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故障・修理
更新日:2019.12.12 / 掲載日:2019.12.12

車のメーター表示の種類について

 クルマのインパネやスイッチ類やレバー類には、その機能や情報を示すためのマークが表示されている。昔はLIGHTなどの文字で表示されることもあったが、現在ではイメージで分かるように図案化されたものになっている。特にクルマは一つの国だけでなく世界で販売されるグローバル商品なので、メーカーごとに表示法がバラバラだと、ドライバーが混乱して操作に手間取ったり誤解を起こすなどして事故の元にもなりかねない。そこで国際的に表示統一を図ってある。
 この識別記号は、17系統に分類されていて、それぞれの系統に割り振られた番号ごとに記号が決まっている。クルマの側面図による記号を表す場合は、右から左へ進行する状態となり、平面図による記号を表示する場合は、下から上へ進行する状態で示す。例えば、フォグランプのフロントは、左に照らす向きがあり、リヤフォグ用は右(後ろ側を示す)に向いている。

インパネのランプやレバー、スイッチ等の表示マーク

クルマのコントロール系やスイッチには、操作による動作状態を示す記号が付いている。また、インパネにも同様の記号が色分け表示されている。これらは、メーカーや国籍の違いを問わず、国際的に統一されたデザインとなっている。これによって、どのクルマに乗っても、意味が分かる。

 インパネの表示灯やボタンの一部には、色分けの決まりがある。赤色は「危険」を示す表示で、早急または切迫して、人や装置に非常に重大な損害を与える状態、黄色またはアンバーは「注意」で正常な作動範囲外、車両系統機能不全、車両などへの損害や長期的にみて危険をもたらす可能性を示し、緑色は「正常」、安全な作動状態の意味を持っている。なお、青はヘッドライトのアッパービーム、緑はターンシグナル、黄はABSの不作動、赤はハザードウォーニングにも使う。

識別記号の分類

●操作系やメーター類の表示規格

JIS D0032 自動車一操作、計量及び警報装置の識別記号

識別記号は、クルマの機能に新しいタイプが追加されることでも増加したり、不要なものが削除されるなどしている。2011年にも73種が加わる改正がなされた。

各種表示とその意味

A. 灯火器及び信号装置(一部)

B. ブレーキ装置(一部)

C. 運転視界(一部)

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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