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車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.02.22 / 掲載日:2018.02.22

【MAZDA】ユーノスロードスターのレストアサービス開始!

日本を代表するライトウェイトスポーツカーであるマツダ・ロードスター。現在でも人気が高い初代モデルのNA型をレストアするサービスをマツダが発表した。29年の時を経てロードスターが美しく蘇る。

最初に工場を出荷した新車の状態にリセット

 1989年に販売が開始された初代ロードスターは、人馬一体をコンセプトとしたリニアなドライビングフィールが評価され、国内はもとより海外でも人気を博し、現在でも世界中に多くのファンを有する。発売から28年が経過した昨年8月、生産メーカーであるマツダが自社でレストアをするサービスを発表した。
 マツダ本社が行うレストアサービスは、単にキレイに修復するのではなく、全て部品単位まで分解し、傷んだパネルは鈑金修理するのではなく、新品に交換。エンジンのオーバーホールも同様に、消耗品はもちろん、多くの部品を交換して新車で出荷した状態にまでリセットするのだという。このサービスをスタートするにあたり、絶版となっていたビニール窓の幌や純正アルミ、純正装着されていた専用タイヤまで再生産を行なった。そのおかげで、補修用の純正パーツも数多く再生産されたので、パーツの欠品で困っていたNAユーザーには朗報だ。レストアサービスは限定車も含め、全てのNAロードスターが対象となる。詳しくはHPをチェックしてほしい。

自らがNAロードスターファンだという、現行ロードスターの開発主査、山本修弘さんがロードスターアンバサダーとなり、レストアの完成車を一台一台チェックする。

持ち込まれた車両は入念なチェックがされた後、全てのパーツが取り外されて洗浄が行われる。一つ一つのパーツを確認しながら、全てを手作業で行う。

取り外したパーツを並べると、これだけの量になる。パーツの状態を確認して、高い基準で再使用の判断が行われ、多くのパーツは新品に交換される。

エンジンも全て分解してオーバーホール。全てのパーツが検査され、基準を満たしていないパーツは交換。エンジンも新車時と同じ状態にまで再生される。

ブレーキはローター、ホース類はもちろん、キャリパーも新品に交換。サスペンションやブッシュ類も全て新品に交換。新車時のあのハンドリングが蘇る。

東京オートサロンに展示されていたボディ。塗装は全て剥離され、パネルのコーキングも新車時と同様に施されている。ちなみにレストア料金は250万円から。

特徴的な純正アルミホイールのほか、純正装着されていたブリヂストンの専用タイヤSF325(185/60R14)まで復刻した。こちらはパーツとして購入可能だ。

提供元:オートメカニック

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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