中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.06
アウディ2代目TTクーペ 日本初お披露目!
日本初お披露目
【本記事は2006年11月にベストカーに掲載された記事となります。】98年にデビューした初代アウディTTクーペから8年、2代目に進化したTTクーペが9月21日、オープン前の国立新美術館にて、日本初お披露目となった。予約受注は7月12日から始まり、発売は10月21日。
全体的にクオリティアップ
フレームは69%のアルミとスチールによるハイブリッド構造でボディシェルは140kgがアルミ、66kgがスチール
初代TTクーペはVWニュービートルにも関わったF・トーマス氏によるもので、円と曲線の幾何学的なデザインでセンセーショナルを巻き起こした。2代目TTクーペはその初代TTクーペのデザインを踏襲しつつ、最新アウディのアイデンティティであるシングルフレームグリルや新開発のアルミとスチールを組み合わせたアウディスペースフレームを採用し、全体的にクオリティアップしているのが特徴だ。ボディサイズは初代に比べ全長が120mm長く全幅が75mm広く、全高が20mm高くなった全長4180×全幅1840×全高1390mm。空気抵抗のCD値は初代の0.34から0.30に向上。リアには120km/hになると立ち上がり、80km/hになると格納される電動リアスポイラーが装着されている。
なかなかカッコいい
円と曲線をモチーフに1920年代のバウハウススタイルを踏襲したシンプルさがセンセーショナルだった初代TTクーペのデザインを受け継ぎながら、よりスタイリッシュにし、クオリティを向上。そして新開発のアルミとスチールのアウディスペースフレームなど最新技術を投入したのが2代目TTクーペ。価格は2.0TFSIが440万円、3.2クワトロが574万円。全車6速Sトロニック
正直、写真で見た時には初代TTクーペのデザインに比べると2代目は少しイマイチと思っていた。しかし実際に会場で見ると先代TTよりも伸びやかになりボディサイドなど面の抑揚がつき、クオリティが高く、なかなかカッコよかった。
ラインアップは4種
ラインアップは200psの2L、直4ターボを搭載するFFの2.0T FSI(440万円)と250ps、3.2L V6の3.2クワトロ(4WD/574万円)。いずれも2ペダルMTのDSG(ダイレクトシフトギアボックス)、6速Sトロニックが組み合わせられる。