コーティング[2015.01.05 UP]

車のエアコンの効かない原因と対策・修理

車のエアコンの効かない原因と対策・修理 goo-net編集チーム

車のエアコンの効かない原因と対策・修理

あまりにも暑い日にエアコンが効かないことってよく聞きます。

車の走行には問題ありませんが、灼熱の車内で長時間というのは、
窓を開けたとしても耐えられないものです。

エアコンの効かない原因とは何でしょうか?
そして、どう対処したら良いのでしょうか?

関連情報

エアコン 夏・虫・暑さ

カーエアコンの仕組み

カーエアコンは、暖房と冷房で仕組みが違うため、効かない原因も異なります。

暖房機能は、エンジンの熱を利用するので、あえて燃料を使う必要のない機能です。

エンジンはかなり高温になるため、ラジエーター冷却水を循環して放熱し、
サーモスタットでエンジンの温度を一定に保っています。

暖房をつけた直後は、まだエンジンが温まっておらず、
冷却水が冷たいので冷たい風がくるのです。

対して冷房は、コンプレッサーで圧力をかけて圧縮した冷媒(エアコンガス)をコンデンサーに送り、
エバポレーターに噴射されて一気に気化するときに、まわりの熱を奪う事で冷気が発生します。
その冷気をブロワファンで風を車内に送ります。

車内の空気中の水分は、エバポレーターで凝縮されて水滴となるため、除湿されます。
エバポレーターを出た冷媒(エアコンガス)は、再びコンプレッサーに戻って圧縮され、
循環することで冷房のサイクルが完成します。

冬に暖房を使う時にエアコンのスイッチを入れるかどうかですが、
エアコンのスイッチを入れる必要はありません。
エアコンをつける目的は、「夏場に車内を涼しくしたい時」と「車内の除湿をしたい時」です。
冬場にエアコンのスイッチを入れると、燃費が悪くなってしまいます。

冬場にエアコンのスイッチを入れた方が良い場合は、
「窓が曇って視界が悪い時」です。
そうすれば窓の曇りは改善しますが、常にスイッチを入れておくのは、
燃費を悪くするだけであまり意味がないようです。

最近の車は「オートスイッチ」がついているので、
押せば勝手にエアコンのスイッチが入ってしまいます。
そんなときは、オートスイッチを押した後に、
エアコンのスイッチを消すと燃費も向上するでしょう。

また、エアコンが故障しても走行に問題はないのが従来の車でしたが、
最近の車は、エアコンのオイルネーターなどの補機類を、
一本のベルトで駆動する方式(サーペンタイン)を採用していることが多くなっています。

このサーペンタイン方式の車のベルトが切れた場合、エアコンが効かなくなるだけでなく、
バッテリーが上がったりパワーステアリングが効かなくなったりと、
車の故障の原因となるため、早く診断しなければいけません。
(サーペンタインベルトが切れるのはレアケースですが、可能性のひとつとして覚えておきましょう)

暖房が効かない原因と対策方法

サーモスタットの故障

サーモスタットが故障すると、冷却水が多くエンジンに流れて暖房が寒かったり、
逆にかなり熱い風がくることもあります。

暖房が効かないというトラブルの多くが、このサーモスタットの故障と言われています。

サーモスタットの交換は1万円以下で出来ることも多い、手軽なものです。

冷却水の減少

車の暖房はエンジンを冷やす機能を持つ冷却水の熱を利用したものになります。
その為、何らかの原因でこの冷却水の漏れなどが生じてしまった場合、
暖房の効きが悪くなってしまいます。

冷却水の減少は暖房の機能を低下させるだけでなく、
オーバーヒートなどのトラブルにも繋がりますので、必ずチェックするようにしましょう。


この他にも、車内の暖房を担っている部品やシステムがいくつも存在します。
温度センサーの異常をはじめとして、各種部品の不良・異常・破損等も考えられますので、
まずは、ディーラーなどできちんとした点検を受けることが賢明と言えるでしょう。

冷房が効かない原因と対策方法

エアコンガスの不足や漏れ

カーエアコンが冷える為の燃料でもある冷媒(エアコンガス)が不足していたり、
漏れたりしていると、冷えない原因になります。
ガスを補充しても、どこからか漏れてしまっていると、すぐに冷えなくなってしまいます。

ボンネットを開けて、エアコンのコンプレッサーにあるサイトグラス(※1)で、
ある程度のガスの残量は確認できますので、
コンプレッサーが作動している状態で、液体の流れや気泡が見える状態かチェックしてみましょう。

泡が白濁しているようならガス不足ですし、透明で大きな泡が浮いてくる場合、
ガスが詰まっている可能性が考えられます。

ガスの補充だけならば数千円で済みますが、
ガス漏れのつまりや漏れの修理となると、最低2万円~となってしまうようです。

※1
サイトグラスとは、エアコンガスの通り道にガラスの覗き窓をつけたものです。

コンプレッサーの不具合

カーエアコンを作動させ、カチッという音の後コンプレッサーが動いているか確認します。

コンプレッサーは、エンジンに取り付けられた、
直径20cmほどの丸い筒状のもので、ファンベルトで駆動する機械です。

ガス不足がコンプレッサーが動かない最大の原因ですが、
ガスが充分なのにコンプレッサーが動かない場合、修理や交換が必要になります。

コンプレッサーの修理は5万円~と、高額なようです。

車に詳しくないならプロに任せるのが一番安心

車にあまり詳しくないのなら、やはり、
プロに依頼してカーエアコンが効かない原因を探してもらうのが、早く問題を解決するコツです。

エアコンが必要になる季節がくると、あっという間に暑い日が続きますから、
渋っていると辛い暑さを耐える日々がやってきてしまいます。

プロにチェックしてもらうと、いまいち効きが悪いエアコンも、
エアコンクリーニング(※2)で快適な夏が過ごせるでしょう。

※2
エアコンクリーニングとは、ガスをすべて出してクリーニングして、
その後またガスを補充する方法です。

こうすることで、エアコンがものすごく効くようになります。

費用は業者によって違いはありますが、1万円ほどが相場なようです。
(エバポレータークリーニングをプラスすると費用は増える)

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