メルセデスベンツ　Cクラス　W204 エンジンオイル漏れ　エレメントハウジング交換　タービンオイルライン交換　エンジンオイル交換　冷却水交換　福島県　白河市　輸入車販売店　輸入車修理　輸入車メンテナンス｜車検・点検・修理のグーネットピット

メルセデスベンツCクラスのオイル漏れ修理になります。

ご自宅駐車場の車を停めてる下にオイルが垂れているようで点検にご来店頂きました。

車両をリフトアップするとアンダーカバー広範囲からエンジンオイルが垂れ落ちている状態です。
アンダーカバーを取り外し点検を進めていくと、エンジン左右から漏れ落ち着いていることが判明しました。

更に細かく点検していくと、運転席側はタービン周辺、助手席側はエレメントハウジング周辺と判明しました。

オーナー様に修理方法と費用を概算見積でお伝えし、修理依頼を頂きました。

まずは助手席側の作業です。
エレメントハウジングを外すにはインテークマニホールド、セルモーターなどを外す必要があり、かなり大掛かりな修理作業になります。

作業を進めていくとブリーダーバルブが割れていたり、エレメントハウジングのクーラントラインから冷却水が漏れているなどの2次トラブルも確認出来ました。

クーラントライン交換には燃料高圧ポンプの脱着が必要になるため、追加作業になりました。

助手席側は全て組み直して作業完了です。
もちろんエレメントも新品に交換しました。

続いては運転席側の作業になります。

タービン周辺がオイルまみれになっている状態です。
クリーニングを行い漏れ箇所を特定するとタービンオイルライン上下からオイルが垂れ落ちるため、ラインとガスケットなどを新品に交換していきます。

作業スペース確保のため、タービンアウトレットを外すとタービンプレート軸からも微かではありますがオイル滲みが確認できました。

タービンはエキゾーストマニホールド一体型のため高額だろうと値段を調べたら50万円でした。脱着工賃まで含めると60万円の修理になるため、オーナー様に状況をご報告し今回はタービン交換は行わないことになりました。

オイルラインや関連パーツを組付て作業完了になります。

ラジエタードレンボルトからも冷却水の漏れがあったため、ボルトを新品に交換しました。

エンジンオイル交換も合わせてご依頼を頂いたため交換しました。

作業完了後は出来る限り垂れたオイルのクリーニングを実施します。
エンジンブロックやオイルパン周り、アンダーカバーなども綺麗になりました。

エンジンカバーを取り付けて全ての作業が完了になります。

これで4月の車検は問題なく実施可能になると思われます。

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