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3シリーズ セダンを高く買い取ってもらうポイントは?
一般的に高級外車と聞いてパッと思いつくものの代表といえば、BMWやベンツなどではないでしょうか?あまり車のことを知らない人でも、BMWやベンツの名前を知らないという人はほとんどいないでしょう。
そんな誰もが知っているBMWの中でも主力モデルとして位置付けられ、大衆車の役割を担っているのが3シリーズです。3シリーズ・セダンは1975年に、かつてBMWの主力車として存在していたBMW02シリーズの後継モデルとして誕生しました。
現在、3シリーズ・セダンの最新モデルは7世代目であり、BMWの主力モデルとして根強い人気を保ち続けながら、世界中で愛され続けています。日本では新車だけでなく、中古車市場でも人気の車種となっています。ここでは3シリーズ セダンを高く買い取ってもらうためのポイントをご紹介します。
<ポイント1:人気の320d >
BMWの3シリーズ・セダンにもいくつかのグレードがあって、その中で人気のあるグレードは高く買い取ってもらえる傾向にあります。また、新車で人気のあるグレードというのは、中古車市場でも同様に人気です。
そのなかでも、クリーン・ディーゼル・モデルである「320d」が特に人気を集めているグレードです。このモデルの車はガソリン車に比べて、平均で約25%もCO2排出量が少ないという特徴があります。
また、乗り心地のよさと優れた走行性能や燃費性能も人気の要因となっています。そのため、「320d」は他のグレードのものよりも高く買い取ってもらえる可能性があります。
<ポイント2:ブラック・サファイアは人気のボディカラー>
BWMの3シリーズは複数のボディカラーがラインナップされており、現行では12種類と標準やオプションをを含めて非常に豊富なバリエーションとなっています。これもグレードと同じで、バリエーションが豊富になるほど、カラーによる人気度は変わってくるの傾向にあります。
BMWの3シリーズ セダンの中では、ブラックやホワイトといった定番のボディカラーに人気は集中。その中でも、特に人気の高いボディカラーはブラック・サファイアです。艶のあるブラックのボディはとても美しく、高級感に溢れていると評判です。
中古車市場でも他のボディカラーよりも人気があるため、査定額は高くなる可能性があります。
<ポイント3:電動パノラマ・ガラス・サンルーフ>
3シリーズ・セダンを高く買い取ってもらえるのは、オプションの有無も大きく左右します。BMW3シリーズで人気の高いオプションが「電動パノラマ・ガラス・サンルーフ」(チルト&スライド、コンフォート・オープン・クローズ機能付)です。
この電動パノラマ・ガラス・サンルーフは中古車市場でも人気が高いため、このオプションが付いている場合には、高い買取査定額を期待できます。
<ポイント4:整備手帳>
整備手帳はその車が今までどのように整備されてきたのかがわかる重要な資料です。また、事故などで修理や修復をしていないことを証明する資料にもなります。
このような資料を買取査定の際に提出すれば、3シリーズ・セダンの買取査定額のアップが見込めます。その理由としては整備手帳を見ることによって、今までどのように3シリーズ・セダンが整備されてきたのかが一目瞭然なので、買取業者としても安心できるからです。
何より中古車として売る場合に買い手への大きなアピールポイントとなります。整備手帳をお持ちの場合は、必ず提出するようにしましょう。
<ポイント4:内装・外装を掃除する>
自分でできる整備の一環として、買い取りを依頼する前に、3シリーズ・セダンの内装・外装を掃除するなどして、できる限りきれいにしておくこともおすすめです。
1975年式(昭和50年式)の1代目3シリーズ セダン(E21)の買取相場
3シリーズ・セダンの初代は、発売から40年以上が経過しています。かなり古いため、この世代のものを所有しているという方はほとんどおらず、持っている方がいたとしてもコレクションとして集めているような方が大半です。
そのため、めったに売りに出されることがないので、買取相場の情報はほとんどありません。仮に買取業者に買い取りを依頼したとしても、買い取ってもらうのは難しい状況かもしれません。
1975年式(昭和50年式)の1代目3シリーズ セダン(E21)の特徴
モデルの概要
初代のBMW3シリーズは、1975年に誕生しました。この初代3シリーズはE21型と呼ばれており、ファンは歴代モデルをこのコード名で識別しているのです。
