オイル交換
更新日:2015.01.15 / 掲載日:2015.01.15
自分でエンジンオイルを交換する方法と注意点
オイル交換といえば、ほとんどの人はカー用品店で済ませると思います。
交換の手間暇もかかりますし、廃油の処理という問題もあります。
しかし、カー用品を活用することで、
自分で簡単にエンジンオイルを交換することができます。
また、廃油の処理に関しても、その方法を理解することでクリアできます。
自分でエンジンオイルを交換する具体的な方法や、
廃油の処理方法などをご紹介します。
オイルチェンジャーを使えば簡単に手軽に便利に交換できる
もう、ギコギコとハンドルを回して車をジャッキアップする必要はありません。
カー用品店、ホームセンターなど売っている「オイルチェンジャー」を使えば解決できてしまいます。
2000円~5000円あたりが最多価格帯でしょうか。
ボンネットを開けて、エンジン上部に差し込んであるレベルケージを抜き、
そこにオイルチェンジャーのホースを入れます。
電動式もありますが、確実にするなら手動式がいいです。
5分もオイルチェンジャーのハンドル(自転車の空気入れのようなタイプ)を押せば、
古いオイルが抜けます。
このように、自分でも簡単にエンジンオイルを交換することが可能です。
下抜きというオイル交換方法もあります
オイルチェンジャーを使うのは、一般的に「上抜き」と呼ばれる方法です。
これに対して「下抜き」があります。
エンジン下部のオイルパンにあるドレンボルトを開けて、オイルを抜き取る方法です。
車種によってはジャッキアップして、車の下部にもぐり込む必要があります。
危険を伴い、専用工具も必要なため、車に慣れていない人にはおススメできません。
下抜きの場合、オイル内にたまる金属粉などのスラッジが、
上抜きよりも多くとれるメリットがあります。
効率的にオイル交換をするテクニック
オイルには粘度があります。
エンジンが冷えた状態では、オイル粘度が高いのでうまく抜けてくれません。
交換前には3~5分ほど暖気運転をして、
粘度を下げる(オイルを滑らかにする)ことが大切です。
オイルが片寄らないように、水平な場所で行うことも併せて覚えておいてください。
廃油の処理方法は主に2通りある
新オイルを入れて、車もリフレッシュしましたが、
忘れてならないのが廃油の処理です。
一般的には、これもカー用品店などで売っている廃油処理箱で、
古いオイルを染み込ませて、可燃ごみに出すケースです。
このほか、オイルの販売店か、ガソリンスタンドで引き取ってもらうこともできます。
廃油の処理は、各自治体などによって扱いが変わってくることもあります。
オイルの引き取りについても、有料になる場合もあります。
一概に言えないため、お住まいの地域で確認することが不可欠です。