Ｋ様２００系ハイエース、ＲＥＣＡＲＯシートの取付②｜車検・点検・修理のグーネットピット

Ｋ様のハイエースに
ＲＥＣＡＲＯシートの取付をしていっていますが
一通りの下準備が仕上がったので
実際の取付です。

事前にメーカー確認したところ
シートのショルダー部が
Ｂピラーに干渉するという事でした。

実際に装着した時に
どれくらい干渉するかを確認。

そのまま装着すると
わずかですが確かに干渉しますね。

若干ですが
スライドする時に
擦るって感じです。

でもスライドする度に擦っていては
将来的にショルダー部が
破れてきてしまいます。
取付で多少でも
干渉を無くしておきます。

１～１．５ｍｍくらい助手席側へ
オフセットさせる事が出来たので
これくらい隙間があれば十分だと思います。

シート交換時にいつも書いていますが
シートベルトの受け側ですが
純正シートの取付部は
こんな感じになっていて
受け部に作動制限が設けられているんですね。

作動制限があるおかげで
ベルトの受けが下まで倒れこんだり、
後ろで倒れちゃったりする事が無いです。

社外シートへ交換してから
シートベルトの受けが
毎回下に倒れ込んじゃう人
いるんじゃないでしょうか？？？

毎回、手で持ちあげて
シートベルト装着。
もう単なる時間の無駄、
個人的にはあれば毎回ストレスなので
大嫌いです。
いちいち倒れ込むなよって思います。

それが嫌で
シート交換する場合には
レール側に加工して
作動制限を追加加工するようにしています。

ただ今回はサイドサポートのおかげで
特に必要無さそうですね。

加工追加するだけ
時間の無駄って感じです。

あとはどの順番で各ボルトを締めていけば
シートレールの歪みが
スライドレールに伝わらないかを考えながら
全体を締め付けしていきます。

すべての増し締めが完了したら
シートに座らなくても
手の力だけでちゃんとスライドする事を
確認しておきます。

シートに座らず
スムーズにスライドするようであれば
実際に乗り込んでスライドさせた場合、
まず間違いなく
スムーズにスライドしてくれます。

スライドが固いレールに乗った事が無い人は
分からないと思いますが
実際に今、
スライドが固いって感じてる人は
これがどれだけ便利か
分かってもらえると思います。

たかがシート交換ですが
その取付方法によって
仕上がりはまったく違ってくるって事ですね。

ステアリングの交換もご依頼頂いているので
そちらの作業へ移っていきます。