初代は、逆スラントノーズやフロントグリルなど、のちに全てのBMWモデルのスタンダードとなるデザインが採用。逆スラントノーズはフロントグリルが上に行くに従い、前に傾斜するようなデザインで、キドニーグリルはフロントグリルが腎臓のように見える最も長い歴史を持つデザインです。
また、Cピラーが逆方向に弧を描いているような特徴的なデザインのホフマイスター・キンクは、その後の世代にもBMWのアイコン的特徴として継承されています。かつてBMWの主力車として存在していたBMW02シリーズの後継モデルとして誕生し、初代では02シリーズのボクシーなボディを発展させました。曲面を生かした優美なデザインを持ち、ノイエクラッセからつづく伝統のM10系エンジンを搭載しています。
ボディタイプには2ドアセダンが用意され、乗車定員は4人でした。その後、ボディタイプには2ドアカブリオレも加わります。そのため、この世代は今ではほとんど見ることがなくなった2ドアセダンという形態で、世界中で人気を博したBMWを代表する車種だといっていいでしょう。
ボディサイズ
全長:4,355mm
全幅:1,610mm
全高:1,380mm
ホイールベース:2,565mm
車両重量:1,010~1,050kg
3シリーズ(1975年式)の主なグレード
・3シリーズ 316
・3シリーズ 318
・3シリーズ 320
・3シリーズ 320i
・3シリーズ 323i
が設定されています。
また、初代3シリーズのサスペンション形式は、フロントにストラット式、リアにはセミトレーリングアーム式が採用されました。1979年には、サイドミラーのデザインやエアスポイラーの形状を変更するなどのマイナーチェンジが行われています。
人気が高いグレード
初代3シリーズのグレード体系は、
<キャブレター仕様>
・316
・318
・320
<インジェクション仕様>
・320i
・323i
の5つです。
・320i
初代である320iのトランスミッションは4速MTが用意されていました。エクステリア面では、ヘッドランプに丸形4灯式が採用されています。この世代では5つのグレードがあるものの、発売当初の日本の市場に正規輸入されたのは、この「320i」だけでした。その後、マイナーチェンジが行われ、「318i」に切り替えられたという歴史があります。そのため、初代3シリーズ販売当時は日本でグレードを選べるような状況ではなかったものと考えられます。
1982年式(昭和57年)の2代目3シリーズ セダン(E30)の買取相場
1982年式の3シリーズも発売から30年以上が経過していることから、初代と同様に買取業者に買い取ってもらうのは、難しいと言わざるをえません。そのため、1982年式の買取相場は調べてもほとんど出てこない状況です。
一方で、コレクターのような方が買い取ってくれる可能性がないとは言い切れないため、下取りに出すなど相談してみるのもひとつの方法とかもしれません。
1982年式(昭和57年)の2代目3シリーズ セダン(E30)の特徴
モデルの概要
1975年に登場した初代3シリーズは数回のマイナーチェンジを経て、1982年にフルモデルチェンジを行いました。そして誕生したのが、2代目となる3シリーズです。
この2代目3シリーズが誕生したころの日本は、まさにバブルの絶頂期でもありました。そのような時代背景もあってか、2代目は日本でも大ヒットし、このシリーズがBMWの名を日本中に広めたといっても過言ではありません。
2代目の3シリーズはE30型と呼ばれており、そのボディタイプは、セダンの2ドアと4ドア、カブリオレ、ステーションワゴンの4種類となっています。
スタイリングや基本メカニズムは初代から引き継いだものの、ボディの空力特性は改善。サスペンションの改良が図られているため、着実に進化したモデルとなりました。
ボディサイズは初代よりも若干幅が広くなり、フォルムも全体的に丸みを帯びたデザインに変更されました。また、2代目3シリーズでBMWは、フロントにストラット式、リアにはセミトレーリングアーム式というサスペンション形式を確立しています。
このサスペンション形式を見た世界中のスポーティモデルを生産する自動車メーカーがBMW形式を真似するようになったとまでいわれるほど。さらに今の時代では多くの自動車に標準装備されているABSも、すでにこの2代目3シリーズから採用されています。そのため、BMWの安全性に対する考え方がいかに進んでいたかということがわかります。
ボディサイズ
全長:4,325mm
全幅:1,645mm
全高:1,365mm
ホイールベース:2,565mm
車両重量:990~1,173kg
3シリーズ(1982年式)の主なグレード
・3シリーズ 316
・3シリーズ 318i
・3シリーズ 320i
