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更新日:2021.11.10 / 掲載日:2018.11.19

トヨタルーミーとタンクの燃費・排気量や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

トヨタルーミーとタンクの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回はトヨタの人気機種ルーミー(ROOMY)Xと、 同じくトヨタの人気機種タンク(TANK)G-Tを徹底比較したいと思います。 ともにトヨタを代表する1Lエンジン搭載のコンパクトなミニバンタイプの人気車種。ルーミーはカローラ店、タンクはトヨペット店とネッツ店での扱いになります。 果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

2018年11月1日に一部改良を実施。新型ルーミー&タンクの主な変更点

  • ルーミー 特別仕様車 G“Cozy Edition”の画像

    ルーミー 特別仕様車 G“Cozy Edition”(ファイアークォーツレッドメタリック)

  • タンク 特別仕様車 G“Cozy Edition”の画像

    タンク 特別仕様車 G“Cozy Edition”(プラムブラウンクリスタルマイカ)

比較の前に、まず11月1日の一部改良の内容について触れておきます。ルーミー&タンクにはもともと、自動ブレーキなどがセットとなった安全運転支援システム「スマートアシストII」が標準装備されていました。 今回の改良で、歩行者も検知して働く衝突回避支援ブレーキ機能や、夜間でも歩行者を早期発見しやすくなるオートハイビームなどが装備された「スマートアシストIII」へと進化しました。また、障害物を検知して警告音で知らせるコーナーセンサー(フロント4個、リア4個)も新たに標準装備としています。 【タンク】衝突警報機能(対車両・対歩行者)/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者) 【タンク】誤発進抑制制御機能(前方・後方) 【タンク】車線逸脱警報機能 【タンク】オートハイビーム 【タンク】先行車発進お知らせ機能 ボディカラーには新色「ファイアークォーツレッドメタリック」が加わりました。 また、撥水シートを採用し機能装備や快適装備を充実させた特別仕様車「Gコージーエディション」も設定されました。

ルーミーとタンクの違いを比較:サイズ(全長×全幅×全高)

はじめに2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。 ■トヨタ ルーミー(ROOMY)X 全長×全幅×全高 3700×1670×1735mm ■トヨタ タンク(TANK)G-T 全長×全幅×全高 3700×1670×1735mm 両車は販売店系列の異なるトヨタの兄弟車です。 ボディタイプはコンパクトな5ドアミニバンタイプです。 ともに3.7mと4mを切る全長ながら、 やや背の高いスペースユーティリティに優れた5ナンバー登録車です。 ルーミーは「品格と艶やかさ」をテーマに、 大きなメッキグリルを配し豪華さを表現したフロントグリル、 タンクは「ダイナミックさとアグレッシブさ」をテーマに、 シャープなヘッドランプと水平基調のスタイリッシュなフロントグリルがデザインの違いです。 ともにダイハツ トールのOEM車です。ちなみにトールはスバルにも供給されており、ジャスティという名前で販売されています。

ルーミーとタンクの違いを比較:タイヤサイズ

■トヨタ ルーミー(ROOMY)X (前)165/65R14 (後)165/65R14 ■トヨタ タンク(TANK)G-T (前)165/65R14 (後)165/65R14 ともに14インチ径の同じ規格のタイヤを標準装備しています。 経済性と乗り心地のバランスに優れた設定と言えるでしょう。

ルーミーとタンクの違いを比較:乗車定員

■トヨタ ルーミー(ROOMY)X 5名 ■トヨタ タンク(TANK)G-T 5名 両車ともに、5名の乗車定員です。

ルーミーとタンクの違いを比較:維持費(燃費・排気量)

■トヨタ ルーミー(ROOMY)X JC08モード燃費:24.6km/リットル 排気量:996cc 最高出力:69ps(51kW)/6000rpm 最大トルク:9.4kg・m(92N・m)/4400rpm 使用燃料:無鉛レギュラーガソリン 車両重量:1070kg ■トヨタ タンク(TANK)G-T JC08モード燃費:21.8km/リットル 排気量:996cc 最高出力:98ps(72kW)/6000rpm 最大トルク:14.3kg・m(140N・m)/2400~4000rpm 使用燃料:無鉛レギュラーガソリン 車両重量:1100kg 駆動方式はともにFFです。 両車は同じ1.0L 直列3気筒エンジンをベースとしながら、 タンクG-Tはインタークーラー付きターボエンジンを搭載しています。 燃費はルーミーの方が2.8km/リットル優れた数値となっています。 これはルーミーの方は燃費効率に優れる自然吸気エンジンを搭載している点が、 主に起因していると言えるでしょう。 しかしながら、両車ともに最新のアイドリングストップ機構を備え、 優れた燃費性能を実現しています。 自動車税はともに年間29,500円で、懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。 ※自動車税は2017年2月時点で参照したものとなります。

ルーミーとタンクの違いを比較:室内

■トヨタ ルーミー(ROOMY)X 室内長×室内幅×室内高 2180×1480×1355mm ■トヨタ タンク(TANK)G-T 室内長×室内幅×室内高 2180×1480×1355mm 両車の室内サイズは全方向とも同じ寸法です。 ともにコンパクトなエンジンレイアウトとトールボディ、低床フロアを活かし、 ヘッドクリアランスと後席の足元に十分な余裕を確保し、明るく広い室内空間が自慢です。 また、便利なパワースライドドア、 前後左右へ自由にアクセスできるウォークスルーフロントシート、分割可倒式リアシートを備え、 小さなお子さんやお年寄りのいるファミリーにとって使い勝手の良い、 高い実用性と利便性を持ち合わせています。 なお、タンク、ルーミーともにX“S”、Xは助手席側のみパワースライドドアで、他のグレードは両側パワースライドドアを備えています。

