故障・修理
更新日:2021.04.07 / 掲載日:2021.04.07
とにかく動かしたい! ポンコツジムニー ハコ替え計画17-2
燃料タンク周りのホースはほとんどが硬化していたので全て交換。新品パーツは自分でカットする長めのホースが届いた。これだけでも結構な出費。
タンクのホースが通る部分にはゴムのグロメットを装着。リヤのインナーフェンダーを交換しているので、この穴の形状が変わってしまい、取り付けるのに苦労した。
燃料タンクを踏み台の上に乗せて、燃料ホースやリターンホースを組み付ける。上側のホースを取り付けたら持ち上げてタンクを固定し、給油側のホースを取り付けてバンドで固定した。
クルマを動かすだけなのでエアコンを動作させる必要はないが、そのままにしておくのも嫌なので取り付けることに。シール類はすべて新品に交換しておいた。
前回、エバポレーターを強引に取り付け、バルクヘッドに穴を開けておいたので、ここに配管を接続した。取り回しは問題なく簡単に取り付けることができた。多分、これで動くはず。
サイドブレーキワイヤーを新品に交換したが、レバー側のブラケットの形状が違うようで装着できない。どうやらJA71とJA22ではワイヤーが違うようだ。
JA11用のサイドブレーキレバーを手に入れて装着。ワイヤーアウターを固定するボディ側のブラケットが狭かったのでリーマーで拡大して取り付けた。
まずはガレージ内を引っ掻き回して部品を探すものの、1年近く前に分解した部品はあちこちに分散してしまい、迷子状態。必要な部品がなかなか集まらない。いくつかは見つからなかったものの、集めた部品をよく見ると、燃料配管などのゴム部品は硬化しているし、サイドブレーキワイヤーもアウターが傷んでいるので使用できそうにない。必要な部品を用意して作業を開始するも、案の定すんなりとは取り付けられない。ブレーキの配管は形状が合わず、手で曲げて取り付けた。燃料ホース類はほとんどが硬化していたので新品に交換。ここは問題なく装着が完了した。
サイドブレーキワイヤーも動きが渋いので新品に交換。数千円くらいだろうと思っていたら、なんと1万5千円! 輸入車並みの価格に驚いた。取り付けようとすると、サイドブレーキレバーのブラケットにワイヤーが通らない。どうやらJA71とJA22ではサイドブレーキの形状が違うようだ。JA22用のサイドブレーキはボディに取り付けたまま処分してしまったため、ネットオークションで中古品を探した。おかげでまた作業がストップしてしまった。
ブレーキ、燃料、エアコンの配管を済ませ、ハーネス類を取り付けたのでセルを回してみるが、セルは回るもののエンジンはかからない。再びタンクを取り外してポンプを確認するが、燃料ポンプは正常。明日にはここからクルマを運び出さなければならないのに、一向に動く気配はない。果たして、朝までに動かすことができるのだろうか。