・3シリーズ 323i
が設定されています。
また、初代ではグレードによりヘッドライトが2灯式、4灯式とわけられていましたが、2代目からは全グレードに4灯式ヘッドライトが搭載されるようになりました。
人気が高いグレード
1982年に発売された2代目3シリーズの主なグレード体系は、
・316
・318i
・320i
・323i
の4つです。
・320i
2代目の中で人気の中心となった「320i」は、BMWの代名詞ともいえる直列6気筒エンジンを搭載しているグレードです。このモデルはバブル景気に沸く日本で大ヒットしました。
320iは「六本木のカローラ」という異名がつくほど、六本木界隈で頻繫に目撃されていたようです。320iにはABSが採用されていたこともあり、BMWブランドの3シリーズとして日本市場での高い人気が生まれたといえます。
1990年式(平成2年式)の3代目3シリーズ セダン(CB25,CA18,B20,CB25,BF20,CB20,BE18,BJ25,BE18,CG18,CD28,BK28,CG19,BE19)の買取相場
3代目3シリーズは発売から25年~30年ほど経過しているため、買取価格を調査してもその情報はほとんどでてきません。そのため、買取価格は期待できないでしょう。走行距離が少なく、車のキズや汚れが少ないなどの状態が良ければ期待以上の価格で買い取ってもらえる可能性はあります。
1990年式(平成2年式)の3代目3シリーズ セダン(CB25,CA18,B20,CB25,BF20,CB20,BE18,BJ25,BE18,CG18,CD28,BK28,CG19,BE19)の特徴
モデルの概要
1990年に8年ぶりとなるフルモデルチェンジが行われました。そこで、誕生したのが3代目3シリーズです。
3代目はE36型と呼ばれ、それまでの3シリーズからデザインを大きく一新。AラインとCラインを大きく傾斜させることでクーペ指向のデザインへと変更し、伝統的な丸型4灯ヘッドライトも異形4灯ヘッドライトに変更されています。
エクステリアデザインは空力に配慮されたかたちとなり、全体的に角張ったデザインの2代目に対して、角を丸めたようなデザインへと進化しました。4ドアモデルでのプレスドア採用なども行われ、6気筒系エンジンには全モデルでDOHCエンジンが採用されています。
ボディサイズは居住性と衝突安全性を高めるために2代目3シリーズよりも大きくなりました。サスペンション形式は、フロントは先代同様のストラット式を踏襲する一方、リアはセミトレーリングアーム式からセントラルアーム(マルチリンク)式へと変更しています。
ボディサイズ(318i)
全長:4,435mm
全幅:1,695mm
全高:1,395mm
ホイールベース:2,700mm
車両重量:1,220kg
3シリーズ(1990年式)の主なグレード
・3シリーズ 316i
・3シリーズ 318i
・3シリーズ 320i
・3シリーズ 325i
が設定されています。
3代目3シリーズは、どのグレードもガソリンエンジン搭載モデルとなっています。1992年には、2代目3シリーズにあった2ドアセダンの後継として、2ドアクーペが追加されました。
翌1993年には、2ドアカブリオレがボディタイプに加わっています。また、1994年には新たなモデルとして3ドアハッチバックの小型モデル、3シリーズ・コンパクトも誕生しました。
3代目3シリーズはこれまでで最も幅広い種類のボディタイプを有し、モデルラインナップの多角化に成功しています。その中でもコンパクトモデルは、それまでの3シリーズにはなかった新たなデザインで好評を博したのです。大ヒットした2代目3シリーズに続き、3代目3シリーズの売り上げに大きく貢献しました。
人気が高いグレード
3代目3シリーズは、
・316i
・318i
・320i
・325i
の4つのグレードにわけられます。人気のグレードは以下の2つです。
・318iと320i
「318i」「320i」はボディデザインがこれまでと大きく異なっており、BMWがプレスドアを採用した初めてのモデルであったため注目を集めました。その結果、この世代の主力グレードとなったのです。
最上位グレードの「325i」ともなると、その価格は新車で500万円を超えてしまうことから、一般的なサラリーマンではそう簡単に手を出すことはできませんでした。その点、主力グレードである「318i」や「320i」では新車価格でも300万円代から400万円代となるため、一般的なサラリーマンでもちょっと頑張れば手の届く価格と言えます。
