車検は日曜日や土曜日も受けられるのか

車検時期が近づいているのに、平日は仕事などで休みが取れず、車検を受けることができないと、ストレスを感じる方も多くいるでしょう。では土日に車検を受けることは可能なのでしょうか？今回は、日曜日や土曜日も車検を受けることができるのかについて解説します。

この記事の目次

1. 土日に車検を受けることはできるのか
2. 車検を受ける場所の種類
3. 土日に受けられる車検と受けられない車検

土日に車検を受けることはできるのか

基本的には土日でも車検を受けることはできます。しかし、車検を受ける場所によって、受けることのできる場所とできない場所があります。それぞれの違いを以下でご説明します。

車検を受けるには「民間車検」と「運輸局へ持ち込んでの車検」があります。民間車検は、運輸局から指定自動車整備事業という指定を受けている工場で、自社の工場で点検整備から車検までを受けることができます。一方、運輸局へ持ち込んでの車検は自動車分解整備事業の認証しか受けていない認証工場へ依頼する車検と自分で運輸局へ持ち込むユーザー車検の2通りがあります。

土日に受けられる車検は上記でご紹介した「民間車検」になります。民間車検の場合、指定自動車整備事業の指定を受けた指定工場で点検整備から車検まで完結します。そのため、運輸局に関係なくその指定工場が営業していれば車検を受けることができます。多くの指定工場が依頼の集中する土日には営業をしています。一方、運輸局へ持ち込んでの車検の場合、土日は車検を受けることはできません。運輸局自体が土日、祝日が休みのため、これらの曜日には車検を受けることができないからです。また、運輸局へ持ち込んでの車検を受ける場合、平日でも受付時間が8：45～11：45と13：00～15：45となっているので注意する必要があります。そのため、指定工場での民間車検に比べると、どうしても曜日や時間などに制約が出る場合があります。このように指定工場（民間車検）で車検を受ける場合、土日にも車検を受けることができます。夜遅くまで営業している工場もあり、忙しい人にとっては大助かりです。しかし、どうしても土日が混雑してしまうため、車検の有効期限の1ヶ月前から余裕を持って予約を入れることをおすすめします。予約自体は1ヶ月前以前から取ることのできる工場も多くあります。車検有効期限のギリギリになって慌てることがないよう、計画的な車検の実施計画をたてるようにしましょう。