTまたはCVTのどちらかを選ぶことができます。ボディを補強し、専用のサスペンションとフロントの大経ブレーキ、専用のタイヤを装備しました。
2011年にマイナーチェンジを行い、ボディの形状も変わりイメージを大きく刷新させています。マツダ独自の車全体の水準を向上させ最適化する「SKYACTIVテクノロジー」を搭載した、13-スカイアクティブのグレードが導入されました。燃費はリッター当たり30kmというハイブリッド車に迫る燃費を実現しています。
3代目デミオはイメージチェンジを行ったにも関わらず、先代に続いて販売が好調でした。途中で一端販売台数が下降気味になりますが、13-スカイアクティブ投入後に持ち直します。
3代目は販売期間が長いながらも長きにわたって人気を維持しており、2007年にはワールド・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。日本のみならず、世界で評価を受けた車種となりました。
人気が高いグレード
3代目デミオは2007年度に、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。日本車としては、レクサスのLS460に続く、二度目の受賞となります。
3代目のグレードでは「13」「15」「スポルト」などのグレードがありますが、なかでも「スカイアクティブ」が人気です。
・スカイアクティブ
スカイアクティブは、ガソリン車ながらもリッター30kmという低燃費を実現しており、低燃費を実現するために専用のエクステリアパーツを備えたグレードです。ハイブリッド車以外では、国内ダントツの低燃費となっています。
さらに、マツダのスカイアクティブ技術の他にもアイドリングストップ機能であるi-stopを導入。また、マツダならではの「上質な走り」を実現するためにダンパーのチューニング、ボディ剛性の向上などにより、操縦性を高めているのが特徴です。
他にも、遮音性の高いガラスやロードノイズを低減するアルミホイールなどを採用し、静粛性の向上も図られています。デミオという車名の下に「SKYACTIV」「i-STOP」と入ったバッヂが与えられ、他のモデルとの差別化が図られました。
2014年式(平成26年式)の4代目デミオ(DJLFS,DJ5FS,DJLAS,DJ5AS,DJ3FS,DJ3AS)の買取相場
2014年式(平成26年式)の4代目デミオの買取相場を見ていきましょう。
<年式:買取相場>
2014年式:24.7万円~82.1万円
2015年式:47.1万円~111.5万円
2016年式:49.6万円~127.3万円
2017年式:50.1万円~129.5万円
2018年式:51.7万円~137.6万円
4代目デミオは発売からそれほど時間が経っていないので、高値での買取が期待できます。この年代は基本的にどの年式でも状態が良ければ80万円以上の買値がつくこともあります。
中には、1~2年落ちのデミオであれば100万円を超えた買取額がつくケースもあります。また、新車販売価格の半分以上の買取価格になる場合もあるようです。
2014年式(平成26年式)の4代目デミオ(DJLFS,DJ5FS,DJLAS,DJ5AS,DJ3FS,DJ3AS)の特徴
モデルの概要
4代目デミオの外観は、「魂動 -Soul of Motion」をテーマにして、エネルギッシュで爆発的な前進感のある骨格をテーマにしました。
先代に比べて全長とホイールベースが長くなり、車高も高くなっています。ヘッドランプは野生動物をイメージして、鋭い鋭角的なデザインです。最適なドライビングポジションになるように、シートは260mスライドする仕様となっています。コックピットは、運転のための情報空間とコミュニケーションのための情報空間に分けられました。
エンジンは1.3Lと1.5Lが用意され、全車に「SKYACTIVテクノロジー」を搭載します。1.3Lエンジンはガソリンエンジンですが、1.5Lエンジンは先代のガソリンエンジンから、直噴ターボディーゼルエンジンに変更しています。
デミオは4代目で初めて、ディーゼルエンジンモデルが登場。駆動方式はFFの他に、システムを刷新した4WDも設定されました。
ボディサイズ
全長:3,925mm~3,930mm
全幅:1,680mm
全高:1,530mm~1,545mm
車両重量:1,070kg~1,180kg
デミオ(2014年式)の主なグレード
・デミオ 13C
・デミオ 13S
・デミオ 13S Lパッケージ
・デミオ XD
・デミオ XDツーリング
・デミオ XD ツーリング Lパッケージ
が設定されています。
13Cと13Sのグレードがガソリンエンジンであり、XDがディーゼルエンジンのグレードです。エントリーグレード以外には、衝突被害軽減ブレーキを装備しています。
4代目デミオは2014年には日本カー・オブ・ザ・イヤーとグッドデザイン賞を受賞し、高い評価を受けました。2019年7月になると、日本向けに販売しているデミオは「MAZDA2」という車名に変更することを発表し、
以後「Mazda2」の名前で発売されます。以降は、在庫のみにデミオという車名が使われるようになりました。Mazda2になってからは、シートやサスペンションの改良、安全装備の追加などが行われています。
人気が高いグレード
4代目デミオには「13」と「XD」のグレードがあります。
その中でも、ディーゼルエンジンを搭載したXDグレードが特に人気があるようです。
・XD
XDグレードの燃費はリッター30kmとなっており、ガソリンよりも値段の安い軽油で走行できるのが人気理由です。このように燃費が良く維持費が安いということで、コスパの良いグレードとなっています。