グレードが高い方が装備なども充実しているのは当然のことですが、搭載している装備と価格のバランスを考えると、コストパフォーマンスからみても「318i」や「320i」が人気のグレードになるのは当然のことだといえるでしょう。
1998年式(平成10年式)の4代目3シリーズ セダン(AM28,AL19,AM25,CG19,AM20,AM28,AV30,AV25,AV22,AY20,AT18,AU20)の特徴
この年代の3シリーズからは、買取価格の情報が出てくるようになります。
<年式:グレード:買取価格>
2004年式:318i:6万円~35万円
2004年式:320i:9万円~36万円
4代目の中でも2004年式の3シリーズでは、買取価格に30万円近く差が出てきます。この差の違いは走行距離、車の内外装などの状態などによるものでしょう。
1998年式(平成10年式)の4代目3シリーズ セダン(AM28,AL19,AM25,CG19,AM20,AM28,AV30,AV25,AV22,AY20,AT18,AU20)の特徴
モデルの概要
BMW3シリーズは1998年に8年ぶりとなる3度目のフルモデルチェンジを行いました。そして誕生したのが4代目となる3シリーズです。4代目の3シリーズはE46型と呼ばれ、その外観は3代目よりも曲線的なボディラインへと変貌しています。
3代目より全長・全幅・全高・ホイールベースともに若干拡大されました。サスペンションは、フロントが伝統の ストラット式サスペンションでリアは3代目のE36と同様にセントラルアーム(マルチリンク式サスペンション)式を採用しています。
ボディサイズ(320i)
全長:4,470mm
全幅:1,740mm
全高:1,415mm
ホイールベース:2,725mm
車両重量:1,440kg
3シリーズ(1998年式)の主なグレード
・3シリーズ 318i
・3シリーズ 320i
・3シリーズ 323i
・3シリーズ 328i
が設定されています。
以前のエンジンには、1本のカムシャフトで吸気バルブと排気バルブを駆動するSOHCが搭載されていました。しかし、「320i」以上のグレードは、直列6気筒DOHCエンジン搭載となっています。
このDOHCは現在の主流であり、ひとつのシリンダーブロック当たりカムシャフトを2本持っているのが特徴です。そうして2000年には、6気筒モデルのエンジンが新世代のM54系に刷新されました。
4代目3シリーズは、デュアルエアバッグやABSの他、横滑り防止装置とトラクションコントロールが採用されるなど、安全装備の強化が図られています。2002年のマイナーチェンジでは、セダンとツーリングのフロントマスクにフェイスリフトが行われ、ヘッドライト、バンパーなどを新しいデザインに変更しました。
4代目 3シリーズは、特にそのエクステリアに関して、BMWのセダンデザインを新たな視点から見直し、これによりこのシリーズは、今までで最も売れたモデルとなっています。
人気が高いグレード
4代目3シリーズのグレードは、
・318i
・320i
・323i
・328i
の4つがあります。人気のグレードは以下の2つです。
・318i
この「318i」は、4代目3シリーズの中ではベースとなるモデルです。4代目の4つあるグレードの中では唯一の直列4気筒エンジンを搭載しているという特徴があります。上位グレードに搭載されている直列6気筒エンジンには及ばないものの、こちらも静かでスムーズなエンジンとなっています。人気の理由はやはりコストパフォーマンスの良い新車価格で、最上位グレードの「328i」と比べると150万円程度の差があります。
・320i
「320i」の魅力は手頃な価格で、直列6気筒エンジン搭載モデルを手に入れることができるという点です。BMWの直列6気筒エンジンは、シルキーで滑らかということから「シルキーシックス」と呼ばれています。低回転でのトルクを重視しており、エンジン音にもこだわり官能的なサウンドを発するため、日本のみならず世界で高い評価を受けた人気のグレードです。
2005年式(平成17年式)の5代目3シリーズ セダン(AV22,VB30,VA20,BX20,VB25,VD30,WB25,WA20,VB23,VS35,WL35,VS25,VR20,VF25,WB35,UT25,US20,PH25,PG20G,KD20G,UV35,PM35,DX35,PG20)の買取相場
5代目の3シリーズの買取価格を見ていきましょう。
<年式:グレード:買取価格>
2005年式:320i:17万円~53万円
2005年式:325i:22万円~56万円
2011年式:320i:45万円~165万円
2011年式:325i:39万円~188万円
5代目3シリーズで人気のある320iと325iの買取相場を確認すると、同じグレードでも年式の新しいものでは、100万円以上の買取価格を期待できます。
