パーツ取付・交換
更新日:2015.01.12 / 掲載日:2015.01.12
車のバッテリー交換をする時期っていつ?
カーバッテリーは、エンジン始動にはもちろん、
車内機器の電源としても使用されていますので、
車にとっては非常に重要なものです。
しかしこのバッテリーにも、寿命があります。
寿命が来てしまってからでは、車を動かすことができませんので、
寿命が来る前にバッテリーを交換しておく必要があります。
しかし、どのくらいの時期にバッテリーを交換すれば良いのか、
わからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、バッテリーの適切な交換時期とはいつなのか、
見極める方法をご紹介します。
バッテリーの寿命
車の使い方によっても異なりますが、
バッテリーの平均的な寿命は2年~5年と言われています。
あまり車を動かしてない場合や、夜間走行が多い場合、近場を走っていることが多い場合などは、
バッテリーの寿命も極端に短くなり、交換時期も早まることがあります。
このような場合は、平均的な寿命の年数をあてにするのではなく、
バッテリーが寿命を迎えていないか、いくつかのサインを確認して、
バッテリーの寿命を察知する必要があるでしょう。
バッテリーの寿命のサイン
バッテリーは、寿命が近づいてくると、
キーを回したときの「キュルキュル」というセルモーターの回転音が鈍くなってきます。
また、パワーウィンドウの動きが遅くなったり、ヘッドライトが暗くなったりなど、
車の動作自体に影響が出てきますので、こういった症状がないか、注意してみるようにしましょう。
バッテリーの寿命が近づいているときは、こういった車の動作に出る症状だけでなく、
バッテリーを見ることで、寿命を知ることもできます。
例えば、バッテリー本体が膨らんでいたり、液が減りやすくなっていたり、
天板にバッテリー液が漏れていたり、端子付近に粉がふいている場合などは、
バッテリーの寿命が近づいているサインですので、交換するべき時期が来ているといえるでしょう。
寿命が突然来ることがあります
車のバッテリーは、年々高性能化してきています。
このため、劣化のサインも出にくくなっており、
気づかないまま、ある日突然エンジンがかからなくなってしまう、
といったようなことが起こる可能性もあります。
バッテリーを使用し始めて2~3年経ったら、一度はテスターで点検をしてみましょう。
点検は、カーショップなどで気軽に受け付けてもらうことができます。
バッテリーの交換時期を適切に把握するためには、
平均的なバッテリーの寿命年数を知っておくだけでなく、
自身の車の使い方と照らし合わせて、よく点検を行うことが大切になります。
車に詳しい友人などがいる場合には、点検に付き合ってもらい、
バッテリーの交換が必要かどうか、訊いてみるのも良いでしょう。