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故障・修理
更新日:2021.02.06 / 掲載日:2021.02.06

予防メンテのすすめ バッテリーチェックその2

もしもターミナルが腐食していたら、酸化物をキッチリ落としておく!

1 緑青はお湯をかければ容易に除去できる

年数が経過するとターミナルが酸化皮膜に覆われて電気が流れにくくなる。特に白い粉状の酸化物に覆われていたら要注意!放っておくと配線まで広がってしまうからだ。お湯をかけるだけできれいさっぱり取り除けるので、発見したらただちに洗浄を。

2 ターミナルポールの酸化皮膜を磨き落とす

ただし、ターミナルポールとターミナル内面との接触面に付着した酸化物までは除去できない。洗浄後に一旦、取り外して磨く必要がある。金ブラシもしくはサンドペーパーでターミナルポールを研磨して、鉛材の艶々した地肌をムラなく露出させる。

3 ターミナル内面の酸化皮膜もキッチリ磨き落とす

ターミナル内面はサンドペーパーを棒状に巻いたもので磨く。細目に巻いて押し込み、回しながら前後せさることでムラなく研磨する。仕上げにコンタクトスプレー(接点復活剤)を塗布。ウエスを棒状に丸めて通し、磨きあげる。酸化物を削り落とした面は無防備。再腐食防止策として、ターミナルポールの表面にグリスを塗布してからターミナルを組み付ける。

ヘタリ気味だったら取り外して補充電する

1 マイナス側のターミナルから取り外す

ターミナルを取り外すときは「-側」から。また、作業の安全確保のためにすぐに外せるよう口先が開いたスパナの使用が原則だ。ブラケットの固定ナットを目一杯緩め、ロッド先端部の引っかかりを外す。ロッド先端が外れたら、まっすぐ引き抜くようにホルダーごと取り外す。

2 落下させないよう慎重に取り出す

車載バッテリーは電極に鉛が利用されているため、かなり重い! 両手でしっかり持って慎重に引き上げる。底まで引き出したところでフレーム等の平面に一旦仮置きし、体勢を整えたところで車外に取り出す。

3 赤クリップを+、黒をーに接続して電源ON

OMEGA PRO フルオート充電器:充電器を利用するなら全自動で行なわれるこのタイプが一押し!充電コードの赤クリップをプラス端子に、黒クリップをマイナス端子にクランプする。バッテリー液の液栓が外れる開放型なら液栓を軽く緩める。 接続間違いがないか確認後、電源ケーブルをコンセントに挿して電源スイッチをON。充電するバッテリーに合致する設定に調整し、FULL表示や充電完了ランプが点灯するまで放置する。

4 組み付けるときは マイナスターミナルから

ブラケットの固定ナットはレンチのヘッド部分を持って締める程度で充分だ。ターミナルを取り付けるときは「+ターミナル」から。固定ナットはターミナルポールの根元まで確実に押し込んでから締め付ける。

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ライタープロフィール

内外出版/オートメカニック
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