2005年式(平成17年式)の5代目3シリーズ セダン(AV22,VB30,VA20,BX20,VB25,VD30,WB25,WA20,VB23,VS35,WL35,VS25,VR20,VF25,WB35,UT25,US20,PH25,PG20G,KD20G,UV35,PM35,DX35,PG20)の特徴
モデルの概要
2005年に7年ぶり通算4度目となるフルモデルチェンジを行ったBMW3シリーズですが、このフルモデルチェンジにより誕生したのが5代目3シリーズです。5代目3シリーズにはAV22,VB30,VA20,BX20,VB25,VD30,WB25,WA20,VB23,VS35,WL35,VS25,VR20,VF25,WB35,UT25,US20,PH25,PG20G,KD20G,UV35,PM35,DX35,PG20というような型式があります。4代目のAM28,AL19,AM25,CG19,AM20,AM28,AV30,AV25,AV22,AY20,AT18,AU20からさらにボディサイズを拡大し、後席の乗り心地を改善するとともに装備の充実を図りました。
先代となる4代目と比べて全長と全幅を拡大しています。フロントグリルのデザインを4気筒車の縦バーをブラックに、6気筒車の縦バーをクロムメッキにしたことにより、4気筒車と6気筒車の判別が可能となりました。サスペンション形式は、この5代目以降から、フロントは ダブルリンクのロアアームを持つストラットタイプに移行しています。そして、リアは過去にも採用された、インテグラルアーム式(5リンク)となりました。
ボディサイズ(320i)
全長:4,525mm
全幅:1,815mm
全高:1,425mm
ホイールベース:2,760mm
車両重量:1,460kg
3シリーズ(2012年式)の主なグレード
・3シリーズ 320i
・3シリーズ 323i
・3シリーズ 325i
・3シリーズ 330i
・3シリーズ 335i
が設定されています。
「320i」のみが直列4気筒エンジンで、それ以外のグレードは直列6気筒エンジンを搭載し、すべてガソリンエンジンモデルとなっています。また、2006年に登場した「335i」には、3.0L直列6気筒ターボエンジンが搭載されました。5代目3シリーズは装備面も充実しており、オートライトやオートワイパー、メモリー機能付き電動シートなどが装備されているのが特徴です。このように新しくなった5代目3シリーズはデザイン、パフォーマンス、ハンドリング、快適性、機能性などが評価され、2006年の「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。ボディ剛性のアップと車幅の拡大により、ハンドリングの安定度が増したことに加え、充実した装備とアクティブステアリングが魅力的な車となっています。
人気が高いグレード
5代目の3シリーズには、
・320i
・323i
・325i
・330i
・335i
といったグレードがあります。中でも人気のグレードは、以下の2つです。
・320i
「320i」は5代目3シリーズの中では、標準的なモデルとなっているのが特徴です。グレード上位のものは排気量が大きくなることや装備が充実するといった特徴がありますが、その分価格も高くなってしまうこともあります。その点、「320i」は日本仕様のトランスミッションにおいて、全車6速トルコン式ATが標準となっていましたが、このグレードのみ6速MTも用意されました。性能が良いのはもちろんのこと、手頃な価格であることが人気の要因になっています。
・325i
「325i」は、2.5L直列6気筒エンジンが搭載されているということが人気のポイント。この直列6気筒エンジンは直列4気筒エンジンに比べて振動が少なく、スピードの乗りがいいという特徴があります。このような理由から、「325i」は乗り心地やスピード感などにこだわる人たちから人気を集めています。
2012年式(平成24年式)の6代目3シリーズ セダン(8A20,8B30,8E15,8C20,8E20,3D20,8B20,3F30,3A20,3A30,3B20,3D20,KG35,KD20,KE25,3X30,3X28,3X20,8X20,8T20)の買取相場
6代目となる3シリーズの2013年式と2015年式の買取価格をご紹介します。
<年式:グレード:買取価格>
2013年式:320i M Sport:51万円~233万円
2013年式:320d M Sport:84万円~237万円
2015年式:320i M Sport:111万円~200万円
