エアロパーツの取り付けは自分orディーラーどちらが良いのか

エアロパーツの取付は、ジャッキアップをして車の下に潜り込んだり、どこかを分解したり、細かい配線をしたりということがないため、比較的自分でチャレンジしようという方が多いのではないでしょうか。ところが、取付がうまくいかず失敗したという話もよく耳にします。そこで今回は、エアロパーツの取付は、自分orディーラー、どちらが良いのかについて解説します。

この記事の目次

1. エアロパーツ取付でよくある失敗原因とは
2. ディーラー（専門店）に依頼した方が良い理由とは

エアロパーツ取付でよくある失敗原因とは

簡単なように見えるエアロパーツの取付でも、意外と失敗は起こります。なかでもよくある失敗は二つです。一つ目は、せっかく取付けたエアロパーツがすぐに外れてしまったという失敗です。これは純正品でも社外品でも発生します。原因は、取付手順をしっかり守らなかったためです。最近のエアロパーツの取付は、純正品も社外品も両面テープを多用するようになっています。両面テープは、手順をしっかり守って作業すれば、問題なくエアロパーツをしっかり固定できますが、手順を省略したり、簡略化したりするとうまくいかないので注意が必要です。具体的には、両面テープを使う場合は、以下の点に注意することが必要です。

・接着面の下処理（脱脂）をしっかり行う
・両面テープは、指定されたものを使う
・接着時の温度管理をしっかり行う（低温だと接着力が落ちます）

二つ目は、特に社外品のエアロパーツを取付けるときに起こります。きちんと確認して購入したエアロパーツが、車体にぴったり合わないというフィッティングの問題です。純正品ではまず起きませんが、社外品の中にはパーツに歪みがあったり、ネジ穴が合わなかったり加工が必要な場合もあるので注意が必要です。

エアロパーツの取付でよくある失敗を二つ挙げましたが、どちらの失敗も取付をディーラーや専門店に依頼していれば防ぐことが可能と思われます。たとえば一つ目の、手順を守らなかったために起こる失敗ですが、ディーラーでは必ず決められた手順で作業をするため心配はまずないでしょう。ただし、ディーラーの場合はメーカーの純正品の対応のみと考えましょう。社外品の場合、取付の手順や製品の品質までわからないため、ディーラーでは責任の所在からも断られるケースがほとんどでしょう。二つ目のケースは社外品エアロパーツの不具合ですが、専門店では取り扱う社外品に関して取付のノウハウも持ち合わせているので、現品合わせでパーツの歪みやネジ穴などを調整しながら取付をしてくれるでしょう。つまり、メーカー純正パーツなのか社外パーツなのかによって、取付作業を依頼する先を選ぶことで、より確かな取付が可能になると言えるでしょう。エアロパーツは、走行中に外れたりすると事故に繋がることもあり危険です。エアロパーツを取付ける際にはディーラーや専門店などにお願いすることをおすすめします。