パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

カーオーディオのツイーターの向きや取付位置のポイント

音にこだわりを持つ方は、車のオーディオシステムにもこだわる方が多いのではないでしょうか。車のオーディオ環境を向上させたいという場合、スピーカーを交換することで音質などにも変化を加えることができます。ここでは、スピーカーの中でも、ツイーターを取り上げ、ツイーターの向きや取付位置のポイントなどを見ていきたいと思います。

カーオーディオのツイーターとは何か

オーディオシステムの中で、高音専用のスピーカーがツイーターです。ツイーターという名称は、小鳥のさえずり声 tweet からきています。高音域のスピーカーをツイーター、中音域のスピーカーをミッドレンジスピーカー(スコーカー)、低音域のスピーカーをウーファーといいます。ツイーター+スコーカー+ウーファーの3種類のスピーカーで構成するサウンドシステムを「3way」、ツイーター+ウーファーの2種類のスピーカーで構成するサウンドシステムを「2way」といいます。 ちなみに、超高音域のスピーカーをスーパーツイーターといいます。ツイーターは重量のあるものでしっかりと固定することで、高音がしっかりと芯のある音になります。逆に、軽いもので安易に固定すると、耳障りなだけの軽い音になってしまう可能性があります。

ツイーターは取付ける角度や位置によって、音に違いはあるのか

ツイーターは高音専用のスピーカーです。高音は、空気中をまっすぐ進もうとする性質があります。そのため、取付ける位置や角度によって、聞こえる音色が変わってしまいます。ツイーターをまっすぐ向い合せで設置してしまうと、高音がぶつかり合うことになってしまうので、左右のツイーターは、角度をつけて音が交わる場所を設けて設置する必要があります。取付位置としては、運転者に向けて設置するのではなく、左右のAピラーからダッシュボードの中心やルームミラーに向けて設置すると、そこから音が鳴っているように聞こえます。また、左右のフロントドアの足元に設置して、反響を活かして頭上から音が降ってくるように設置して、音楽を楽しむ方法もあります。ツイーターを左右から運転席に向けて設置してしまうと、高音が運転主に直接届くことになるので、耳障りに感じる方が多いようです。ツイーターの設置場所や角度は、個人の好みに合わせて設置するので、どれが正解でどれが不正解ということはありません。好みの音を探すには、ツイーターを固定して設置する前に、様々な位置や角度を調整しながら視聴して、自分の好みの音かを確認してから設置するようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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