2015年式:320d M Sport:83万円~223万円
6代目3シリーズの320i M Sportと320d M Sportの平均買取相場を見てみると、販売から8年と経過年数も10年以下のため、先代の5代目から比べて高価での買取が期待できます。
2012年式(平成24年式)の6代目3シリーズ セダン(8A20,8B30,8E15,8C20,8E20,3D20,8B20,3F30,3A20,3A30,3B20,3D20,KG35,KD20,KE25,3X30,3X28,3X20,8X20,8T20)の特徴
モデルの概要
2012年の通算5度目となるフルモデルチェンジにより誕生したのが6代目となるBMW3シリーズです。6代目3シリーズのセダンは8A20,8B30,8E15,8C20,8E20,3D20,8B20,3F30,3A20,3A30,3B20,3D20,KG35,KD20,KE25,3X30,3X28,3X20,8X20,8T20があります。5代目3シリーズに比べて動力性能や燃費・環境性能、操縦安定性や快適性などが改善されたモデルです。
全長と全高が先代の5代目より、一回り拡大されています。さらにホイールベースが5代目より50mm延長されたことにより、室内空間も拡張されました。サスペンション形式は、5代目3シリーズと同様にフロントはダブルリンクのロアアームを持つストラットタイプで、リアはインテグラルアーム式(5リンク)となっています。
ボディサイズ(328i)
全長:4,625mm
全幅:1,800mm
全高:1,440mm
ホイールベース:2,810mm
車両重量:1,560kg
3シリーズ(2012年式)の主なグレード
・3シリーズ 328i
・3シリーズ 320i
・3シリーズ 320i xDrive320d
・3シリーズ 320i M Sport
・3シリーズ 320d M Sport
が設定されています。
この年代の3シリーズは、燃費の良さが特徴です。8速AT、アイドリングストップ機構、ブレーキ・エネルギー回生システム、電動パワーステアリングなどを採用していることから、10・15モード燃費は15.6km/Lとなっています。
さらに標準装備のドライビング・パフォーマンス・コントロールに「ECO PRO(エコ・プロ)モード」を設定したことにより、エンジンレスポンスやシフトタイミングが最適化されました。それとともに、エアコンなどの作動が効率的に制御され、燃料の消費量を抑制することにも成功しているのが特徴です。
また、ガソリンエンジンモデルのスポーツタイプである「320i M Sport」とディーゼルエンジンモデルのスポーツタイプの「320d M Sport」も加わった世代でもあります。
人気が高いグレード
6代目3シリーズは、
・328i
・320i
・320i xDrive
・320d
・320i M Sport
・320d M Sport
といったグレードがあります。中でも人気のグレードを2つ紹介します。
・320dと320d M Sport
この年代のグレードの中では、「320d」や「320d M Sport」といったディーゼルエンジンモデルのものに人気があります。その理由は購入時に自動車取得税が非課税となり、重量税が免税になる特典が受けられるからです。
今回のディーゼルエンジンは、アルミニウム合金製クランクケースをはじめとして、最新のコモンレールダイレクトインジェクション、可変ジオメトリー・ターボチャージャーなどのBMWの最新技術を投入。近年、自然環境に配慮するという観点からクリーンディーゼルエンジンが注目を浴びていることも人気の要因となっています。
価格は、「320d」の方が「320i」よりも25万円程度高くなっています。しかし、ディーゼルエンジンの方がガソリンエンジンよりも燃費がいいため、乗り続けることで差額分は埋められると考える人が多いことも人気の理由です。
2019年式(令和元年式)の7代目3シリーズ セダン(5F20,5U30,5X20,5V20,6K20,6N30,6L20)の買取相場
7代目は発売からまだ1年ほどしか経っておらず、買取相場に関するデータがほどんどありません。しかし、2015年式の「320i M Sport」が111万円~200万円ほどで買い取ってもらえることから、2019年式の「320i M Sport」ならそれ以上の価格で買い取ってもらえることは間違いないでしょう。それは「320d xDrive M Sport」など、他のグレードに関しても同様です。
2019年式(令和元年式)の7代目3シリーズ セダン(5F20,5U30,5X20,5V20,6K20,6N30,6L20)の特徴
