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三菱専門ファクトリーともいえるYRアドバンスで製作された
ランサーエボリューション\はエクステリアからエンジンにいたるまで しっかりと手を加えられたトータルパフォーマンスアップマシンだ! パワフル!トルクフル!!日本を代表する4WDスポーツ!![]() エボリューションシリーズのなかでももっともパフォーマンスが高いと言われている\をベースに、YRアドバンスによってストリートでの速さを主軸にしてチューニングされているのがこのデモカーだ。 エクステリアはすべてバリス製エアロで武装され、独特のスタイリングを演出。エボ\専用に開発されたバリス製のエアロは、その目的がスーパー耐久レースだけに空力特性やクーリングにねらいを定めたデザインとなっている。 とくにフロントのバンパースポイラーはテストを重ねて製作されており、フロントの開口部を広く取ることでインタークーラーやラジエターの冷却効果を高めている。両サイドに設けられたエアインテークはオイルクーラー、そしてリップ部分のダクトはブレーキ冷却と、実戦から得たノウハウをそのままに形状が決定されている。 リヤ下部に装着されたデフューザーはバリスの得意とするボディ下面の整流効果を高めるパーツとして人気だが、エボ\専用というわけではなく汎用品。それでもフィッティングは抜群で、リヤの両サイドにセットされたボルテックスジェネレーターと組み合わせることでリヤビューのスタイリングを引き締める。カーボン製のサイドスカートと合わせることでトータルでの演出効果を高めることにも成功している。 搭載されるエンジンは、ストリートでの乗りやすさを重視。トルク特性を高めるために排気量を2320ccまでスケールアップされている。純正タービンをそのまま採用することで低速からブーストを立ち上げることに成功。そのため乗りづらさを感じさせることなく車速を高められるようになっている。このエンジンはインテグラル製で、コンプリートの状態で専用ECUなども含めたキットとなっている。 吸気系はブリッツのソニックパワー。排気系はYRアドバンスのオリジナルのアウトレットからフロントパイプ、メタルキャタライザー、チタンマフラーを組み合わせることによって高められた排気をスムーズに抜くことで、どの回転域でもきれいに吹け上がる。 このパワーを受けとめるサスペンションはYRアドバンスオリジナルの車高調整キット。フロント16kg/mm、リヤ14kg/mmのスプリングを組み合わせて姿勢変化を抑え、安定したドライビングを可能にする。 ブレーキに関してもぬかりはない。プロジェクトμのSCR・PROローターとオリジナルのスリットローターを組み合わせ、パッドをHC+とすることでストッピングパワーを高めるセットアップとなっている。 三菱専門ファクトリーといったこともあり、多くのノウハウをユーザーに還元するYRアドバンス。多くのチューニングパーツを知り尽くしているだけに、トータルでエボのパフォーマンスを高めてくれる。その最高峰とも言えるのがこのマシンだ。 FOOTWORK![]() ![]() ![]() ![]() オリジナルの車高調整キットによって適度に落とされた車高とブリッツ製のBRWホイールを組み合わせることでシャープなイメージを演出。タイヤはアドバンネオバの265/35-18を履く。ブレーキはプロジェクトμのパーツを採用する。 EXTERIOR![]() ![]() ![]() バリス製のエクストリマーS耐バージョン仕様フロントバンパー、カナード、サイドスカート、ボルテックスジェネレーター、デフューザー、リヤウイングのほかにカーボンボンネットやカーボントランクなど軽量化やクーリング効果を高めるエアロがフルに装着されている。トータルに決めるならどれも外せないアイテムだ。 ENGIN![]() ![]() インテグラル製2320ccコンプリートキットが搭載され、インジェクターやポンプも強化。トレックス2というECUで制御される。クラッチはエクセディのツイン。排気系はすべてオリジナルでタービン直後のアウトレットからチタンマフラーまで高い排気効率に仕上がる。 TUNER![]() ![]() 三菱専門ショップとして知られるYRアドバンスはエアロメーカーのバリスとも親交があり、エアロデザインのアドバイザーとしても活躍する。代表の山下氏はエボのスペシャリストでもあるからなんでも相談可能だ。 YR ADVANCE
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