故障・修理
更新日:2020.11.15 / 掲載日:2020.11.15
輸入車におすすめ!マイレ・エアコンフィルター
エアコン・フル稼働の季節 キャビンフィルターを交換しよう!
暑い暑ーい夏も過ぎ、もうすぐ冬。またエアコンをフル稼働させる季節を前に、汚れたキャビンフィルター(エアコンフィルター)を交換してはいかがだろうか。
現代の自動車のエアコンには、家庭用エアコンと同じくフィルターが装着されている。昔のカーエアコンにはこのフィルターがなく、熱交換器であるエバポレーターに埃などが付着して水分を含み、カビの温床と化していた。現代ではこのフィルターのおかげでエアコン動作時のカビ臭さは大幅に抑えられている。のだが、フィルターの交換を怠ったために、フィルターに埃が付着してカビが発生している例もあるのだ。
このフィルターはキャビンフィルター、エアコンフィルターのほかにもポーレンフィルターとも呼ばれ、車外から花粉やホコリが侵入してくるのを防ぐ役割を持っている。フィルターは定期的な交換が必要だが、自動車メーカーの指定交換時期は15,000ー30,000kmとされている。ただ、30,000kmとなると、あまり距離を乗らない人だと4ー5年は交換しないことになり、かなりの汚れがたまってしまうはず。できれば毎年、走行は10,000km毎での交換が望ましい。
今回用意したのはヨーロッパの自動車メーカーを中心に、日本車、アメリカ車用のスペアパーツを生産するMEYLE(マイレ)社のキャビンエアフィルター。特別なコーティングを施すことで、車内に吸入する空気からホコリや花粉、アレルゲン、煤などを効果的に除去。活性炭入りのフィルターにより、オゾンなどの不快なガスをトラップして変換。嫌なニオイも防いでくれる。さらに銀イオン層の殺菌効果でカビの発生も防いでいる。対応する車種は幅広く、ヨーロッパで登録されている車両の80%に対応する。純正パーツと形状は同じながら、取り付けやすく簡単にフィットする設計になっている。
これからエアコンがフル稼働する時期。汚れたフィルターは早めに交換しておこう。
今回テストする車両はベンツCクラスワゴンの2006年式。後期型となるこの年式ではエアコンフィルターはエンジンルームに装着されている。
この車両は昨年8月の車検時にエアコンフィルターを交換しているので、それほど汚れていない。と思っていた。
フィルターはバッテリーの上に装着されていて、下から空気を吸い込んでボックスを通ってブロアーファンに向かう。
汚れている!
活性炭入りのフィルターなので元々黒いが、フィルターのヒダを開いてみると、そこにはホコリや虫、種子などがたくさん。交換してから9か月でこの状態。
純正パーツと同じ形状ながら、柔軟な設計になっているので、取り付けの際に破損してしまう心配がない。マイレのキャビンエアフィルターも活性炭入りなので、フィルターは少し黒い。
取り付けを行う前に、カビの胞子などがある可能性もあるので、ボックス内のホコリや汚れなどをウエスで拭き取っておいた。
取り付けははめ込むだけで超簡単。一部車種はマイレのホームページに取り付け方が掲載されているので参考に。
欧州車オーナーの強い味方MELYE(マイレ)
マイレは高い品質のスペアパーツを製造するドイツのパーツメーカーで、フィルターやブレーキディスク、パッドなどの消耗部品を始め、サスペンションやアームなどの足回り、ドライブシャフトなどの駆動系、電装系パーツ、ウォーターポンプなど、幅広いパーツを製造している。ヨーロッパのメーカーだけでなく、日本、アメリカ、韓国など、ヨーロッパで流通している乗用車、商用車の多くのパーツをカバーしている。
適合する車種、パーツは同社のホームページ(https://www.meyle.com/)から検索できる。日本語にも対応している。
ヨーロッパメーカーだけでなく、日本やアメリカ、韓国などの自動車メーカーに対応している。
検索時には車両の写真が表示されるので、車の形状を目で確認できる。うっかり型式を間違えてしまうことが防げる。
検索したパーツは写真で確認することができるので、取り外したパーツと比較して確認できる。