車のメーターが暗い場合・暗くなる場合の対処法

車を運転する際に毎回見ているはずなのに、スピードメーターの指針に集中して、意外とメーターパネルが暗くなっても気付かない方も多いのではないでしょうか。また、メーターパネルが、突然暗くなり見にくくなってしまったら、何かと不便を感じるはずです。そこで今回は、車のメーターが暗い場合・暗くなる場合の対処法について解説します。

この記事の目次

1. 車のメーターが暗い・暗くなることによる危険性とは？
2. 車のメーターが暗い・暗くなる原因と対処法は？

車のメーターが暗い・暗くなることによる危険性とは？

車のメーターパネルには、車の状態を示す非常に多くの情報が表示されています。スピードメーターやエンジンの回転計以外にも、すぐに走行を中止して対処を要する需要な警告も含まれます。特に以下のような警告灯が点灯した場合は要注意です。メーターが暗く見逃すと、エンジンの損傷や大事故に繋がる恐れがあるため、日ごろから注意が必要です。

ドアが完全にしまっていない時に点灯します。

シートベルトをしていない乗員がいると点灯します。

パーキングブレーキが解除されていない場合、ブレーキ液不足などの場合に点灯します。

バッテリーの充電状態が不十分な場合に点灯します。

エンジンオイルの油圧が低下すると点灯します。エンジンオイルの減少だけが原因というわけではありません。適正にエンジン内部が潤滑できていない場合に点灯します。そのほかにも燃料計やエンジン冷却水の温度計など、運転には欠かせない情報がメーターには表示されています。

車のメーターが暗くなる原因は、以下のようにいくつか考えることができます。

メーター内の電球が切れていると、当然、メーターは暗くなってしまいます。この場合は、電球を交換する必要があります。

新しい車種の中には、メーターの明るさ（照度）を調整できるものがあります。車のマニュアルを見て調整可能かどうか確認し、可能であれば調整してください。

バッテリーが充電不足や寿命など不具合がある場合、メーターが暗いだけでなく、ヘッドライトやルームランプ、セルモーターの回転など電気系統全体が不調を起こしています。バッテリーの状態を確認した上で、バッテリーの不具合や寿命であれば交換するなどの対処を行ってください。車の状態を知る上でメーターパネルは非常に重要な役割を果たしています。しかし、運転中にメーターばかりを見ているわけにはいきません。ごく短い時間で必要な情報を把握する必要があるため、メーターは明るく見やすい状態である必要があります。メーターが暗く「見にくいな」と感じたら、速やかに対処するようにしてください。