故障・修理
更新日:2020.03.10 / 掲載日:2020.03.10
幸せの黄色いベンツちゃん 復活大作戦 特別編 【2】
大量の部材には焦ったが組み立て作業は順調に進みそう
今回の新ガレージ建設では、旧ガレージの苦い経験を避けるためにも、コンクリートフロア(土間)はガレージ仕様書の基礎寸法に合わせて業者さんに依頼した。ガレージのベースとなる土台水切り板は、土間の縁に合わせて設置する。大部分のパーツは、M6(10mmのレンチ)で固定され、梁や桁は設置を容易にするためにそれぞれの接合部には、部材通しを引っ掛けて仮固定するための「ベロ」がある。そのため一人でも組み立て作業性は驚くほどよい。ただ、屋根を支える梁や桁は、一人で持ち上げて柱に引っ掛けるのはなかなか厳しい。最大の難関になったのが、ガレージ屋根の中央を支える「梁中」と呼ばれる長さ6m以上ある重いフレームの装着だ。ただ問題となったのは梁中の重さだけで、梁中の取り付け金具にはラッチ機構が装着されていて、梁中を少し持ち上げるとラッチが柱のスリットにはまり込み、落下を防止する仕組みになっている。そのため片側を固定しながら、徐々に持ち上げながら安全に設置できるように工夫されているのだ。このあたりの作業性のよさは、さすが実績のある日本メーカー。クルマの部品にも、こういう気配りがほしいなあ。
第一の関門、棟上げ作業に着手
やはり実績のあるメーカー品 組み立てやすい工夫がありがたい
渾身の力で持ち上げていく 作業後の筋肉痛が心配です……
2日目終了。思った以上に時間がかかる。当初の作業計画に狂いが……
屋根を支える重要パーツで重量もあるので、作業は安全第一で進めざるを得ない。2日目は梁をここまで持ち上げるところで作業終了となった。
3日目開始!
3日目は強風が吹き荒れた。梁中の下のロープはフラフラする壁パネルの固定用。梁中の連結部のM16連結ボルトを再締め付けし作業を急ぐ。やはり風は大敵だ。
風に負けないように取り付けトルクはキツめに施工
いよいよ最難関のルーフ取り付け 骨が折れる作業はまだまだ続く
3日目終了。重い梁上げで、疲労のピークが……
ここまで組み上がると風が吹いてもびくともしない。疲労もさることながら、大量に発生する梱包材や残った部材の運び込み作業もあるため、3日目の作業はここまで。
4日目開始。だいぶカタチになってきた 最難関は無事終わりそう
作業を始めてから4日目 ついに体力の限界が……
体力的にはもう限界に近い。組み立ても頼んでしまえばよかったな~と思うが、DIY組み立てをすることで、ボクの晩酌代2年分を浮かせる計算(笑)。やはり頑張ろう。