パーツ取付・交換
更新日:2018.10.22 / 掲載日:2018.10.22

ドライブレコーダーの付け方の基本

ドライブレコーダーは車窓から車外の模様を記録するための機器です。交通事故などの万が一の際に、その状況を録画することができるため、ドライブレコーダーを付けたいという方も多いと思います。しかし、ドライブレコーダーを購入しても、その付け方がわからない方もいらっしゃるかもしれません。今回は、ドライブレコーダーの付け方の基本について解説します。

ドライブレコーダーの基本的な付け方・手順・流れとは

基本的なドライブレコーダーの付け方・手順・流れは、以下になります。

1.電源の供給場所を決める

ドライブレコーダーを作動させるためには電源の確保が必要となります。シガーソケットから電源を確保する方法や、ヒューズボックスから電源を取る方法があります。まず、ドライブレコーダー電源をどこから確保するのかを決定します。

2.ドライブレコーダーの取付位置の決定・設置

ドライブレコーダーの取付ける位置を決めて、実際に設置をしていきます。ドライブレコーダーのカメラは、フロントガラスに装着することが多いです。フロントガラスに取付ける方法として、吸盤で取付けるタイプと両面テープで取付けるタイプがあります。吸盤タイプは取付が簡単で、微妙に位置を変えることもでき便利ですが、走行中に取れてしまう恐れがあります。しっかり固定したい方には、両面テープタイプがおすすめです。

3.電源の接続・配線隠し

シガーソケットから電源を確保する場合には、特に作業は必要になりませんが、ヒューズボックスから電源を確保する場合には、接続作業が必要になります。ヒューズから電源を取れる電源ソケットなどをヒューズボックスに接続して、電源を確保できるようにします。その後、車内の配線を目立たないようにするために、必要であれば、配線隠しをしていきます。

ドライブレコーダーの設置は、ドライブレコーダーを購入したカー用品店などをはじめ、専門家に依頼することも可能です。特に、ヒューズボックスから電源を取る場合は、車のメンテナンスに慣れていない方にとっては不安なところもあると思いますので、確実にドライブレコーダーを取付けたい方は、プロに依頼することをおすすめします。

ドライブレコーダーを付ける際の取付位置のポイント

ドライブレコーダーは、フロントガラスであればどこに取付けてもいいわけではありません。自動車は安全な視野を確保することが法律でも決められており、道路運送車両の保安基準(第29条)が該当します。法律を遵守するためには、ドライブレコーダーをフロントガラスに設置する場合、フロントガラスの上端から5分の1までの長さの範囲、もしくはルームミラーの裏側にカメラを取付ける必要があります。それ以外の場所はドライバーの視野確保を阻害するため禁止されています。取付位置を誤ると法律違反となってしまう恐れがあるので、ドライブレコーダーを付ける際には注意しましょう。

ドライブレコーダーを付ける際の注意点

ドライブレコーダーを取付ける場合、シガーソケットから電源を確保する方法がもっとも簡単な方法で、設置しやすい方法だと言えるでしょう。しかし、基本的にシガーソケットはひとつであることが多いため、すでにシガーソケットから電源を取っている別の機器がある場合、同時に利用できないことになってしまいます。ドライブレコーダーと同時に使用したいという場合は、シガーソケットを増設する対策が必要になると言えるでしょう。また、カメラから伸びる電源ケーブルの配線にも注意しましょう。基本的には、フロントガラスのピラー部等にケーブルを配することになりますが、綺麗に配置しないと、見栄えが悪くなるばかりではなく、運転中にケーブルが視界に入って気になってしまい、安全走行に支障をきたしてしまう恐れもあります。ドライブレコーダーを付ける際には、ケーブルの配線にも注意するようにしましょう。ドライブレコーダーを付ける作業自体は、さほど難易度も高くないと言えるかもしれません。しかしながら、ドライブレコーダーを設置する際には、取付位置や配線など、慎重さを求められる部分があるのも事実です。安心してドライブレコーダーを設置するためにも、専門家に設置を依頼することをおすすめします。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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