4代目が発売された2014年式のXDグレードでも高値での買取が期待できますが、その中でも新しい年式である2018年式や2019年式だと、さらに買取価格がより高くなる傾向にあるようです。車検前であれば、3桁での買取も期待できるでしょう。
・XDツーリングパッケージ
XDのツーリングパッケージはXDグレードの中でも、専用のタイヤやアルミホイールを装備し、スポーティーなデザインです。ツーリングパッケージはXDの中でも特に人気があります。このグレードだと、新車販売価格の半分程度の買取価格が期待できるでしょう。
走行距離による平均相場
人気のあるグレードでも走行距離が長ければ、人気のないグレードで走行距離の短いタイプのデミオよりも買取価格が下がることもあるようです。ここでは、デミオにおける走行距離別の買取相場をご紹介します。
<走行距離:買取相場>
2.5万km:43万円~71万円
5.0万km:11.5万円~56.5万円
7.5万km:3/0万円~36万円
15万km:1.5万円~9.0万円
デミオの走行距離での買取価格を見ると、走行距離が同じでも買取額に幅があるのがわかります。走行距離が2.5万kmを越えると一気に買取価格が下がってしまうようです。
他の車種に比べて、デミオは走行距離で買取価格が下がりやすい傾向にあるため、走行距離が15万km以上だとほとんど買値はつきません。日本では走行距離を気にする人が多いので、10万km以上の走行距離の車は買取価格が下がりやすいのです。
高額査定を狙うならば、走行距離は2.5万km以内が条件といえるでしょう。
ボディカラーによる買取価格の比較
ここでは2013年式の走行距離2万km以下のデミオで、ボディカラー別の買取価格を紹介します。
<ボディカラー:買取価格>
クリスタルホワイトパールマイカ:67万円
アークティックホワイト:62万円
ソウルレッドプレミアムメタリック:60万円
トゥルーレッド:59万円
アルミニウムメタリック:57万円
ジェットブラックマイカ:56万円
ブルーリフレックスマイカ:53万円
メテオグレーマイカ:53万円
ラディアントエボニーマイカ:50万円
スピリティッドグリーンメタリック:43万円
デミオも他の車と同じく、パール系に人気があります。クリスタルホワイトパールマイカやジェットブラックマイカなどのカラーに人気が集まっているので、これらは高値での買取が期待できます。
また、マツダ車はレッド系のボディカラーも人気のため、トゥルーレッドやソウルレッドプレミアムメタリックは比較的高い買取額を見込めるカラーと言えるでしょう。ソウルレッドプレミアムメタリックは有料オプションのカラーであるものの、人気があるカラーです。
下取り価格と買取査定額との比較
デミオの下取り価格と買取査定価格を比較したものをご紹介します。今回比較するのは2015年式と2017年式の同じグレードのデミオです。走行距離でも価格が変わることもあるので、参考までにチェックしてください。
<年式:走行距離:グレード:下取り価格:買取査定額>
2015年式:3万km:13C:41万円:42万円
2015年式:5万km:13C:38万円:39万円
2015年式:7万km:13C:37万円:38万円
2017年式:3万km:13C:78万円:80万円
2017年式:5万km:13C:72万円:74万円
2017年式:7万km:13C:69万円:70万円
下取り価格と買取査定額を見ると、買取査定額の方が若干ですが価格が高い傾向にあります。そのため、デミオを少しでも高値で手放したいという場合には、買取を利用したほうがよいでしょう。
同じグレードだとしても、人気のあるボディカラー、純正のオプションがついていると査定時にプラスになることもあるため、さらに高値での買取が期待できます。
まとめ
デミオは1996年から発売されているマツダのロングセラーの車種です。経営悪化したマツダを救った救世主の車であり、現行型で4代目となりました。
4代目からはディーゼルエンジンモデルも登場しており、日本のみならず海外でも発売され、高い評価を受けています。そんなデミオを高く買い取ってもらうポイントは以下の通りです。
・人気なのはディーゼルエンジン搭載のXDグレード
・ガソリン車ではマニュアルミッションの設定があるスポルトが人気
・「匠塗」シリーズのボディカラーであるソウルレッドクリスタルメタリックとマシーングレープレミアムメタリック
・メーカーの純正オプションが装備されているかどうか
発売当初は“マツダの救世主”と評されたマツダ デミオは、2019年の6月をもって生産は終了。そんなデミオですが今でもヨーロッパを中心に人気の車種であることから、中古車市場でも高く買い取ってもらえる可能性があるのです。
今回の記事を参考に、所有しているデミオの買取査定を依頼してはいかがでしょうか。

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車を高く買い取ってもらうコツや下取り、売却手続きに関する様々な疑問にお答えしていきます。
マツダ デミオ(平成30(2018)年8月)カタログ・スペック情報(現行モデル)
ボディタイプ | ハッチバック |
---|---|
ドア数 | 5ドア |
乗員定員 | 5名 |
型式 | LDA-DJ5AS |
全長×全幅×全高 | 4060x1695x1550mm |
ホイールベース | 2570mm |
---|---|
トレッド前/後 | 1495/1480mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1805x1445x1210mm |
車両重量 | 1220kg |

マツダ デミオ の他グレード詳細
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