パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

GTウイングから雨漏りが発生する原因と対策

強いダウンフォースを得られるエアロパーツとして選ばれることが多いGTウイングですが、取付けるとトランク内に雨漏りが発生するという話も聞きます。雨漏りの話を聞いて、GTウイングの取付を迷っている人も多いのではないでしょうか。では、どうしてGTウイングを取付けると雨漏りが発生してしまうのでしょうか?GTウイングから雨漏りが発生する原因と、その対策方法について説明したいと思います。

GTウイングから雨漏りする原因とは?

GTウイングは、車の最後部のトランク上に穴を開けて設置します。そのため、穴を開けた取付部分にきちんと防水加工を施しておかないと、雨にさらされているうちにその穴からトランクの中に雨漏りしてしまうことになります。また、GTウイングは走行中に強い風にさらされるため、取付部分には非常に大きな負荷がかかります。その上、走行中の車は常に振動し、様々な衝撃を受け続けています。結局、その全てがGTウイングの取付部分に悪影響を与えることになるため、取付けた当初は雨漏りしていなくても、やがて緩みが生じて雨漏りが始まってしまうことになります。さらに、取付部分に開けた穴の周囲に雨水などがたまり、サビが発生することによっても劣化が進み、雨漏りにつながってしまう場合もあります。

GTウイングから雨漏りした場合の対処法とは?

GTウイングから雨漏りが発生したら、何が原因で雨漏りしているのかを確認する必要があります。取付部に開けた穴に緩みは生じていないか、サビは発生していないか、へこみなどの不具合が発生していないかをよく確認します。特に問題が見られない場合は、防水用のシーリング材などを使用して雨漏りするかどうか様子を見てください。GTウイングの取付部が歪んで変形したり、穴が緩んだり、サビが発生したりしている場合は、GTウイングが脱落してしまう恐れもあるため、整備工場に持ち込んでしっかり対処してもらうようにしてください。

GTウイングから雨漏りをさせないための対策とは?

GTウイングから雨漏りを発生させないためには、取付部分にしっかりとした防水対策を施すことが重要となります。取付穴にシーリングを施して隙間を埋め、すぐに穴が緩んだり歪んだりしないように補強板を入れたりゴム板を挟んだりしてトランク裏からしっかり補強するなどの対策がおすすめです。GTウイングはしっかり取付けるのが難しいことや、効果的にダウンフォースを得られるようにセッティングしなければいけないことから、自分で取付けることが難しいパーツと言えます。整備工場などの専門家に頼んで、最初から雨漏りが発生しないようにしっかりと対策を施しておくことが、最善の方法だと言えるでしょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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