青森県の車査定・車買取店一覧

青森県の特徴

47の都道府県がある日本。それぞれの地域で気温や気候、道路の広さなどが異なります。各都道府県の特徴について、人口や自然·産業などの側面から改めて確認しておくことで、車の買取を考える際の参考にできるかもしれません。今回は、青森県の自家用車普及率、駐車場事情やガソリン代、買取相場ランキングなどをご紹介します。

■人口、世帯数、平均所得
本州の都府県としては、日本最北端に位置する青森県。全国で第8位の県土面積である約96万haを誇っており、県西部に位置する日本海側の津軽地方と、県東部に位置する太平洋側の南部地方の2つの地域に区分されています。そんな青森県の人口は、自治体のホームページで確認したところ、121万9,220人（2021年12月1日時点）。世帯数は、51万943世帯（2020年12月末時点）となっていました。

また、政府の統計ポータルサイトe-Statで確認したところ、一人あたりの道民所得は年額240万円となっています。共同住宅数が10万7,000戸以上あるのに対し、一戸建住宅は37万7,000戸以上と、一戸建住宅がかなり多いことがわかりました。

第一種運転普通免許取得者数は10万537人（2016年時点）です。47都道府県を対象にしたランキングを見てみると、保有者総数では第32位とわりと下位の部類に入るようです。自家用車での通勤通学は全国第28位と、日本全体では中間に位置しています。

■地理的特性や気候
青森県の中央部には奥羽山脈があり、西側が津軽地方、東側が南部地方（三八、上北、下北）に分けられ、エリアによって気候や文化などに違いがあります。気候面での特徴としては、県内全域が豪雪地帯に指定されており、そのうちの一部は特別豪雪地帯に指定されています。また、年間の雪日数は111日間で北海道に次ぐ全国2位（2019年度データ）となっており、積雪量もかなり多いです。

■道路事情
青森県内の高速道路は、東北自動車道、八戸自動車道ならびに青森自動車道があります。主な国道は、福島市を通り東京都中央区までつながる国道4号、新潟市に至る国道7号、太平洋沿岸をとおり仙台市に至る国道45号などです。比較的広い道路が多い一方で、山の土地を開拓して作られた町が多いため、坂が多い箇所もあります。道路の平均交通量は、47都道府県中44位と下位に位置しています。

■産業別就業者数
2015年度の青森産業別事業者数の割合は、第1次産業7万5,300人、第2次産業12万4,032人、第3次産業40万7,587人となっており、第3次産業が圧倒的に多いです。

第3次産業の中でも、卸売業·小売業の割合が最も多く、9万7,000人以上となっています。スーパーなどへの納入業者など、自動車を利用する業種も多いようです。

青森県の自家用車普及率

■100世帯あたり自動車保有台数ランキング
100世帯あたりの自動車保有台数は122.5台となっており、青森県は47都道府県中32位でした。これは全国平均の104.3台を上回る結果となっていて、全国最下位になる東京都の42.4台よりも2倍以上多い値となっています。しかし、東北6県で比較して見ると100世帯あたりの保有台数は最も少ない結果となっているようです。

出典）
一般社団法人日本自動車工業会　保有台数ランキング

■県全体の自動車保有台数
軽自動車や貨物車、二輪車なども全て合わせた青森県全体の自動車保有台数としては、2021年3月末時点で100万3,353台という数値が公表されていました。これは、全国合計の約1.2%を占めています。一方、東北6県で比較すると、福島県、宮城県、岩手県に次ぐ4番手となるため、そこまで保有率は多いわけではないようです。

出典）
日本自動車整備振興会連合会　都道府県別·車種別自動車保有台数

■EV保有台数
青森県内でEVを取得した際に補助金を交付した台数としては、2009年度から2019年度までの10年間での合計は660台となっていました。2009年はわずか16台しかなかったEVですが、2011年から2014年までの4年間は60～80台で推移しているようです。ほかの地域と比べて大幅に増えているわけではないですが、2017年以降は80台前後をキープするなど、青森県も少しずつ増加傾向にあるのかもしれません。世界規模で脱ガソリン車とディーゼル車を目指しているので、EV保有台数は今後も増加していくでしょう。

出典）
一般財団法人次世代自動車復興センター

青森県の駐車場事情とガソリン代

青森県における駐車場事情やガソリン代などの維持経費の相場など、車を所有する上で気になる点を確認しておきましょう。

■駐車場
国土交通省公表の「都道府県別駐車場数」のデータによれば、青森県内に整備されている駐車場は458箇所、駐車可能台数は4万1,232台あります（令和2年3月末時点）。また、コインパーキングに関しては250箇所（2015年時点）に設置。車室数で見ると7,770車室となるようです。

出典）
一般社団法人日本パーキングビジネス協会 コイン式自動車駐車場市場に関する 『コイン式自動車駐車場市場に関する実態分析調査2015版 』

■ガソリン代（レギュラー、ハイオク、軽油）
青森県内における燃料代の平均ですが、経済産業省の石油製品価格調査によると1Lあたりの単価として以下の数値（2021年12月20日時点）が公表されています。

