車のニュース
更新日:2022.12.12 / 掲載日:2022.12.12
「N-BOX」子育て世帯が選ぶ軽自動車の1位に シルミル研究所
子育て・保育に関するリサーチ事業を展開するシルミル研究所は12月7日、「ママ・パパが選ぶ軽自動車」についての調査結果を発表した。
調査は同社のアンケート会員504人に対し、2022年9月30日 〜10月13日の期間、Webで実施した。
ママ・パパが選ぶ「軽自動車」ランキング 利用率1位は「ワゴンRシリーズ」
園児とママ・パパの情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」を発行するこどもりびんぐでは「シルミル研究所」としてリサーチ事業を展開。第42回「こどもリサーチ」で、子育て中のママ・パパを対象に、軽自動車の利用経験や感想などの調査を行った。
調査の結果、利用率第1位の軽自動車は「スズキ/ワゴンRシリーズ」。価格満足度第1位は「ダイハツ/タント」、総合満足度第1位は「ホンダ/N-BOX」(同車はリピート率第1位も受賞)、おすすめ率(※)第1位は「スズキ/スペーシア」という結果になった。
※おすすめ率=利用経験のある車について、おすすめしたいかどうかを11段階(0〜10)で回答。9・10と回答した人を推奨者とし、その割合の高い順にランキングしている。
【ワゴンRシリーズ利用者の声】安心感があり、楽に走行できる。燃費も良い。(30代・千葉県)
【タント利用者の声】子育て世代のために考えられていて、助手席のスライドも運転席に座ったままでも片手で簡単にできる。(30代・愛知県)
【N-BOX利用者の声】車高が高く、後部座席も足元が広いので、子どもが室内で着替えられる。(40歳・岐阜県)
【スペーシア利用者の声】運転が苦手でも、保育園の狭い駐車場に停めやすく、小回りが利くので細い道でも切り替えせず運転できて便利。燃費もよい。(30代・奈良県)
車の所有経験者のうち軽ユーザーは半数以上 購入理由は「買い替え」「出産」
今回は、子どもがいる504人が回答。自家用車の所有経験があるのは423人で、そのうち、軽自動車の所有経験は52.7%となった。
軽自動車購入の理由・きっかけは「前の車からの買い替え」41.7%、「妊娠・出産」14.3%、「追加で必要になった」12.1%という結果に(複数回答)。利用目的の上位は、「買い物」83.0%、「子どもの送迎」56.1%、「レジャー」44.4%となった。
軽自動車購入時は「価格」を最重視 セカンドカー利用も
購入時に最も重視したことの上位は「グレード・価格」「燃費の良さ」 「車内の広さ」 「外観デザイン・カラー」「乗り降りのしやすさ」と続いた。
また、購入時にこだわった点、悩んだ点について聞いたところ、「デザイン性の良さ、車内の広さ、価格面で悩んだ」(30代・和歌山県)という人や、 「セカンドカーなので値段を抑えたかったが、子どもの学童のお迎えで、駐車場に小さい子どもが出入りしたりするのでバックモニターは必須など、いろいろ考えると、高くついてしまった」(50代・大阪府)という声も上がった。
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