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故障・修理
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

車が加速しない、アクセルの反応(効き)が鈍い場合の原因と対処法について

快適にドライブを楽しんでいたのに、突然、アクセルを踏んでも車がスムーズに加速しなくなってしまったとしたら、かなり慌ててしまいますね。アクセルがうまく反応しない症状が出た場合、果たしてどんな原因が考えられるのでしょうか。そしてどのように対処すれば良いのでしょうか。万が一に備えて、原因と対処法について見ていきましょう。

アクセルを踏んでも車が加速しない原因

アクセルを踏んでも車が加速しない原因は、色々考えることができます。いわゆるエンジンが吹けないといった症状の場合、エンジンの基本原理に立ち戻って原因解明を進めることが重要です。内燃機(エンジン)の基本は、良い混合気と良い点火、圧縮の3点が必要です。混合気:燃料が適切に燃焼室に噴射されているか点火:適切なタイミングで点火されているか圧縮:燃焼室の圧縮が保たれているかそれぞれを理解し、エアフィルター、プラグ、燃料フィルターなど影響がある部品を特定しトラブルシューティングをするのが基本です。また日々の点検も、こうした事を理解した上で行うことが大切です。

アクセルを踏んでも車が加速しない場合の対処法

点火系の点検方法について

スパークプラグから混合気に着火できる強さをもった火花が飛んでいるかを確認します。プラグを外しプラグコードを付けたまま、プラグ先端にアースを取りセルをクランキングさせます。この時、プラグから火花が力強く飛んでいれば点火の強さについては問題無いです。ただ、点火タイミングも確認する必要があり、確認するためにはタイミングライトという専用の工具が必要になってきます。

混合気に関する点検について

燃焼室内にガソリンが適切量噴射されているかを確認します。疑われる箇所は一般的に、燃料ポンプの動作状況や、燃料フィルターの詰まりによる燃料経路の不具合ですが、いずれも専用の工具や高度な経験が必要なため燃料系の不具合が疑われる場合は、整備工場で点検してもらうことをオススメします。

圧縮に関する点検方法について

「圧縮があるか」を測定するにはコンプレッションゲージという専用の計器が必要です。万が一、圧縮に問題がある場合、エンジン内部の部品によるもので簡単には直すことが出来ません。ただし、急に「圧縮がなくなる」という症状も起こりにくく、長い間のメンテナンス状況によりエンジン内部の傷などが原因で徐々に圧縮が抜けていくことはありえます。いずれにせよ故障頻度や直す際のコスト、手間を考えると最後に疑う箇所になります。

以上のように、車が加速できなくなる原因は様々で、対処の仕方も異なってきます。また、原因が必ずしも1つであるとは限りません。部品の不具合だけではなくエンジンに何らかの問題が隠れている可能性も0ではないため、自分だけで原因を判断・対処はせず、整備店などプロに点検や修理を依頼することをおすすめします。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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