ルーミーとタンクの違いを比較:新車価格

■トヨタ ルーミー(ROOMY)X 1,463,400円 ■トヨタ タンク(TANK)G-T 1,803,600円 ※2004年4月以降の発売車種につきましては、 車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

ルーミーとタンクの違いを比較:乗り心地

ルーミーの走りのイメージ画像
タンクの走りのイメージ画像
両車はトヨタの兄弟車ですが、搭載するエンジン特性から乗り味や走破性に違いがあります。 ■トヨタ ルーミー(ROOMY)X 高圧縮型の1.0L 3気筒エンジンは、 自然吸気ながら余裕のある走行性能とスムーズな走行フィールを提供します。 ややスポーティな形状ながら、手触りの良いファブリックシートと、 当たりのソフトなやや偏平率の高いタイヤを備えた足周りとのマッチングにより、 ゆったりとした乗り心地を実現しています。 静粛性の高いキャビンは、日常の市街地走行からファミリードライブまで、 優れた居住性と居心地の良い室内空間を実現しています。 ■トヨタ タンク(TANK)G-T 搭載する1.0L 3気筒インタークーラー付きターボは、 さまざまな走行状況でもストレスを感じさせない、 レスポンスと力強いパフォーマンスを提供します。 リヤにもスタビライザーを装着しながらも、決して足周りを硬めずに、 日常走行の乗り心地を重視した設定と言えるでしょう。 パッセンジャーがリラックスできる快適な乗り心地と、 パワフルな走行性能のバランスを考慮した優れたパッケージデザインです。

ルーミーとタンクの違いを比較:操作性

運転席からの視界のイメージ画像
最小回転半径はともに4.6mです。 5ナンバー登録車で全長4mを切るコンパクトなボディサイズと、 装着される細身のタイヤ幅により、優れた小回り性能を誇ります。 運転席からの視界の良さと相まって、市街地でのすれ違い、車庫入れ、縦列駐車など、 初心者の方でも運転しやすいと感じる操作性の良さが特徴です。

ルーミーとタンクの違いを比較:ターゲット層

両車はともに、若いファミリー層の方をターゲットにした高い経済性と実用性を持つ、 5ナンバー登録のコンパクトボディが特徴のミニバンタイプの2台です。 ■トヨタ ルーミー(ROOMY)X ルーミーとタンクは販売店系列の異なるトヨタの兄弟車です。 「品格と艶やかさ」をテーマに大きなメッキグリルを配し、 よりアッパークラスを意識し豪華さを表現したフロントグリルが特徴です。 燃費性能に優れたロングストローク型1.0L 3気筒自然吸気エンジンと、 スムーズでメリハリのある走りを可能にするCVTの組み合わせにより、 余裕のある安心感の高い走りを提供します。 細身ながら空気量のたっぷりしたタイヤとソフトな足周りのバランスも良く、 トールボディながら揺すられる感じもなく、リラックスできる快適な乗り心地を提供しています。 軽自動車並みの小回りのきくコンパクトなボディは見切りも良く、 市街地のすれ違いや車庫入れ、縦列駐車など運転のしやすさが特徴です。 使い勝手の良いシートアレンジ、乗降性に優れる低床フロアと助手席側パワースライドドア、 2018年11月1日の一部改良により、先進の衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載し、さらに安全性能が高まりました。 身近な移動を軽快にアシストする車として若いファミリー層の方々へおすすめです。
■トヨタ タンク(TANK)G-T タンクは「ダイナミックさとアグレッシブさ」をテーマにデザインされ、 シャープなヘッドランプと水平基調のスタイリッシュなフロントグリルを持つ、 スタイリッシュなデザインが特徴です。 1.0L 3気筒インタークーラー付きターボエンジンを搭載し、 市街地走行から高速走行まで、トルクフルでパワフルな走行性能を提供します。 しかしながら、本モデルは決して足周りを硬めることなく、スタビライザーの装備にとどめ、 日常の使い勝手と走行安定性のバランスを重視した優れたパッケージデザインです。 乗降性に優れた両側パワースライドドア、 多彩なシートレイアウトを可能にする分割可倒式リアシート、 前後左右にアクセス可能なウォークスルーフロントシート、 低床フロア採用し広く明るい室内空間と相まって、実用性と利便性に優れたモデルです。 タンクもルーミート同様に先進の衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載し、安全性能を向上させています。 パワフルで卓越した走行フィールを実現するターボエンジンと相まって、 アクティブなライフスタイルの若いファミリー層へおすすめです。

ルーミーとタンクの違いを比較:外観

  • トヨタ ルーミー(ROOMY)X

    goo-net編集チーム

    トヨタ ルーミー(ROOMY)X

  • トヨタ タンク(TANK)G-T

    goo-net編集チーム

    トヨタ タンク(TANK)G-T

ルーミーとタンクの違いを比較:グレードと価格

ルーミー・タンクの価格表の画像
新型ルーミー&タンクの価格は上記の通りとなります。 特別仕様車G“Cozy Edition”は、ルーミーならびにタンクの「G」をベースとし、撥水機能付の専用シート表皮(ファブリック)をはじめ、快適性や機能性を向上させる装備を付けた魅力ある仕様となっています。

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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