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車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

車検は何日前からできる?早めに出す場合の注意点とは

最近は、早いところでは、おおよそ30分ほどで車検が終わるところも出てきています。しかし、車両を持ち込んだりなどの手間を考えると、車検の有効期限を切らせてしまわないためにも余裕をもって出したいものです。では、車検は有効期限が切れる何日前から出すことができるのでしょうか。今回は車検を早めに出したい時の注意点について解説します。

車検は期限が切れる何日前から出すことができるのか

車検満了日の何日前から車検が受けられるかというと、「ただ車検に出すだけ」なら、いつでも出すことが可能です。しかし、車検に通った段階で次の有効期限が決まるため、あまりに早く出し過ぎると期限が前倒しされてしまい、場合によってはあまりメリットが感じられないかも知れません。極端な話で例えると、今日車検に出して翌日に再び車検に出すと、丸2年分の車検の有効期間が無駄になってしまうことになります。
車検の残りがわずかな中古車を購入する場合などは、車検を早めて受けてから納車ということも考えられますが、極端に前倒しで車検を受けるのは得策ではないと言えるでしょう。そのため、車検は期限が切れる1か月前以降に受けることをおすすめします。車検の有効期限の残り1か月以内に車検を受ければ、車検の有効期間が前倒されることはないので無駄がありません。

1か月前より早く車検に出しても損をしない方法とは

車検の有効期間を無駄にしないためにも、車検は1か月前から期限切れまでの間で受けられるように予定を組むことをおすすめします。しかしながら、どうしても車検を早く済ませたい場合は、一般的に指定整備工場と呼ばれる「指定自動車整備事業者」を利用することで「45日前に車検を受けても有効期間が前倒しにならない方法」があります。指定整備工場は車検の際に車検場に車両を持ち込む必要がありませんが、書類を別途運輸支局や自動車検査登録事務所等へ提出して車検証を正式発行する必要があります。そこで、一旦車検を通し、車検場へ書類を期限切れの30日前以降に届出する方法をとることで、期限の前倒しを防ぐことができるのです。車検を通してから届出するまでの期限が15日なので、指定整備工場で車検を受ける場合には45日前に車検を受けても、合法的に車検の期間を損しないということになります。ただし、この仕組みは本来、自賠責保険にかかる余計な負担を回避することを目的としています。

早めに車検を出す時の注意点

上記で紹介した45日前に車検を出す方法ですが、適応となるのはあくまでも「指定整備工場」で車検を受ける場合に限られます。認証工場(自動車分解整備事業者)やユーザー車検などには当てはまらないので注意が必要です。また、車検を受けるには必ず予約が必要です。45日前以降、1か月前以降だからと油断していると、車検切れの期限までに予約が取れなくなってしまうこともあります。何日前に車検を受ければ前倒しにならないかを事前に把握しておき、車検にかかる費用を併せて把握するなど余裕をもって予約をするようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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