マツダ、初代｢ロードスター｣のレストアサービスを開始

マツダは12月13日、初代｢ロードスター｣(NAモデル)を対象としたレストアサービスの受付をWebサイトで開始した。ロードスターの初代モデルが発売されたのは1989年9月。国内で約12万台が販売され、発売から28年が経過した2017年現在でも、約2万3000台が走行しているという。今回のレストアサービスは、初代ロードスターに今後も乗り続けられる環境作りを目的としたものだ。

具体的には、マツダが車両を預かり、オリジナルに近い状態までリフレッシュを施すというもの。車両のコンディションやオーナー個別の要望に合わせて、担当者がオーナーと面談してからサービス内容を決定し作業を進める。

また、現在は供給が終了している一部のパーツを復刻させることも行う。トレッドパターンを再現して乗り味にこだわったブリヂストン製タイヤ｢SF325｣(185/60 R14)、バックウィンドウを開放できるスタイルのビニール生地ソフトトップ、NARDI製ウッドステアリング＆シフトノブの4点のほか、約150点の復刻部品を2018年1月から販売する。今後も生産終了部品の再供給について、検討を進めていく方針。

なお、レストアサービス開始にあたり、事前説明会では600名以上から申込があり、ロードスターのオーナーは、このサービスに期待を寄せているようだ。