キズ・へこみ直し
更新日：2018.08.29 / 掲載日：2018.08.29
フロントバンパーに傷がつく原因は？傷を防ぐ方法・修理について解説
日本ほど車をキレイに乗る国はないという話はよく聞きます。海外では、フロントバンパーをぶつけて縦列駐車をするというお国柄もあるくらいです。とは言え、愛車のフロントバンパーが傷つくと大抵の人は気になってしまうと思います。
そこで今回は、フロントバンパーに傷がつく原因や傷を防ぐ方法、傷がついた時の修理方法について解説します。
フロントバンパーに傷がつく原因
車を運転中、何かにぶつけたりした記憶はまったくないのに、ある日気がつくとフロントバンパーに傷がついている、そんな経験をしたことがある方は多いと思います。
この傷の原因はいくつか考えられますが、走行中に前の車が跳ね飛ばした小石（飛び石）が当たることが原因の一つとして考えられます。特に高速道路をよく利用する場合は小石や砂、虫などがぶつかりやすく、想像以上に小傷がつきやすいでしょう。
それ以外にも、路肩から伸びている草木に当たったり、駐車場などで買い物用のカートや傘がぶつかってしまったなど、様々な原因が考えられます。
フロントバンパーの傷を防ぐ方法
フロントバンパーの傷を完全に防ぐ方法はありませんが、多少減らすことは可能です。
まず、運転中の車間距離を広めにとることで、前を走る車からの飛び石被害を減らすことができます。
また、駐車スペースが狭く、人が通る時に何かがぶつかりそうな駐車場には、できるだけ止めないようにするなどの自衛も必要でしょう。
その他、バンパーにあらかじめプロテクターや保護テープを貼ることで傷を防ぐ方法もあります。ただし、保護テープは経年劣化で変色したり擦り傷によって曇るため、人によっては見映えが良くないと感じる場合もあるようです。
フロントバンパーの傷を自分で修理する方法
フロントバンパーに傷がついてしまった時、それがごく浅いものであれば、市販のコンパウンドや研磨剤の入ったワックスで丁寧に磨き上げれば、自分できれいにできる可能性があります。
ワックス
半練りタイプのワックスは研磨剤を含んでいるため傷消し効果が期待できます。また、研磨剤を含まないタイプは表面をコーティングして傷を目立ちにくくします。
コンパウンド
コンパウンドは傷の表面を浅く削り目立たなくする傷消し剤です。ペーストや液状などさまざまな種類のものがあるので、傷の状態に合ったものを選びましょう。
タッチペン
タッチペンは小さな傷をポイント的にカバーするのに使えます。傷に少しずつ塗り重ねて、最後にサンドペーパーやコンパウンドで磨いて仕上げます。
フロントバンパーの傷を修理する際の注意点
フロントバンパーは、傷が深くなると塗装をし直す必要が出てくるため、専門知識や作業のスキルが必要となり、難易度はいきなりアップしてしまいます。
また、なんとか塗装まで終えたものの、乾かしたら修理した部分だけ色が微妙に違ってしまったという失敗談もあるようなので、注意が必要です。
以上のように、フロントバンパーを傷がない状態で保つためには、早め早めの対処が必要と言えるでしょう。傷の具合を見て少しでも不安を覚えたら、修理工場などに依頼してプロにきちんと修理してもらうことをおすすめします。
フロントバンパーの傷について -まとめ-
今回は、フロントバンパーに傷がつく原因や傷を防ぐ方法、傷がついた時の修理方法について解説しました。
フロントバンパーに傷がつく原因としては、走行中の飛び石や路肩から伸びている草木に当たったり、駐車場などで買い物袋や傘がぶつかってしまうなど、様々な原因があります。
これらの傷を避けるには、運転中の車間距離を広くとる、駐車スペースが狭い場所には車を止めない、などのほか車に保護テープを貼ることで傷を防ぐ方法もあります。
フロントバンパーに傷がついてしまった時の対処法としては、傷が浅い場合は市販のコンパウンドや研磨剤の入ったワックスで対応できます。しかし、傷が深い場合は修理費用がかかりますが専門業者に依頼して修理してもらった方がよいでしょう。
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