新車値引き情報
更新日:2021.01.26 / 掲載日:2021.01.26

【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢

その1 ヤリスクロスから51.0万円引き!

TOYOTA ヤリスクロス
ハイブリッドZ(4WD)
トータル値引き 51.0万円
値引き率 12.8%
From北海道

北海道は値引きが“でっかいどう!”
ヤリスだけに“やりすぎ!?”


 ヤリスクロスにひと目惚れ!
 トヨタA店に2週間で3回通うが「車両本体5万円引き、付属品2割引き」でストップ。
 そこで経営の違うトヨタB店へ。受付の女性に「他のトヨタでも商談しているが少しでも安く買いたい。納得がいけば契約してもいい」と伝える。すると、あわててセールスさんを引っ張ってきた。見積もりを出してもらうと、支払い総額はA店より8万円ほど安かったが、さらに上乗せを迫る。「ご希望は?」と聞かれたので「値引き20万円」と答える。すると「そこまでの数字となると、支店長では判断できない。地域本部長に相談する」とのこと。しばらくして「ご希望通りにします」との回答をもらう。ちょうどそのときA店から電話が入る。そこで「いまB店にいる。こちらで購入するつもり」と伝えると「待ってください! うちも店長に相談します」。
 この後、激しい競合を展開。結局、トヨタA店で契約。最終的な条件は車両本体とメーカーオプションから25万円引き、付属品(90万955円)から25万9581円引き+ガソリン満タン。

値引き採点 5
経営の異なるトヨタ同士の競合を上手にあおっています。付属品を90万円も付けていますが、これだけ取れれば“超”ウルトラC。ここでは割愛しましたが、下取り車も破格の値段で売却しています。


その2 アルファードから55.2万円引き!

TOYOTA アルファード
X(8人)
トータル値引き 55.2万円
値引き率 14.8%
From兵庫県

セールス氏、絶句、血の気を失う。
「ここまで引いた例はありません」


 狙いはアルファード。
 トヨタA店は40万円引きを提示。契約を迫られたが、返事を保留。その足でトヨタB店へ。A店の条件を伝えると「私の権限では出せませんので、数日、時間をください」。
 後日、トヨタB店へ。
「Xさん、50万円引きます。こんなに引けるのはうちだけです。決めてください!」
 クラっときたが「高い買い物なので1日だけ考えさせてください」と何とかかわす。
 トヨタA店へ。B店の50万円を伝えると、絶句……顔から血の気が引いている。
X「年が近くて話しやすく、熱意があるあなたから買いたいんです! B店を上回れば今日決めます」
 30分待たされた後、車両本体とメーカーオプションから50万2487円引き、付属品(11万9845円)から5万円引きを提示。納得して契約。

値引き採点 5
トヨタが全系列全車種併売に踏み切ったのを機にアルファードは大きく値を崩しています。それにしても55万円引き/約15%なら大成功です。かつての専売店と新規店を上手に競合させています。


その3 ヤリスから29.2万円引き!

TOYOTA ヤリス
1.5G(6MT)
トータル値引き 29.2万円
値引き率 14.3%
From北海道

“かつての専売店”を狙え!
なんと10万円も安くなった!


 マニュアルミッションのコンパクトカーを探した結果、スイフトとヤリスに絞る。
 複数のスズキをまわったところ、どこも値引きは「20万円ちょっと」を提示。思ったより割安になりました。
 この条件を持って、経営の違うトヨタA店とB店へ。スズキとの競合をあおってみたけれど、ノリはいまひとつで値引きは20万円弱でストップ。両店とも「ヤリスはこれが限界」とのことです。
 駄目もとでトヨタC店へ。ここはこれまでヤリスを専売していたお店だ。スズキの条件をぶつけて「うんと安くなるなら、こちらで契約したい」と攻めると「30万円くらい出します。なんとか買ってください!」と売る気満々。
 最終的に車両本体から16万円引き、付属品(15万2020円)から13万1940円引きで購入しました。

値引き採点 5
トヨタは全系列全車種併売となりましたが、ヤリスに関しては“かつての専売店”が他のトヨタより熱心に売り込みをかけてくるケースが目立ちます。このレポートでもこの傾向があらわれています。


その4 ルーミーから20.6万円引き!

TOYOTA ルーミー
G-T
トータル値引き 20.6万円
値引き率 9.7%
From愛知県

上長への再交渉を依頼したら
下取りが10万円もアップ!


 妻のパッソ(8年落ち)が半年後に車検切れとなることから買い替えを検討する。
 ルーミーはマイナーチェンジをしたばかりの新型だったが、ソリオとの競合を伝えると、いきなり15万円引きを提示。下取り車のパッソは両サイドが傷だらけだったため、査定は1万5000円。
 日を改めてトヨタと商談。ここが勝負とみて「下取り車を含めて支払い総額を197万円にしてください」と攻めたが、回答は「205万円が限界」。そこで「上長への再交渉」を依頼。1時間ほど待たされた結果、199万円との妥協案を提示。希望ナンバーのサービスを申し出るとOKとなったので契約。注文書には車両本体から18万4088円引き、付属品(8万4700円)から2万2000円引き、下取り額11万8790円となっていた。

値引き採点 4
愛知県には経営の異なるトヨタの販売店がたくさんあります。ルーミー同士の競合にもち込めば、違った展開になったかも。値引き額だけで評価すると「3」ですが、高取り分を含めて「4」としました。


その5 ハリアーから22.6万円引き!

