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故障・修理
更新日:2020.05.23 / 掲載日:2020.05.23

【実践テクニック】ヒューズ電源を利用して電源を分岐する

 各種電源は市販の「ヒューズ電源」を利用することで、ヒューズボックスから容易に分岐することができる。

 まず、蓋裏などに表示されているヒューズ配置図から目的の電源が分岐できそうなヒューズを探す。この際、トラブルと厄介な各種制御系は避け、シガーライターやオーディオといった動かなくても走りに影響しないヒューズを選択する。

 利用できそうなヒューズを見つけたら検電テスターを利用して通電条件が合致するか念のため確認。OKなら同容量の「ヒューズ電源」を用意して差し替える。

目的の電源系のヒューズを識別する

利用できそうな既存のヒューズと同容量の「ヒューズ電源」を用意。検電テスターで素性を確認する。

アースクリップをボディアースし、まずキーを抜いた状態でヒューズ頭部に露出した端子部に検電部先端を接触。

ランプが点灯したら「常時電源」。

つかなければキーをACCにして接触。これで点灯したら「ACC電源」だ。

ヒューズの上流側端子を見極める

通電条件に合致するヒューズを見つけたら、次にバッテリー電圧がかかる「上流(出力)」側に位置するヒューズ端子を見極める。ヒューズ抜きをヒューズ頭部に真っすぐ押し込む。爪先がカチッと引っかかったら、そのまま真っすぐ引き抜く。

通電状態にして、検電テスターの検電部先端をヒューズ端子に接触する。ランプがつかなければ「下流」側。

点灯した側が「上流」だ。

分岐線が接続されている側の接点端子をその上流の「上流」側に合わせてはめる。

奥までキッチリ押し込む。

ヒューズ電源に電源線を接続する

モニターケーブルの電源コードをヒューズボックスまで取り回す。

アース線をボディ金属面にねじ込まれている既存ボルトに共締めする。

「ヒューズ電源」の分岐線に電源線を接続する。

余った配線コードを束ね、テープを巻いてまとめる。

そして、インパネ裏の適当な空間に押し込む。

念のため動作確認し、正常に動作することを確認したところで取り外したパネル類を元通り組み上げる。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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