故障・修理
更新日:2020.05.12 / 掲載日:2020.05.12
視覚向上プロジェクト【15】
本体カメラによる映像のクオリティは高く、価格以上の満足が得られる。
ところが、サブカメラは画面比率4:3の640×480P VGAとフロントに比べて解像度が極端に低い。それゆえ、メインカメラではクッキリ映ったナンバープレートもボケぎみとなる。
また、バックカメラ機能は面白い機能ではあるが、なんといっても画面が小さい(2.4インチ)。バック時の視認性を考えた場合、あまり実用にはならない。バックカメラ動作時の白色LEDの点灯も道交法的に微妙で、車検で引っかかる可能性がある。このため、リヤ画像は参考程度と割り切り、ドラレコ専用品にして使用するのがベストだ。
とはいえ、本体カメラが価格以上の性能を有することは確か。ドラレコに求められる基本機能もキッチリ押さえられているので、安価な1カメラ仕様を求めていたならおすすめできる。
夜間も可視光があればきれいに映るが、リヤカメラの画質は正直期待外れ。
一方、本体カメラの4K画質は緻密できれいだ。前方を走る車のナンバーもクッキリ描写(あまりに明確に読み取れるため、プライバシー保護のために写真にはボカシを入れた)される。
これは同条件のリヤカメラの画像。ボケぎみで参考程度の記録画像となる。