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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.06

SUVを超えるスポーツ感覚!! 新感覚スペシャルティ! 全車2.3Lターボ搭載 CX-7

新感覚スペシャルティカー

全車2.3Lターボ搭 標準グレード=306万円(FF) 332万円(4WD) クルージング=340万円(FF) パッケージ366万円(4WD) 全車HDDカーナビ標準装備であることに注目!!

全車2.3Lターボ搭 標準グレード=306万円(FF) 332万円(4WD) クルージング=340万円(FF) パッケージ366万円(4WD) 全車HDDカーナビ標準装備であることに注目!!

【本記事は2006年12月にベストカーに掲載された記事となります。】SUVというのともちょっと違うような……、新感覚スペシャルティカーと呼びたくなるクルマがデビューする。マツダCX-7だ。CX-7が正式にデビューするのは12月19日。でも、すでに11月1日には価格が発表されて予約も受け付けを開始している。ってことは、もはやデビューしている、ということではないんでしょうか!?CX-7は全車MPVに搭載される直列4気筒2.3Lターボエンジンを搭載。標準グレードと装備を充実させた「クルージングパッケージ」の2タイプのグレードが設定され、それぞれにFFと4WDが用意されている。クルージングパッケージで追加装着されるのは以下。・プリクラッシュセーフティ+レーダークルーズコントロール・オートライト・レインセンサーワイパー・本革シート・運転席パワーシート・前席シートヒーター・キーレスエントリーなど。

直接のライバルはハリアーやムラーノあたり

価格は標準グレードFFが306万円、4WDが332万円、クルージングパッケージのFFが340万円、4WDが366万円となっている。ボトムは300万円を切ってくるかと思ったけど、ギリギリ300万円超えとなってしまった。しかし理由があった。CX-7は全車HDDカーナビ、サイドモニター、バックモニターなどが標準装備となっているので実質25万円程度安く考えていいだろう。直接のライバルはハリアーやムラーノあたりとなってくると思うのだが、ハリアーは350GのFFが319万2000円、240GのFFだと266万6700円、ムラーノは350XVのFFが347万1300円、250Xだと289万3800円という価格だが、ナビは標準装備されずオプション。HDDナビはムラーノが19万4700円、ハリアーが35万3850円のオプションとなる。3.5Lなみの動力性能を誇る2.3Lターボを搭載するCX-7としては、ライバルの3.5L、V6よりはお買い得で、直4の2.4Lと実質的にはほぼ同等。絶妙な設定だというところか。

超スタイリッシュ!!

CX-7の日本デビューは12月19日。が、11月1日より予約が開始され、価格も発表されている

CX-7の日本デビューは12月19日。が、11月1日より予約が開始され、価格も発表されている

・超スタイリッシュ!!パッと見た瞬間「おっ、カッコいい!!」。素直にうれしくなってくる。RX-8を思い出させるフロントフェンダーの張り出しとエンジンフードの段差がなんともスタイリッシュ。フロントマスクを低い位置から見ていると、RX-8に見えてきた。ボディサイズは全長4680mm、全幅1870mm、全高1645mm。全長はハリアーよりも55mm短く、全幅は25mm広く、全高は35mm低いのがCX-7のボディサイズ。SUVのくせに広くて低いのがCX-7なのである。背が低いとは言ってもそれは「SUVとしては」ということで、室内高は1225mmあり、ハリアーの1210mmよりも高いほど(ムラーノは1265mmある)。実際に乗った国沢光宏氏も「特に室内が低いということはない。もともと北米をメインに開発されたクルマだから、日本人にとって狭さを感じることはない」と。

走りを楽しむSUV

CX-7に搭載されるエンジンはMPVにも搭載される直列4気筒2.3L直噴ターボ。最高出力238ps/5000rpm、最大トルク35.7kgm/2500rpmを発揮する。このエンジンは低回転からターボが立ち上がり、ターボエンジンとは思えないハイレスポンスで豊かなトルクを発揮する。最大トルクはわずか2500回転で発揮されるのだが、2000回転付近でほぼ最大トルクに近いトルクを発揮しているのであった。社内テストでは0→60mph(97km/h)7.9秒をマークし、3.5L NAのムラーノ(9.8秒)を大きく引き離す

CX-7に搭載されるエンジンはMPVにも搭載される直列4気筒2.3L直噴ターボ。最高出力238ps/5000rpm、最大トルク35.7kgm/2500rpmを発揮する。このエンジンは低回転からターボが立ち上がり、ターボエンジンとは思えないハイレスポンスで豊かなトルクを発揮する。最大トルクはわずか2500回転で発揮されるのだが、2000回転付近でほぼ最大トルクに近いトルクを発揮しているのであった。社内テストでは0→60mph(97km/h)7.9秒をマークし、3.5L NAのムラーノ(9.8秒)を大きく引き離す

・走りを楽しむSUVエンジンはMPVと同じ2.3L直噴ターボに6ATが組み合わされる。このエンジン、最高出力238馬力、最大トルク35.7kgmと3.5L NAなみのパフォーマンスを発揮する。吸排気系の取り回しの関係でMPVより7馬力小さいけど、乗ってわかるものではない。「まったくターボを意識させない。大排気量NAに乗っているみたいな感覚。MPVよりも車重が軽いこともあり、加速感もシャープだし、走っていて気持ちいい」と国沢氏。

ハンドリングもスポーティ

インパネは3連タイプのメーターを配したスポーティなイメージ。ATのシフトノブはセンターコンソールにレイアウトされており、スポーティなドライブを意識したものとなっている

インパネは3連タイプのメーターを配したスポーティなイメージ。ATのシフトノブはセンターコンソールにレイアウトされており、スポーティなドライブを意識したものとなっている

・ハンドリングもスポーティそして特筆すべきがハンドリング性能のよさ。マツダ車のハンドリングのよさは定評があるが、CX-7は「SUVとしては」という注釈ヌキでハンドリングのよさを高く評価できる仕上がりを見せている。フットワークよくワインディングを走り抜けることができ、ドライビングそのものが楽しくなってくる、と国沢氏も絶賛する。

4WDは本格派、電子制御アクティブトルクコントロールカップリング式

4WDはマツダ独自の電子制御アクティブトルクコントロールカップリング方式を採用。前後トルク配分を100対0から50対50までリニアにコントロールする

4WDはマツダ独自の電子制御アクティブトルクコントロールカップリング方式を採用。前後トルク配分を100対0から50対50までリニアにコントロールする

・4WDは本格派、電子制御アクティブトルクコントロールカップリング式CX-7にはFFと4WDがラインアップされている。4WDシステムはMPVなどにも採用されているマツダ独自の電子制御式のアクティブトルクスプリットタイプを採用する。アクセル開度、ギアポジション、デフ油温センサーなどのデータをセンシングし、DSCやABSとの統合制御により前後トルク配分を0対100~50対50でリニアにコントロール。オンロードでの素直なハンドリングとラフロードや雪道での安定したトラクションを両立する。FFプラス26万円。

これぞ新時代のスペシャルティカーだ!!

・これぞ新時代のスペシャルティカーだ!!クロスオーバーと定義されるCX-7。SUVとスポーティカーの「クロスオーバー」ということになるのだが、スポーティなルックス、そして実際走ってもスポーティで、そのくせ最低地上高205mmなのでちょっとした不整路だったら躊躇なく入り込んでいける機動性を兼ね備えている。CX-7こそ、新時代のスペシャルティカーといえるだろう。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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