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車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

車検の際にかかる重量税などの税金が値上げされることはあるのか

自動車を保有維持するためには、定期的に車検をきちんと受けなければいけません。自家用乗用車の場合、通常新車登録から初回が3年、その後2年ごとに車検を受ける必要があります。車検の際に必ず納めなければならない税金として自動車重量税があります。その自動車重量税は、車齢とともに値上げされる事はあるのでしょうか。ここでは、車検の際の自動車重量税などの税金が値上げされるのか、詳しく解説します。

車検時に納める重量税が値上げされることはあるのか

よく、長く乗った車ほど車検の料金が高くなると言う話を聞きますが、これは本当なのでしょうか。車検を受ける場合、法定費用の中に自動車重量税と言うものが含まれます。この重量税ですが、平成27年度の税制改正に伴い、新車新規登録をした日を起算として13年以上経過した車に対しては、自動車重量税の税額が変更され割り増しされました。そのため、初年度登録をした日から13年以上経過した車は、税負担が以前よりも大きくなっています。税負担が大きくなると言う事は、車を運転する人にとって大きな痛手となりますが、車検の際には重量税は必ず支払う必要があります。車検を受ける際に、自分の車が13年以上経過している場合は税額が変更されているので、しっかり確認しておきましょう。

13年経過した普通自動車の自動車重量税はどのくらい増えるの?

では13年以上経過した普通自動車に対して、どの程度自動車重量税は増えるのかと言うと、自動車税重量税は13年未満の車よりも約39%重課されています(2018年1月時点)。車検は2年ごとに行わなければいけないので、やはり税金が上がってしまうことは痛い出費になってしまいます。さらに車両重量が重い車であればある程、税負担も大きくなってしまう為、どの程度税金が増えてしまうのか把握しておくことが大切です。

なぜ税制改正になったのか、その意味と目的について

そもそも、なぜ税制改正が行われ、13年以上経過した普通自動車の自動車重量税などが増額される様になったのでしょうか。それは、車齢の高い自動車からの排出ガスなどから環境を守るための対策の一つとして、この税制改革が行われたからです。新しく開発された車は、排出ガスの低減や、燃費向上など、環境保全の目的から環境に配慮した車が増えています。この税制改革は、環境性能を考慮した上で、新しい車と比較して車齢の古い車に対しては税負担を大きくすると言うことを目的に税率が見直しされました。増税になったことで、13年以上経った車に乗っている人の中には、環境に優しい新車に乗り換えを検討するユーザーも増えるなど、社会全体として、環境性能に対する平等な税負担を促進するための措置となっています。自動車環境対策として、国では車齢の古い車に関して税負担を大きくしました。環境破壊は大変深刻な問題であり、環境問題に大きく影響を及ぼす車に関して、税改革を行うことで買い替え需要を促進し、少しでも環境に配慮しようという国の施策の表れです。普通自動車で新車登録から13年経過した車に関しては増税になっているため留意しましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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