モデルの概要
BMWの主力モデルとして大きく貢献してきたBMWの3シリーズも、今回のフルモデルチェンジで7代目となりました。7代目3シリーズは5F20,5U30,5X20,5V20,6K20,6N30,6L20があります。
スポーツセダンとしての乗り味の追求に加え、環境性能や安全性能の向上、さらに最新の運転支援技術やインフォテイメントシステムを搭載し、全面的に大きな進化を遂げました。
その最たるものが、国内モデルとしては初めて搭載された「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」です。これは一定の条件下でクルマがステアリング操作を自動的に行うことにより、ドライバーはステアリングから手を離したまま運転継続できるという機能となっています。
この機能の凄いところはステアリングだけでなく、アクセルやブレーキも自動的に操作できる点です。この機能によって先行車との車間距離を保ったまま、スムーズな追従走行を継続し、高速道路の渋滞時におけるドライバーへの負担を大幅に減らすことができます。
ボディサイズ(320i Standard)
全長:4,715mm
全幅:1,825mm
全高:1,440mm
ホイールベース:2,870mm
車両重量:1,560kg
3シリーズ(2019年式)の主なグレード
・3シリーズ 320i SE
・3シリーズ 320i Standard
・3シリーズ 320i M Sport
・3シリーズ 330i M Sport
・3シリーズ 320d xDrive
・3シリーズ 320d xDrive M Sport
が設定されています。
7代目の「320i」については、2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジンが搭載され、「320d」には2.0L直列4気筒ターボディーゼルエンジンが搭載されています。装備面では「320i SE」を除いたグレードには、アダプティブヘッドライトやハイビームアシスタント、運転支援装備のパーキング・アシスト、リバース・アシストなどを標準装備しているのが特徴です。
また、スマートフォンなどのワイヤレス充電機能や、マルチファンクション・ステアリングといったオーディオ操作が可能なボタンが装備されています。
人気が高いグレード
7代目には、
・320i SE
・320i Standard
・320i M Sport
・330i M Sport
・320d xDrive
・320d xDrive M Sport
といったグレードがあります。
・320i M Sport
320i M Sportでは、Mスポーツ・サスペンション、バリアブル・スポーツ・ステアリングといった装備で走行性能が向上しています。そのほかにも、18インチタイヤやMライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング790Mを搭載し、足回りに引き締まった印象を与えています。
そのほかにもエクステリアには専用デザインのバンパーやサイドスカートを使用したMエアロダイナミクス・パッケージによって走り、外観共にスポーティな印象となっていることが特徴です。このグレードが人気な理由はコストパフォーマンスにあります。
最上位グレードの330i M Sportの価格は644万円と320i M Sport(価格:594万円)よりも50万円高くなっています。しかし、320i M Sportのエンジンは330i M Sportにデチューンを加えたものとなっており、基本的には同じものを使用。このような点と、走りに特化した装備による高い走行性能によってコストパフォーマンスが良いことが人気の理由となっているようです。
走行距離による平均相場
車を買取業者に買い取ってもらう場合、走行距離は買取価格に大きな影響を与えます。走行距離が長くなればなるほど買取価格は下がる傾向にあり、それは人気車種であるBMWの3シリーズであっても例外ではありません。
ここでは2013年式の「320i M Sport」を買取業者に買い取ってもらう場合の平均買取価格についてご紹介します。
<年式:グレード走行距離:買取相場>
2013年式:320i M Sport:2万km:233万円
2013年式:320i M Sport:4万km:184万円
2013年式:320i M Sport:6万km:149万円
2013年式:320i M Sport:8万km:111万円
2013年式:320i M Sport:10万km:107万円
