カー!といえばグーネットピット

無料整備工場検索&予約アプリ

グーネットピットアプリ

タイヤ交換
更新日:2015.03.16 / 掲載日:2015.03.16

タイヤのひび割れはバーストの原因になる?バーストの原因と対処法

タイヤのひび割れはバーストの原因になる?バーストの原因と対処法goo-net編集チーム

ある日突然タイヤがバーストしてしまう。

そんな予想もしない事態が、
実は、JAFやロードサービスの、
出動理由ワースト1というデータがあります。

主な理由は、「タイヤのパンク・バースト・エア不足」ですが、
中でも、タイヤのバーストはひび割れが原因である事が多いそうです。

危険を少しでも減らすために、
タイヤのバーストの原因となる「ひび割れ」についてご説明しましょう。

乗ってない車ほど危険?意外なひび割れの原因

タイヤのひび割れは「タイヤの状態不良」の中で一番多い事象です。

その原因は「タイヤの時間劣化によるもの」で、
意外にも走行距離の短い車や、
あまり乗る機会のない車におこりがちな事象です。

主にゴムでできているタイヤは、長時間放置しているとゴムが劣化し、
筋状に何本もヒビが入ってしまいます。

タイヤには基本的に劣化防止剤が含まれているはずなのですが、
その効果は永劫ではなく、自然と抜け出てしまうものなのです。

特に紫外線や熱を浴びていると、その分早く抜け出てしまうので、
熱や紫外線の影響が大きいところに車を置いておくと、
タイヤの劣化が進み、結果的にひび割れてしまいます。

また、タイヤのツヤ出し材や、
ワックスなどの薬品を多用した場合でも、
ひび割れの原因となります。

タイヤのひび割れはバーストの原因になる?

タイヤにヒビの入った状態で車を運転し続けると、
タイヤがバーストしてしまう原因になります。

タイヤの内部には、スチールのワイヤーが張り巡らされていますが、
ヒビの入ったタイヤで濡れた路面を走行すると、
ヒビから水が入り込み、スチールワイヤーが錆びてしまいます。

ワイヤーが錆つくと、タイヤとワイヤーが剥離してタイヤの強度が下がり、
そこへ走行中の圧がかかってバーストする、というのが主な原因です。

タイヤのヒビはサイドウォールに入りますが、
サイドウォールはタイヤの荷重を支える部分なので、
タイヤが劣化していれば、荷重の影響は避けられません。

タイヤがバーストしたらどうするか?

タイヤがバーストした場合、もしくはバーストする直前など、
車の動きが不安定になったり、操縦しにくくなるなどの現象に見舞われます。

その際、車の予想外の動きに対して、
つい急ブレーキを踏んでしまったり、急ハンドルを切ったりしてしまいますが、
かえって事故の原因になる可能性が高いです。

タイヤがバーストしてしまった際は、
一般道の時は、徐々にスピードを落とし、路肩まで移動しましょう。

車を移動したら、他の交通に気をつけて、タイヤを確認します。
タイヤの様子を見ればバーストか、タイヤの異常かは目視で確認できます。

自分で対処できないようであれば、JAFやロードサービスを呼びましょう。

高速道路の時は、路肩だと危険ですので、
なるべく近くのサービスエリア、
もしくはパーキングエリアまで移動してください。

タイヤがバーストしない為の対処法

では、タイヤがバーストしない為にはどうしたら良いでしょうか?

タイヤのバーストを未然に防ぐためには、
日ごろからのこまめなチェックが重要となります。

サイドウォールにヒビがないか、スリップサインが出ていないかなどを、
目視でチェックしましょう。

また、月に一度はガソリンスタンド等で、
空気圧の点検を行ってください。

ヒビだけでなく、タイヤの劣化や傷の有無なども確認できるので、
目視だけのチェックよりタイヤの状況を確認できます。

ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの変更など、
季節ごとでタイヤを交換する場合、使用していないタイヤは、
タイヤカバーなどで覆って、適切な管理方法で保管をしましょう。

車のタイヤに関しては「乗っていないから劣化しない」、
というわけではありません。

ゴムの特性上、時間経過による劣化は避けられないので、
タイヤのケアは十分に行ってください。

この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