キズ・へこみ直し
更新日:2015.02.17 / 掲載日:2015.02.17
車のへこみ・傷の修理は自分でできる?
どんなにきれいに見える車でも、かなり傷がついているものです。
道路上の小石や砂利などが、知らないうちに車に当たり傷ついてしまったり、
洗車時にも傷はできます。
現在では、カー用品店などで、ボディーのへこみや傷の修復剤が多数販売されています。
これらを活用することで、自分でも簡単に修理をすることができます。
ボディーの状態は、まず洗車して確かめることが先決
愛車のボディー状況のチェックは、洗車をしないことには始まりません。
洗車を行う際は、曇りの日は避けて、晴れ間を見計らって行います。
光に当ててみないと、細かい傷が分からないからです。
傷の探し方は、ルーフ部分を見るように近づいて、
ボディー面と平行に目線を持っていくことです。
難しい場合、実際にボディーに触れて凹凸などを確認します。
傷を確認したら、状況を確認することが大事
ボディー周りをチェックし、へこみや傷を発見したら状況を確認します。
傷の場合、大きな傷ではないのであれば、
慌てて補修剤を購入・使用する必要はありません。
程度の軽い傷なら、簡単に直すことができます。
ワックスがあるなら、スポンジにつけてこすってみてください。
ノーコンパウンド(研磨剤なし)のワックスでもOKです。
たいていの場合、小石などの付着物がボディー表面についているケースです。
ワックスがけして汚れを取ると、きれいになります。
大きな傷やへこみには専用の補修剤で対応
ワックスでも落ちないような傷、へこみには、
専用の補修剤で修復することになります。
へこみの修理工程はサンドペーパーで研磨し、パテで穴埋めします。
乾燥後、サンドペーパーで穴埋め面をならして、塗装して終了です。
作業工程は1~2時間ぐらいです。
補修剤は3000円もあれば、一通り揃うことが多いです。
取りあえずの傷隠しには、スプレー式が便利で時間もかかりません。
細かい傷にはタッチペンのタイプもあります。
ボディーの傷は放置すると広がっていく
ボディーのへこみや傷は、放っておくと、サビや腐食の原因になります。
雨や雪などで水分がボディー内部に浸透して、
最悪の場合には、電装系統に異常を来す可能性も出てきます。
最低限、1カ月に2回以上、または、長距離走行をしたら、
必ず洗車、そして、ボディーをチェックしてください。
愛車を長持ちさせるコツは、小さな傷でもすぐに補修することです。