TOYOTA ハリアー
G
トータル値引き 22.6万円
値引き率 6.0%
From石川県

値引き額だけでは決めません。
セールスさんとの相性って大事です


 予算的に楽なRAV4も考えましたが「ハリアーに乗りたい!」という気持ちが抑えられません(笑)。他社に有効なライバル車がないため、トヨタ4系列の競合にもち込むことにしました。
「一週間で決めます」と宣言して商談を開始。すると、値引きはA店=約20万円、B店=約16万円、C店=約25万円、D店=約22.5万円を提示してきました。
 C店が一番大きくなりましたが“後出しジャンケン”だったのと、今後のお付き合いを考慮してセールスさんとのフィーリングが一番しっくりきたD店に決定。最終条件は車両本体とメーカーオプション(13万2000円)/付属品(24万7500円)から22万5860円でした。まだ交渉する余地があったかもしれませんが「限界に近いかな?」と思い決めました。

値引き採点 3
C店の条件を伝えて「あなたから買いたい」とやれば、さらに上乗せが取れたかもしれません。採点は全国レベルを意識して「3」としましたが、地域性を考えると「4」を付けてもよかったかもしれません。


その6 デイズから30.2万円引き!

NISSAN デイズ
ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション(4WD)
トータル値引き 30.2万円
値引き率 15.9%
From北海道

北海道は“でっかいどう!”パート2
軽自動車が30万円の大台に!


 軽のハイトワゴンに狙いをつけて、地元の店をまわったが、思ったような値引きが取れない。そこで、320km離れた大都市部の店とメールでやり取りしたところ、地元よりかなり安く買えそうだ。
 旅行を兼ねて大都市部へ。ワゴンR(20万円引き)にほとんど決まりとなったが、日産がフェアを催していたので寄ってみた。ワゴンRの条件を伝えると、マイチェン前のデイズがいきなり24万円引き。俄然、気持ちが傾く。さらに商談を進めると27万円引きに。しかし「これで限界」とのこと。そこで「家内はデイズだが、私はワゴンRを推している。デイズはマイチェン前なのでもう少し欲しい。ダメならスズキにする」と攻めると、最終的に車両本体から29万2000円、付属品(5万2360円)から1万円引きとなったので契約した。

値引き採点 5
北海道は地域によって値引きに大きな差が出ます。このX氏のように“無風地帯”に住んでいる場合は大都市部に越境交渉を仕掛けると大いに有効です。マイチェン前といってもここまで取れれば大成功。


その7 アルトラパンから15.6万円引き!

SUZUKI アルトラパン
X
トータル値引き 15.6万円
値引き率 9.0%
From愛知県

スズキ同士が激しい争い!
営業マンの人柄で決めました


 娘と家内の希望はラパンのベージュツートーン。
 近所のスズキA店で見積もりを出してもらうと、値引きを差し引いた支払い総額は168万円で「これ以上は無理」とのこと。なお、下取り車のウィッシュ(18年落ち)の査定額は7860円だった。
 そこで経営の違うスズキB店へ。支払い総額は165万円。この金額をA店に伝えると「同じにして、さらにTVコントロールを付けます」といわれた。しかし、営業マンの印象がよかったスズキB店での購入を決意する。
 再びB店へ。「もう少し頑張ってもらいたい」と、お願いした結果、車両本体から8万887円引き、付属品(19万6956円)から7万5351円引き、下取り4万1730円、TVコントロールの無料サービス、納車時ガソリン満タンでサインした。

値引き採点 4
スズキ同士の競合にもち込んで上手に攻めています。約16万円引きなら文句なしの特上クラスですか、ダイハツのミラトコットを先行させて揺さぶりをかけると、さらに上乗せが取れたかもしれません。


その8 フレアワゴンから19.4万円引き!

MAZDA フレアワゴン
タフスタイルハイブリッドXT(4WD)
トータル値引き 19.4万円
値引き率 9.2%
From静岡県

愛読歴40年の父に任せろ!
ホンダでマツダを見事に攻略!


 娘が雪降る街に転勤。そこで、9年落ちのキャロルを4WDに買い替えることに。
 タフトは値引き4万円で「これ以上は無理です」。
 ホンダは売る気満々の副店長。2度目の交渉でN-BOXから30万円引きが飛び出す。
 キャロルを購入したマツダへ。担当さんは「今年で定年なんです」。当初はなんだかやる気がなさそうにみえたが、商談が進むと“年の功”が現れてきた。留守電にメッセージを入れたり、店長さんの決裁を仰いだりと、とにかく芸が細かくて「この人から買いたい!」と思わせる。しかし、30万円引きのN-BOXに決まりかなと思っていたが、娘は「顔がかわいいからフレアがいい」。女の子はわからない(笑)。最終的な条件は車両本体と付属品(9万840円)から19万4432円引き。下取り10万円だった。

値引き採点 5
圧倒的な強さをみせるN-BOXを先行させて攻めたのが勝因です。値引き額だけで評価すると、採点は「4」ですが、9年落ちのキャロルに付いた10万円の大部分は実質的な値引きとみて「5」としました。


提供元:月刊自家用車

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