パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

カーナビが迷走する原因と対処法

カーナビが迷走する原因と対処法

カーナビを使って走行している時に、自分の車の位置が地図の道や目的ルートから勝手に外れてしまうことがあります。このようなカーナビの迷走にはどのように対処したら良いのでしょうか?

カーナビの迷走は位置情報のズレが原因

一般的にカーナビの迷走と言われる症状は、位置情報のズレが原因と言われています。カーナビはGPS衛星からの信号を受信し、ナビ内部の地図や情報などと合わせて現在地を割り出す仕様となっています。ナビに表示されている位置が正しくない場合は、GPSからの信号を正しく受信できていない可能性が高いと言えます。カーナビの位置情報にズレが生じていたら、GPSの受信状態を疑ってみてください。

カーナビが迷走した時の対処法

それでは、GPSの受信状態を確認するには、どういった方法があるのでしょうか。

GPSのアンテナ接続状態はOKになっているか

GPSのアンテナが接続されていない状態と表示されていたら、接続異常かアンテナ異常が考えられます。何らかの衝撃でアンテナが外れてしまった可能性や、初期の取付不備の可能性もあるので、自分で対処しようとせず専門店に診てもらうことをおすすめします。

GPSの感度バーや3次元測位は正常か

GPS受信感度で位置情報がずれることもあります。例えば、山の中や長いトンネル内などを走行していると、受信状態にタイムラグが発生し、位置情報を正しく表示できない場合があります。このような場合は、見通しの良い平坦な場所を走行していると自然に解消されます。また、カーナビの他に、ドライブレコーダーやレーダー探知機などを搭載していると、これらの機器が発生する電波と干渉し、GPS電波を正しく受信できない場合があります。この場合は、一度他の機器の電源オフにし、再起動すると問題が解消される場合があります。

GPSアンテナが傾いていないか

GPSアンテナが極端に傾いていると受信範囲が狭くなり、正しい判断ができない場合があります。水平設置を基本とし、GPSアンテナの取扱説明書通りの場所に設置しましょう。

カーナビの迷走が直らない時は

前述した通り、カーナビ迷走の原因は概ねアンテナの設置位置や走行場所などに起因します。それでも治らずカーナビ自体に問題が発生したと疑われる場合、まずは取扱説明書を確認し、メーカーに確認した上で、正しい対処を行うことを優先としましょう。何を試しても直らない場合は、自分で何とかしようとせず、専門店に修理を依頼するかことをおすすめします。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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