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車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

グリルガード(しし狩りバンパーやカンガルーバー)の取付・取り外しで車検に通るのか

車がレジャーやホビーだけの用途ではなく、生活の一部に組み込まれているドライバーにとって、車は単なる移動手段以上の欠かせない存在となっています。そのようなドライバーにとってアフターパーツの存在は、ドレスアップ効果はもちろんのこと、使いやすく機能性を重視したものでもあるため、様々なパーツの追加が考えられます。ここでは、グリルガードと呼ばれる部品について、特徴や車検を通すときの注意点を中心に説明します。

グリルガード(しし狩りバンパーやカンガルーバー)とは?

グリルガードと聞いて、どのような部品か思いつく方はどのくらいいるでしょうか?グリルガードはしし狩りバンパーやカンガルーバーとも呼ばれており、金属製のパイプや金属板を折り曲げて作られたバンパーを指します。日本ではあまり馴染みがありませんが、元々はカンガルーとの接触事故が多い広大なオーストラリアで、自動車とカンガルーが接触したときのボディの被害を抑え、走行に支障がでないようにするために開発されたバンパーです。
日本でも1990年代に車高の高いRV車や4WDピックアップトラックなどを中心に、ドレスアップパーツとして標準装備されるモデルが多数見受けられましたが、そもそも野生動物と接触するシチュエーションは少なくドレスアップ目的であったこともあり、衝突時の安全性の観点から徐々に自主規制という形で減少した背景があります。しかしながら、現在でもオフロードカーを中心に、ボディの保護およびドレスアップパーツとして根強い人気を誇ります。

元々ついていたグリルガードを外したり、新たに取付けた際に、車検を通すことはできるのか?

それではグリルガードと車検の関係はどのようになっているのでしょうか?現在は、中古車を除いてグリルガードを新車時から純正装着する国産車はほとんど見かけなくなりました。では、既に装着されているグリルガードを自分で外したり、アフターパーツとして新たに取付ける場合は、車検を問題なく通すことは可能なのでしょうか?グリルガードは指定部品の扱いになるため、保安基準を満たしていれば自由に取付を行うことができます。また、元々装着されていたグリルガードを外したとしても、車検を問題なく通すことができます。

車検を通すためのグリルガード(しし狩りバンパーやカンガルーバー)を取付ける際の注意点・ポイントとは?

自由に装着や取り外しができるグリルガードですが、車検を通すためには保安基準を満たす必要があります。そのため、取付ける際には厳守すべき注意するポイントがあります。グリルガードは指定部品のため、取付後の車両寸法が全長3cm以内で全幅2cm以内など一定の範囲内であること、取付ける際にボルトなどでしっかり固定するなどしていれば、構造等変更手続きも必要なく車検を通すことができます。ただし、車体寸法が大きく変わったり、溶接やリベットを使用して固定してしまうと、構造等変更手続きが必要になりますので注意してください。また、グリルガードを取付けることでヘッドライトの光が遮断されてしまったり、ウィンカーが見えなくなる場合は、車検を通すことができなくなります。グリルガードは指定部品のため、一定の保安基準を満たしていれば構造等変更手続きが必要なく、装着や取り外しが可能です。野生の動物が飛び出してくる可能性のあるエリアを走行する車両の安全性向上や、ドレスアップパーツとしてグリルガード(しし狩りバンパーやカンガルーバンパー)を装着することで、より充実したカーライフを楽しんではいかがでしょうか。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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