パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

カーナビの液晶についた傷は直せるのか?

カーナビの液晶画面に傷がついてしまうと、画面が見えづらくなってしまいますよね。カーナビは運転中に地図や現在地を確認するため、見えづらい画面では大変不便ですし、安全運転にも影響しかねません。では、カーナビの液晶についてしまった傷を直すことは可能なのでしょうか?

カーナビの液晶に傷がついてしまう原因とは

カーナビの液晶に傷がつく原因の多くは「うっかり何かをぶつけてしまって大きな傷がつく」ケースです。例えば、家具を車で運んでそれを取り出す際にぶつかってできた傷や、子供が投げたおもちゃがあたってしまうケース、カーナビを取り外そうとして車のどこかにぶつけてできてしまう傷などが該当します。また、これらの大きな傷以外にも、カーナビにホコリがついたまま拭き掃除などをし、画面をこすってしまうと、小さな傷が無数にできてしまうこともあります。

カーナビの液晶についた傷を修復する方法・目立たなくする方法

このようなカーナビの液晶についた傷を、修復する方法、または目立たなくする方法はあるのでしょうか?これはケースバイケースで、完全に「ある」とは言い難いですが、対処する方法はいくつか存在します。まずは傷の修理について見ていきましょう。歯磨き粉やコンパウンドなどの研磨剤を使用して傷の修理をするという方法があります。傷を研磨剤で滑らかに仕上げて、傷を目立たなくするよう修理をする方法になります。しかし、研磨剤を使用するということで、逆にカーナビの液晶画面に傷が増えてしまう恐れや、磨いている際に液晶パネルに強い圧力がかかってしまい、破損させてしまう恐れもあります。研磨剤を使用する際は大きな傷などの修理にとどめ、場合によってはその他の液晶部分にも傷がついてしまうことを認識した上で、細心の注意を払い、行うようにしましょう。次に傷を目立たなくする方法について見ていきましょう。綿棒に無水エタノール(もしくはアルコール系クリーニング剤)をふくませ、傷に沿ってなでてみる方法や、液晶用のウエットティッシュで全体をクリーニングしてみる、レンズクリーナーでコーティングするなどの方法があります。もっと手軽な対処方だと、リップクリームを液晶に塗って軽くふき取ると、傷が目立たなくなるということもあるようです。ただし先述した通り、どの対処方法も「必ず傷が消える、必ず傷が目立たなくなる」というものでありません。また、クリーニングや傷の修理をする際の液剤なども、メーカー側から使用が認められていないものもあります。これらの方法を試す時は、カーナビの取扱説明書を確認しながら、少しずつ様子を見ながら試すようにしましょう。一番安全な方法としては、保護シートを貼ることです。傷を修理することにはなりませんが、保護シートを貼ることで傷を目立たなくすることができ、更に傷を防ぐことにも繋がります。

カーナビの液晶だけを交換することはできる?

どうしても傷が気になる場合や、応急処置では対応できない大きな傷の場合、液晶そのものを交換したいという方もいると思われます。では、カーナビの液晶だけを交換することは可能なのでしょうか?結論から言うと、液晶だけの交換をすることは可能です。カーナビメーカーに直接依頼をしたり、カーナビを購入した専門店などで依頼をすることで、修理・交換をしてもらうことができます。ただし、その際には一度車に装備されたカーナビを脱着する必要があります。そのため、カーナビの脱着も専門家にお願いするとなると、その作業費用などもかかってくることになります。カーナビの修理や脱着を専門家に依頼する際には、全体的な費用などについても確認するようにしましょう。以上、傷を修復する方法や目立たなくする方法をご紹介しましたが、無理に傷の修理を行うことで、更に傷が広がるなどの悪化に繋がるリスクも高くなります。カーナビの液晶画面に大きな傷や目立つ傷がついてしまった場合は、カーナビを購入した専門店や、普段整備をお願いしている整備工場などで相談をすることをおすすめします。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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