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更新日:2018.11.12 / 掲載日:2018.11.12

ドライブレコーダーの画角の重要性とは

ドライブレコーダーの表示に関して問題となるのは、画質や画角です。細かく鮮明に見えるほど良いですし、真正面以外の幅広い映像が必要な時もあるからです。すなわち画質が良ければ詳細な映像が見えますし、画角が広ければ見える範囲が広がります。ここでは視野角とも呼ばれる画角に焦点を当て、その重要性などについて解説します。

ドライブレコーダーの「画角」とは何?

ドライブレコーダーの画角とは、対角、水平、及び垂直の3種類があります。対角方向は撮影できる画面範囲の対角線を、水平方向は左右の角度、及び垂直方向は上下の角度を意味しています。なお、この中で最も重要なのが水平方向の角度であり、一般に「画角」と言う場合には、水平方向の角度を指すことが多くあります。一般に正面よりも脇になるほど暗くなっていますが、この時一定の明るさで視認できる範囲のことを、角度を使って視野角(画角)と言います。言い換えると、カメラが撮影できる広さを示す角度のことを指します。また、画角が広いほど広い範囲を撮影対象とできますが、映る対象は小さくなります。

ドライブレコーダーで画角が重要な理由とは?

画角が広いと、より広い範囲が撮影でき、ドライブレコーダーの特性を検討する際に重要な要素となります。すなわちドライブレコーダーにおいては、周囲の様子が分かるような映像の記録が必要なので、画角が広い製品が良いと言えます。ただし、広さに応じて撮影対象物は小さくなりますし、画面の周囲が歪んだり暗くなる等のデメリットがあります。一方、画角が狭いと対象のサイズは大きくなりますが、撮影範囲は狭くなります。したがって画角はドライブレコーダーの性能を決める重要な要素となりますので、商品選定時には適正な画角の選択が重要です。

ドライブレコーダーを選ぶ際にどのくらいの画角を選べばいいのか

画角のうち最も重要な水平画角なら、108度以上が望ましく、より広角なものを望むなら120度以上の製品を選ぶと良いでしょう。事故は真正面からだけ起きるわけでなく、斜めからの衝突など正面からずれている場合もあるからです。注意したいのは「画角」の表記がメーカーごとに異なっている点です。カタログスペックを参照する際に、水平方向の角度(画角)なのか、それ以外の表記なのかを判断する必要があります。ドライブレコーダーの画角は、最もポピュラーなものが水平画角であり、この値をドライブレコーダー選びの参考にすると良いでしょう。事故やトラブルの証拠にするためであれば、ある程度広い画角で撮影することが望ましいと言えます。一般には108度以上の画角が望ましく、より広角であれば120度以上を目安にしてドライブレコーダー探しをすることをおすすめします。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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