レギュラー：160.9円
ハイオク：171.9円
軽油：142.4円

ちなみに全国平均はそれぞれ、以下のとおりです。
レギュラー：165.1円
ハイオク：175.9円
軽油：145.1円

青森県内のガソリン代は、全国平均と比べてやや安い傾向にあるといえるでしょう。

青森県の買取り相場検索ランキング

自動車の買取額をある程度把握するため、査定依頼前に相場をあらかじめ検索しておくユーザーも少なくありません。青森県内で買取相場の検索回数が多いモデルとしては、以下のデータがあります。

1　レガシィB4　スバル 　4.34%
2　プリウス　トヨタ　3.20%
3　アクア　トヨタ　2.74%
4　タント　ダイハツ　2.18%
5　ムーヴ　ダイハツ　1.77%
6　ノア　トヨタ　1.77%
7　ヴェルファイア　トヨタ　1.62%
8　ワゴンR　スズキ　1.54%
9　アルファード　トヨタ　1.48%
10　ヴォクシー　トヨタ　1.41%

このうち、1位から5位までのモデルの特徴や買取額を影響する要素となる中古車価格の相場を見ていきましょう。

■メーカー
スバル

■車種概要
レガシィのスポーツセダンモデルのことをレガシィB4と呼びます。スバル独自のさまざまな機構を搭載したほか、質の高い安定した走行性能を誇る一台として有名です。レガシィの2代目に独立車種として設定され、6代目まで設定され続けていましたが、2020年6月に販売が終了しました。

■装備
レガシィB4には、スバルの運転支援システムであるアイサイトが搭載されています。このシステム独自のステレオカメラで、前方の車両はもちろん、自転車や歩行者に対しても減速制御が動作し、衝突回避の可能性が向上するなど、安全性能が優れているのが特徴です。また、レガシィB4はインテリアの高級感にも定評があり、本革を使用したステアリングやシフトノブ、メタル調やピアノブラック調のインパネなど重厚感のある室内に仕上がっています。

■買取価格相場
3万円～245万円（全国平均）

■メーカー
トヨタ

■車種概要
プリウスは、世界初の量産ハイブリッド専用車として、1997年にデビューしました。現在は4代目となりますが、この世代からタイム4WD（電気式4輪駆動方式E-Four）が設定されています。これにより、雪道などの道でも発進をアシストしてくれるため、安定した走りを実現しているのが特徴です。

■装備
最新モデルのプリウスの装備でひときわ目を引くのが、「縦型11.6インチの大型ディスプレイ」です。ナビゲーションの操作はもちろん、エアコンの操作なども可能となりました。フルHDの鮮明な画面で、スマートフォンと同様に直感的な操作ができるのが特徴。また、トヨタのコネクティッドサービスであるT-Connectを活用すれば、24時間対応のオペレーターサービスを受けることができます。

■買取価格相場
3万2,000円～262万1,000円（全国平均）

■メーカー
トヨタ

■車種概要
アクアは2011年にデビューした、5ナンバーサイズのハイブリッド専用のコンパクトカーです。2021年にフルモデルチェンジを行い、2代目となりました。通常モデルに加え、クロスオーバースタイルのグレードやToyota Gazoo Racing Factoryが展開するコンプリートカーのG'sなども用意されています。

■装備
アクアの最新型では、バイポーラ型ニッケル水素電池が世界で初めて採用されています。これは従来型のニッケル水素電池に比べ出力が約2倍に向上したほか、アクセル操作の応答性が向上し、スムーズな加速が可能となりました。また、安全装備も最新型のToyota Safety Senseが標準装備されています。

■中古車価格相場
15万1,000円～180万4,000円（全国平均）

■メーカー
ダイハツ

■車種概要
タントは、軽自動車のスーパーハイトワゴンです。全高が1,700mmを超え、後席は両側スライドドアにすることで、軽自動車としては圧倒的な室内空間と乗降性を備えた車となっています。2003年に初代がデビューしたあと、モデルチェンジを重ね、現在は4代目となりました。グレードは大きく分けて、通常のベースグレードと、ドレスアップ仕様のカスタムの2種類が設定されています。

■装備
発売当初より、フルタイム4WDも選択でき、雪の多い地域でも安心して運転のできる軽自動車です。現行型の「カスタム」など一部グレードには電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能、コーナリングトレースアシストを標準装備するなど先進安全機能が充実しています。

■買取価格相場
3万3,000円～165万5,000円（全国平均）

■メーカー
ダイハツ

■車種概要
ムーヴはダイハツの代表的車種で、軽自動車のトールワゴン車です。1995年に初代が誕生し、現在は6代目となるモデルが販売されています。いわゆるノーマルモデルのムーヴとスポーティーモデルであるムーヴ カスタムの2機種に大別されているのが特徴。先代の5代目まではバックドアが横開き式という特徴がありましたが、現行の6代目からは、一般的な跳ね上げ式に変更されました。

■装備
ムーヴの場合、特にカスタムグレードはインテリアの質感も高く、軽自動車らしからぬ満足感が得られるモデルとなっています。安全装備も充実しており、最新モデルではパノラマモニター対応カメラを標準装備したモデルも登場しました。そのほか、事故の回避や被害軽減をサポートするスマートアシストⅢも一部グレードに搭載されています。

■買取価格相場
3万3,000円～131万1,000円（全国平均）