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電装系修理[2019.09.30 UP]

絶滅危惧種スバルサンバーを快走仕様!「第7回 3ATにタコメーターは必要不可欠!」

フルキャブで武装した広大なスペースは多くのガテン系に愛され続けたが、機関系はほとんど進歩がないままだった。特に3ATという前時代的なトランスミッションはエンジンへの負担が大きい。だからタコメーター装備なのだ。

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常時高回転の3ATを タコメーターで管理

 1990年登場の5代目サンバーで新規格660ccのEN07エンジンとなって以降、初代から貫かれているキャブオーバースタイルの安全性に開発のほとんどが注がれて、機関系は基本的な変更はなく最終型まで続いている。エンジン本体はマルチポイントインジェクション化されたりしているが、ミッションはそのままで、3ATという「超時代遅れ」のものがそのまま搭載されている。

 軽自動車の規格はどんどん拡大されてエンジンもパワーアップ。それに伴い交通インフラも改善されて、高速道路では最高速度が80km/hから100km/hになるなど、移動もかなりラクになったのだ。

 サンバーは3ATで高速を移動すると悲鳴に近い状況での巡航となる。MTは普通なのだが、ATは40km/hを超えると3速に入ってしまうので、エンジン回転数はそのままレッドゾーンへ一直線!

 農道だけなら3ATでもかまわないが、市街地~高速という用途だと、どのくらいエンジンに負担がかかっているか分からない。そこで管理のためにタコメーターを装着することにした。

 昔であればスピードメーターのところにギヤレンジが書いてあったりしたが、現代車はメーターのオープニングセレモニーはあっても、実用的なところはまるでない。

 装着にあたって、メーカーはシャドウを使用。ちょっと工夫してメーターカウルの中に加工して収めてみた。汎用ステーだと「メーター付いてます」感満載でDIYっぽくない。ちょっとした加工でワンオフっぽい仕上がりになるから気分も上々。

 そしてメーター配線だが、あれやこれや調べてみた結果、メインメーターハーネスからすべて分岐が可能と判明。電源だ、イルミだと探すことなくダッシュ内部もスッキリ配線可能。

 次回ではリンクを使って水温計を装着予定なので、配線の確認もできた。 しかし高速では100km/hで約6000rpmで巡航が判明。オイル交換サイクルをさらに短くしないと……。

第7回 3ATにタコメーターは必要不可欠!

梱包内容は本体以外にケース、ハーネス、セットアップスイッチなど。

取説に日本語はないが理解は容易。価格:10,800円(税込)

メーター表示は9000rpmまであり、右下にピークやワーニングを知らせる部分がある。セットアップスイッチで管理する。

ケースにメータ本体を挿入して、ガムテープで仮固定して位置決めをする。左下のトリップメーターあたりだと視認性がよかった。

ケースの外径を利用してメータークラスターにケガキを入れておく。このあたりでカットしていけばよさそうだ。すべて現物合わせ。

ケガキの内線をドリルで穴開けしてカットしていく。ヤスリやリューターなどで削ってケースを当てながらラインを追い込む。

ダッシュにクラスターを戻してメーターを当てながら修正ラインを決め、数回にわたって削り込んで位置修正し、完成状態へ。

位置合わせが終わったらテープなどで仮固定して、裏側からホットボンドを流し込んで固定する。ワイパーレバーの動作も確認。

コネクターの穴のある側から見た番号と接続。5番イルミ(赤緑)22/23番アース(黒銀)25番BATT(白青)26番IG(緑白)、28番RPM(黄色)。アプライドKのものだが、この前後は使用できる(ディーラーで要確認)。

「端子配列 1→20」メーターハーネスのツメがある側からの図。この状態で左から1-20と数える。5番ピン(赤緑)にイルミ配線を接続する。

「端子配列 21←40」下側は右から21-40と数える(写真は左右逆)。黒銀配線はどちらもボディアースなので、どちらでもOK。黄色が回転信号。

タコメーターからの配線をカプラーに差し込んで動作チェック。この状態でエンジンが始動すればちゃんと動くはず。

エレクトロタップでもハンダ付けでもかまわないので、配線を分岐する。今回はハンダ付けを行ってコンパクトにまとめてみた。

カプラーは基盤から直出しなので、しっかりとはめ込んで抜け確認をしよう。

Rev Limitは7000rpmに設定

見れば見るほどスポーツ車のニオイが!

グーネットピット編集部

ライタープロフィール

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車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、 自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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