「320i M Sport」は人気の高いグレードであることから、走行距離に関わらず買取価格が高い傾向となっています。そのため、8~10万kmの距離を走行した車であっても、それほど買取価格が下がっていないことがわかります。
この結果はあくまでも平均買取価格であるため、車の状態などによってこの価格よりも高くなる場合もあれば低くなる場合もあるでしょう。
ボディーカラーによる買取価格の比較
走行距離と同様に、ボディカラーもまた買取価格に大きな影響を与える材料のひとつです。BMW3シリーズで人気のボディカラーは、ベースがホワイトやブラック、シルバーといったカラーとなっています。
これは日本のみならず、世界の他の国々でも同様です。ここではBMW3シリーズのカラー別の平均の買取価格についてご紹介していきます。
<ボディカラー:買取相場>
アルピン・ホワイト:148万円
ブラック・サファイア:137万円
ミネラル・グレー:135万円:
メルボルン・レッド:110万円
この結果の通り、ボディカラーはホワイトがベースの「アルピン・ホワイト」、ブラックがベースの「ブラック・サファイア」などのカラーで高い買取価格を期待できます。続いて、ミネラル・グレーやメルボルン・レッドといったボディカラーも人気があります。
ほかの車種同様に、BMW3シリーズでもホワイトやブラックといったカラーがベースとなるボディカラーは高い価格での買い取りが見込めると言えるでしょう。
下取り価格と買取査定額との比較
BMW3シリーズ セダンは輸入車であるため、下取り価格は不明です。そのため、こちらでは年式とグレード、平均買取査定額の3つをご紹介します。今回ご紹介するのは、2013年式と2015年式の「320i M Sport」と「320d M Sport」 の平均買取査定額です。
<年式:グレード:下取り価格:平均買取査定額>
2013年式:320i M Sport:不明:184万円
2013年式:320d M Sport:不明:183 万円
2015年式:320i M Sport:不明:186万円
2015年式:320d M Sport:不明:192 万円
この2つのグレードは3シリーズ セダンの中でも人気があり、いずれのモデルも新車で購入すると550万円前後の価格となっています。日本では中古輸入車の需要が少ないため、下取り価格だけでなく、買取査定額も低くなってしまう傾向にありますが、そんな中にあっても上記モデルの平均買取査定額は高い部類に入るでしょう。
買取査定をする場合は、複数の業者、もしくは輸入車に強い買取業者に依頼するのがポイントです。また、BMWのディーラー下取りでも新車購入から3年以内に売る場合や、BMWの別の車種に買い替える場合などは車の状態などにもよりますが、高い価格での買い取りが期待できることもあります。
まとめ
1975年に誕生したBMW3シリーズ セダンは、現在のモデルが7代目となる人気の輸入車で、発売から45年を経過した今でもその人気が衰えることはありません。そんな人気の輸入車であるBMW3シリーズ セダンを高く買い取ってもらうためのポイントは以下の4つです。
・「320d」や「320d M Sport」といったグレードに注目
・人気のボディカラーはブラック・サファイアやアルピン・ホワイト
・電動パノラマ・ガラス・サンルーフなどの機能がついていると査定額UPにつながることも
・整備手帳の有無
この他にも、3シリーズ セダンの買い取りを依頼する前に内装・外装をできる限り、掃除してきれいにしておくといったようなポイントもあります。
3シリーズ セダンを高く買い取ってもらうためには、上記で挙げたポイントをしっかり押さえておくことが大切です。今回ご紹介したポイントをふまえて、あなたの3シリーズ セダンの査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

中古車の買取り、査定に関してのエキスパート集団です。
車を高く買い取ってもらうコツや下取り、売却手続きに関する様々な疑問にお答えしていきます。
BMW 3シリーズ(令和7(2025)年3月)カタログ・スペック情報(現行モデル)
ボディタイプ | ワゴン |
---|---|
ドア数 | 5ドア |
乗員定員 | 5名 |
型式 | 3BA-6N30 |
全長×全幅×全高 | 4725x1825x1450mm |
ホイールベース | 2850mm |
---|---|
トレッド前/後 | 1580/1570mm |
室内長×室内幅×室内高 | ----x----x----mm |
車両重量 | 1810kg |

BMW 3シリーズ の他グレード詳細
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