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故障・修理
更新日:2020.12.13 / 掲載日:2020.12.13

The 溶接 DIYで楽しむ「鉄」工作13 DIYキットを製作!その3

2mm厚の鋼板に手書きした
文字を切り抜く
 ワゴン本体の溶接加工が一通り完了したところで、AMオリジナル仕様にすべく鉄板を切り出してオリジナルのエンブレムを製作することにした。このエンブレム、作業の流れからいって溶接で固定したい。そこで、2mm厚の鋼板に手書きした文字を切り抜くことにした。複雑な形を手切りで、しかも金ばさみでは太刀打ちできない2mm厚からとなるとかなり難儀する。が、「技術レッスンコース」のメニューのひとつ「プラズマカッター」を利用すれば容易に切り出すことができるので、最新モデルを使わせてもらった。

エアーコンプレッサーを接続する

本体裏面に取り付けられているエアーレギュレーターに高圧エアホースを接続。ホース反対端をエアコンプレッサーに接続し、コンプレッサーを起動させて高圧タンクにエアを溜める。エアレギュレーターを0.4MPaに設定し、電源コードをコンセントに接続して準備完了。

プラズマ切断作業台にアースクリップを接続する

プラズマカッターのアースクリップをプラズマ切断作業台(パイロットアークがスムーズに通り抜ける構造の専用の作業台)に挟んでアースを落とす。出力調整ダイヤルを回して最大(MAX)に設定する。

鋼板に手書きした「AM」を切り抜く

細丸石筆(溶接・溶断時に印をつける際に使われる、石の筆記具)で2mm鋼板に中抜き文字で「AM」と手書きする。

使い方は簡単。鋼板に対して直角に構えてトリガーを引くだけ

初めて使うツールゆえ、不要面でカットの実演をしてもらう。鋼板に対して直角に構え、チップ中心がラインに重なるよう誘導しつつトリガーを引くだけ。意外に簡単だ。

まず文字の中洲面を切り抜く

Aの文字のように中抜きを要する場合、その部分から切り抜いていく。といっても、基本は一緒! チップ中心がラインに重なるよう誘導しつつトリガーを引くだけで、容易にカットすることができる。

使用機器:エスパーダ 15S フォルテ(APC-15S)

プロ用途に対応した
切断能力を100Vで実現!
 廉価版の「SPADA 15 tutto」の登場と同時にラインナップから姿を消した「エスパーダ15フォルテ APC-15」の後継モデル。軟鋼4.0mmまで切断が可能というプロ用途にも対応した切断能力を100Vで実現したパワフルなエアプラズマ切断機で、「パイロットアーク機能」が搭載されているため、対象物に錆や塗装がある場合でも切断が可能だ。これは対象物への非接触時でも3秒程度のパイロットアークが発生する機能で、安全装置としてトリガースイッチの保護カバーが新たに装備されている。また、延長コード(3.5sq 10m以内推奨)使用時の電圧降下や入力電源が不安定な状況でも、安定した切断作業が可能となる「PFC機能」を搭載。

正面

家庭用15Aコンセントでも問題なく使用できるが、動作には高圧エアーが必要不可欠。1馬力以上のエアーコンプレッサーを別途用意する必要がある。

裏面

トーチ

トリガースイッチの上には保護カバーが。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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