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故障・修理
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

車の修理時に保険を使ったほうが良い場合と悪い場合

交通事故に遭った場合、保険会社より「保険を使用されますか?」と尋ねられます。普通の感覚ならば「毎月保険料を支払っているのだから保険金を受け取るのは当然」と思うのも当然の事でしょう。しかし場合によっては保険金を請求しない方が有利な事が多いのです。車の修理時に保険を使ったほうが良い場合と悪い場合とはどのようなケースでしょうか?

自動車保険のカギを握るのは「保険等級」

自動車保険には「等級」が存在します。等級は1等級~20等級まであり、自動車保険に加入したばかりの頃は6等級からスタートします。一年間無事故で過ごせば等級は一つずつ上がって行き、その分保険料も安くなります。事故を起こしてしまうと等級が3つ下がってしまい、そこから3年間は「事故あり等級」の扱いで、無事故で同じ等級の人よりも割高の保険料を支払わなければなりません。車で事故を起こした際、修理費を保険料で支払う場合に考えなければならないのは、その後で支払わなければならない割高の保険料とどちらが安いか、という点になります。このように事故で自動車保険を使用する時、等級の話は切っても切れない関係なのです。

保険を使った方がいい場合と使わない方がいい場合

1.保険を使った方がいい場合

無事故で数年間過ごし、ある程度等級が進んでいる場合ならば、保険金が10万円程度でも保険を使って等級が下がっても、後で支払う保険料が修理費用を上回る事はありません。等級が下がるのを気にしなければ保険を使った方が良いでしょう。

2.保険を使わない方がいい場合

保険に加入したてで等級が低い場合は保険を使わない方がいいでしょう。基本的に低い等級の時に保険金で修理費を賄うと、保険料が自己負担した修理代を超える場合に保険を使った方が損をする計算になります。その場の保険金で修理費は支払えますが、低い等級がさらに下がると保険料が割高になり、後々の家計に影響してきます。6級から下に下がると、元の6級に戻るまでが大変となってしまうので、等級が低いうちはなるべく自腹で支払う事をお勧めします。

低い等級は「特約」でカバー

等級が低い場合は保険のオプションでカバーできるケースもあります。例えば示談交渉サービスが付いている場合は交渉だけ保険会社で行ってもらい、金額は自腹で支払うようにすると、事故の扱いとはならず等級は下がりません。他にも弁護士特約や車両保険などのオプションがあるともしものときに役に立ちます。保険会社によってメニューが違うので比べてみるのも良いでしょう。事故は起こさないに限りますが、もしも事故にあってしまった場合を想定し、保険にはしっかり加入しておく事が基本です。自分だけでなく家族の未来を守るためにも自動車保険について知識を深めましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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