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故障・修理
更新日:2017.12.07 / 掲載日:2017.12.07

禁断のクルマ実験室 パワーウインドウの挟み込み力をテスト

 普段何気なく使っているパワーウインドウだが、試しに腕を挟んでみたりすると、かなりの激痛に見舞われて驚くことがある。ガラスは厚みがあって重いし、ゴム類のシールなどとの摩擦があり、経年劣化で多少摩擦が増えても動かすだけのパワーが必要なのだ。この力を屋外での料理の下ごしらえに使えないか?というのがここでのテストで、野菜をメインに用意してみた。
※専用施設等において専門家の指導のもと取材しています。

キュウリやニンジンはあっけなくカット

 まず大根。ウインドウを上げてガシッと挟んでみるが、ガラスの厚みがあるため、どうしても面圧が低く、ちょっと跡が付くくらい。しかし、ニンジンやキュウリはザクッとカット!ネギも切れるが、繊維が荒れやすく見た目も食感もよくない仕上がりとなった。ジャガイモは、切れるか切れないかの分岐点にある感じ。 

スイカは割れずデザートにはありつけなかった

 予想外に便利だったのは魚肉ソーセージで、ケーシングフィルムがペロッと剥がれてくれるのだ。これなら、歯で噛んで引っ張ったりネジ切るような下品な剥き方をしなくて済むのだ。
 手羽先は折れないもののけっこう食い込む。指と想定すると、アルファ147では逃しがある分痛みは少なそうだが、挟まる部分自体は多い。アルファ147よりビスタでやるとクッキリ跡が付いた。
 食材の切れ方は、ドア形状でも変わってくる。アルファ147は、ガラス枠の内装側が内側に出っ張っているので、挟んだ時に斜めになりやすい。ビスタは対称の凹型なので、材料が安定しやすい。
 また、オート機能任せだと挟み込み防止機能が働き、おおよそ半分くらいの力になっていた。

実験結果 想像以上に力があるので、全席挟み込み防止付きのクルマを選びたい!

 ビスタで体重計を挟むと、オートでは10kg弱で反転するが、スイッチ引きっぱなしだと瞬間的に20kgまで目盛りが振れ、かなりの力なのが分かる。特に小さい子供を乗せる場合、全席オートが付いているクルマのほうが安全・安心である(スイッチを引きっぱなしだとダメっぽいが)。国産車の現行車では全席オートになっているメーカーは少ないように思えるので、ぜひ装着率を拡大してほしいところ。

提供元:オートメカニック

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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