故障・修理
更新日:2015.03.06 / 掲載日:2015.03.06

車のブレーキを踏むと異音がする場合の原因について

車のブレーキを踏むと異音がする場合の原因についてgoo-net編集チーム

車のスピードをコントロールするのに、大切な役割を果たしているブレーキですが、
そのブレーキを踏むと、そこから異音が発生することがあります。

ブレーキの不具合は、車の安全走行に多大な影響を与えますので、
早めにその原因を考えて、然るべき対策をとることが望ましいのです。

キーキーと音がする場合はブレーキパッドのすり減りが原因

ブレーキを踏むと異音がすることがありますが、
発生する音も、その原因によって症状が異なりますので、
具体的な症状について理解を知っておくと、いざという時に役立ちます。

ブレーキを踏むとキーキーと異音が鳴ることがありますが、
これはブレーキパッドがすり減ってきていることにより、
音が出ていることが考えられます。

ブレーキパッドとはタイヤと連動して取り付けられていて、
ブレーキを踏んだことにより起こる、
摩擦と制動を押さえてくれる働きを担っています。

これは使用と劣化によりすり減ってきてしまう部品で、
そのまますり減った状態で走行を続けると、
ブレーキの利きが悪くなってしまい危険です。

もしもキーキーという音が聞こえてきたら、
早めに自動車点検を行ってもらいます。

まれにブレーキパッドがすり減っていなくても、
ブレーキとパッドの間に小さい石などが挟まってしまうことで、
異音が発生することもありますが、
交換が必要だと判断された場合は、早めに交換をお願いしましょう。

ゴォーゴォーと音がする場合はブレーキローターに注意

ブレーキの異音は、主に、
ブレーキパッドのすり減りが原因で起こる確率が高いのですが、
パッドのすり減りに気が付かずそのまま走行を続けていると、
今度はゴォーゴォーといった風が吹くような音が、
ブレーキから聞こえてくるようになります。

これはブレーキパッドがすり減ったことで、
ブレーキを構成している部品の一つである、
ローターを削ってしまい異音が発生してしまうのです。

このような音がする状態で走行を続けていると、
ローターを削った時の摩擦熱で、
車から焦げたような臭いが発生することがあります。

このような状態になるとブレーキパッドとローターを交換する必要があるので、
ブレーキパッド単体を交換するよりも、
修理費用と部品代金が高くなってしまいます。

早めに異常に気が付くためにも点検に出すことが大切

ブレーキはスピードを制動するための大切な部品ですから、
適切に機能しないと、安全走行に支障が出てきます。

ブレーキの異常に早い段階で気が付くためにも、
定期的に車を点検に出して、みてもらうことをおすすめします。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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