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車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

“車検代が高い”と言われる“古い車”は、結局どのぐらい期間が経ったもの?

“自分の車は古いのだけど、今年の車検は高いのかな…”と、疑問に思っている方は多いかもしれません。また、クラシックカーを愛好している方や、これからクラシックカーを購入する予定の方もいるかもしれません。新車を購入した場合と、中古車を購入したり古い車を乗り続けている方などでは、税金や修理費・車検代などの維持費に違いはあるのでしょうか?やはり、新しい車に比べると古い車は高くなってしまうのでしょうか?また、“古い車”とは、どのくらい期間が経った車のことを言うのでしょうか?このページでは、古くなった車の気になる疑問あれこれについて紹介していきます。

車検にかかる税金は登録後の経過期間によって変わるのか?

車検の際に必ずかかる費用といえば「自賠責保険」と「自動車重量税」です。自賠責保険についていえば、登録年数と税金は関係はなく、自動車などを運転する場合に必ず必ず加入が義務づけられている保険です。しかし、車両の重さによって税額が変わる自動車重量税は、『13年以上経過』すると料金が高くなってしまいます。さらに、18年以上経過するともっと高くなるのです。

車検以外の費用はどうか

≪自動車税≫
車検には関係ないのですが、毎年4-5月頃届く、「自動車税」も古い車では税金が変わります。自動車重量税同様に、自動車税も『13年以上(ディーゼル車は11年)』を経過すると15%ほど税率が上がります。しかも、車を手放すまで毎年この割増料率が適用された税金の納付書が届きます。毎年届く自動車税が15%高いのはけっこうな出費ですよね。以前は10%ほどだった割増率が、平成27年4月から15%に増税されてしまったのです。

≪修理費≫
車が古くなれば当然いろんなところが壊れていきますし、交換しなければならない箇所も多くなっていきます。
とくに「10年10万km」がひとつの目安となり、

・タイミングベルト
・ベルトテンショナー
・ウォーターポンプ
・燃料ポンプ
・バッテリー
・タイヤ

などの部品を新品と交換するのが一般的です。
これを金額にすると業者や部品のグレードにもよりますが、少なくとも十万円以上はかかってしまいます。ちなみに下取りに出すならば、10万kmよりも短い5万km未満だと、価格も上がる傾向にあるようです(5万kmを超えた車は「多走行車」、10万kmを超えると「過走行車」)。

なぜ古い車は税金が高くなるのか

いくら車の性能が良くなったとはいえ、古い車は環境にやさしいとはいえません。日本では、環境保護の観点から、燃費性能の良い車にはエコカー減税などで税の優遇処置がとられています。対して、登録後年数が経過している古い車には増税されているのです。今後もますます環境にやさしい車にはオーナーにもやさしく、環境にやさしくない車には所有しているオーナーにも厳しい処置がとられ、その差は大きくなっていくと思われます。

まとめ

以上のように、車検費用が高いと言われる車は、自動車税や自動車重量税が割増になる13年以上経過した車をひとつの目安として考えるとよいでしょう。以前は、10年10万kmを過ぎた車はいつ壊れてもおかしくはなく、下取りに出しても値段がつかないことは普通でしたが、今は10年10万kmを過ぎても、正しいメンテナンスをしていれば、20万km、30万kmと草稿を重ねても問題ない自動車はざらにありますし、10年10万kmを超えた古い車であっても、充分に査定価格がつきます。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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