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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2017.12.01
レクサス、スポーツクーペ「RC」「RC F」の一部仕様を変更
一部仕様を変更した「RC350 “version L”」
トヨタの高級車ブランド・レクサスは11月30日、スポーツクーペ「RC」「RC F」の一部仕様を変更するとともに、特別仕様車「F SPORT Prime Black」を設定した。今回の仕様変更は、各種運転支援機能をセットにした予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」を全車に標準装備としている。これは、歩行者検知機能付衝突回避支援タイプの「プリクラッシュセーフティシステム」、車線逸脱による事故の発生を予防する「レーンディパーチャーアラート」(ステアリング制御機能付)、ヘッドライトのハイ・ロービームを自動的に切り替える「オートマチックハイビーム」、先行車両がいる場合でも一定の車間距離を保ちながら追従走行できる「レーダークルーズコントロール」(ブレーキ制御付)などがセットになり、安全性能を高めている。
各種運転支援機能をセットにした予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」を全車に標準装備
センターコンソールに設定しているナビディスプレイは、10.3インチに拡大。一部のグレードに標準装備している「SPORT S+」などのモードを用意する「ドライブモードセレクトスイッチ」に、パワートレーン、シャシー、エアコンなどの設定を自分好みに変更できる「CUSTOM」を新たに追加する。
RC350で採用する3.5リッターV型6気筒直噴エンジンは、これまでの「2GR-FSE」型から「2GR-FKS」型にスイッチ。最高出力234kW(318PS)、最大トルク380Nmという数値をそのままに、JC08モード燃費を9.8km/lから10.2km/lに向上させている。また、レクサス車のターボエンジンラインアップが充実してきたことを受け、2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジン搭載車のグレード名を「RC200t」から「RC300」に変更している。
LEXUS RC F
「ブラインドスポットモニター」を採用した「RC F」
V型8気筒エンジンを搭載するRC Fは、ドアミラー内にあるインジケーターの発光で後側方にいる車両などの存在をドライバーに知らせる「ブラインドスポットモニター」、駐車場などで後退出庫するときなどにリア側の左右から接近する車両などを検知してドライバーに知らせる「リヤクロストラフィックアラート」を標準装備。ボディカラーは新色「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」を追加して全8色のラインナップとしている。
メーカー希望小売価格は、RCが530万円~690万2,000円(税込)、RC Fが982万4,000円~1,059万4,000円(税込)
LEXUS RC350 F SPORT Prime Black
特別仕様車の「RC350 F SPORT Prime Black」
特別仕様車のF SPORT Prime Blackは、RCの「F SPORT」がベースモデル。発売は、2018年2月1日になる。ボディカラーに「グラファイトブラックガラスフレーク」を採用し、インテリアカラーには専用の「ブラック&オレンジステッチ」を採用。ブラックを基調とした内外装のコーディネートが特徴となる。
エクステリアは、漆黒メッキのスピンドルグリルフレーム、ブラックステンレスのウィンドウモール、マットクリア塗装の19インチアルミホイールなどを装備。インテリアは、ステアリングホイールやドアトリムなどに装着される本杢加飾を、職人が1つずつ墨色に仕上げたパーツに変更。引き締まったブラックによってRCのスポーティさを演出する。
F SPORT Prime Blackのメーカー希望小売価格は、610万円~708万円(税込)