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車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

車検に通るナンバープレートの位置や角度

管理上、保安上、取り付けが義務付けられているナンバープレートですが、車検ではどのようなチェックがされるのでしょうか。ナンバープレート自体は配布されるものなので変更ができませんが車によって取り付け方などに変更がみられると思います。そこでナンバープレートの取り付けについて、車検で通るポイントをご紹介します。

ナンバープレートの取り付けについて(位置・角度)

ナンバープレートの取り付けについて(位置・角度)

ナンバープレート(自動車登録番号標)は道路運送車両法の第19条において、「自動車登録番号標及びこれに記載された自動車登録番号を見やすいように表示しなければ、運行の用に供してはならない」と義務付けられています。もしこれに違反する場合は50万円以下の罰金です。
ここでナンバープレートは「見やすいように表示」とされています。取り付け位置については同法の施行規則第7条にて、「自動車の前面及び後面の見やすい位置に確実に行うものとする。」とされています。実はナンバープレートの取り付けについて明記されているのはこの程度で、位置や角度について細かく規定されていません。多少斜めになっていても見えていればOKなのです。もちろん「見やすい位置」なので、角度を45度以上つけるなどはもってのほかです。常識的に考えて20度以内が限度かと思われます。取り付け位置については前面・後面と規定されていますが大前提として外側です。「見やすい位置」というのは車の前方、後方から見やすい位置ということです。左右については中心からずれていても問題ありません。ひとまずはナンバープレート用のフレームに取り付けるのが無難でしょう。

前面と後面で違いはあるのか

前述のとおりナンバープレートの取り付けには細かい規定はありませんが、前面と後面で違いがあります。実は後面のナンバープレートは、そもそも位置を考える必要がありません。後面のナンバープレートは「封印」がしてあり、自分では取り外しできないのです。この封印は国土交通大臣から取り付けの委任を受けた封印取り扱い受託者等によりナンバープレートの左部分に取り付けることができます。この封印は整備のために特に必要がある場合以外、取り外しは禁止されています。従って、自分で動かすことができるのは前面のナンバープレートのみになります。前述のとおり取り付けの位置や角度が曖昧ですので、心配な場合は陸運局や車検場で相談してみるのも手です。

その他の注意点

その他にナンバープレートの取り付けで注意すべき点ですが、後方のナンバープレートは後方ナンバー灯で照らしておく必要があります。後方ナンバー灯は夜間などにおいても車のナンバーを視認しやすくし、防犯や犯罪解決のために必要があるものです。後方ナンバー灯が切れていないかについても注意しましょう。また、ナンバープレートカバーは視認性が下がるため、道路運送車両法で使用が禁止されています。透明なフレームであっても文字を隠し視認性を下げるものはNGです。ナンバープレートについては視認性がある程度確保されていれば車検は通るようですが、明確な規定がない分、検査員の判断によるところが大きくなるようですので、よく確認しておいた方が安心でしょう。ナンバープレートは車を識別するための重要なパーツですので、常日頃から見やすい状態にしておきましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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