パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

車のホイールのメンテナンスや汚れ防止方法

車のホイールのメンテナンスや汚れ防止方法

車のホイールのメンテナンスや汚れ防止方法

車は定期的に整備・メンテナンスを行うことで、トラブルを未然に防ぎ、長持ちさせることができます。それは、エンジンやボディに限ったことではなく、足回りのホイールにも言えることです。では、ホイールのメンテナンスをする目的は何なのでしょう?また、その方法や、普段から気を付けることはあるのでしょうか。

メンテナンスをする前の安全確認

車のホイールは、ブレーキの熱を放出する働きもあります。そのため、走行直後のホイールは熱をもっていて、素手で触ると火傷の危険があるくらい高温になっています。メンテナンス前には必ず、手に軍手等をして安全を確保し、熱がないかを確かめてください。熱がある場合は、温度が下がってからメンテナンスを始めましょう。

ホイールのメンテナンスの手順

1.水洗い

水をシャワーの状態にしてホイールにかけます。強すぎるとボディに水が跳ねて汚れがついてしまうので、汚れが落ちる程度の水洗いをしましょう。水洗いで、ブレーキダストなどを洗い流します。

2.洗浄

やわらかいタオルや洗車用のスポンジなどを濡らして、やさしくホイールを洗っていきます。先の堅いブラシなどは、ホイールの塗装を傷つけてしまうので避けましょう。また、洗剤は使わなくてもよいのですが、使う場合は洗車用の洗剤を薄めたものや中性洗剤を薄めたものを使います。

3.鉄粉除去

ホイールにブレーキダストなどの鉄粉が焼き付いて取れない場合は、カーショップや通販などで売っている鉄粉除去剤を使いましょう。ホイールに吹き付けてから20分ほど経つと、鉄粉に除去剤が反応して紫色に変化します。

4.洗い流し・水分のふき取り

ホイールの汚れを落としたら、よく洗い流して、タオルで水分を残さないようにふき取ります。

ホイールをきれいに長持ちさせるために普段から行うこと

長期保管する際には、洗って水分をふき取ってから

スタッドレスにタイヤを履き替える場合など、長期間タイヤを保管することになりますが、ホイールについた汚れや洗った際の水分を放置したまま保管すると、塗装面に侵食し、変色やシミの原因になります。保管する前には、きれいに洗浄して水分をふき取ってからにしましょう。

ブラシで洗う洗車機を使わない

洗車機のブラシで、ホイールの塗装面に傷がついてしまう場合もあります。通常洗車をする場合は、車についた砂をきちんと落とすことから洗車を行います。洗車機もその機能を搭載していますが、洗い残しが発生する場合も否めず、結果として砂が残った状態で洗車をしてしまい傷がつく場合もあります。ホイールをきれいに保ちたい、少しの傷もつけたくないという場合は、洗車機を使わないという選択肢もあると言えます。

ホイールの汚れ防止対策

まめに洗車する

長時間走行したり雪道を走行したり、舗装されていない悪路や海辺を走行したら、帰宅後にホイールを含めて洗車するようにしましょう。塩分を放置しておくと、ホイールの塗装面の傷からサビが侵食してしまうので危険です。また、ブレーキパッドから出る鉄粉などを放置しておくと、ホイールにしつこく焼き付いて取れなくなってしまいますので、こちらもきちんと洗い流すようにしましょう。普段から手洗いをすることで、ホイールに傷やサビの発生、鉄粉の焼き付きなどをいち早く気づくことができます。土煙が上がるような悪路や塩分の多い海岸沿いの道など、劣悪な環境で走行をした際には必ず洗車を行うことはもちろんですが、普段からまめに洗車をすることが大切です。

ホイールコーティング

アルミホイールの表面には塗装がしてありますが、これもボディと同じように劣化します。それをできるだけ防止し、ホイールの塗装を強化して長持ちさせるのがホイールコーティングです。ホイールコーティングには無機質のガラスコーティングを施しますが、カーショップや通販などで入手して自分でコーティングする方法と、専門店に依頼してホイールのガラスコーティングをしてもらう方法があります。ホイールの大きさ(インチ)や扱うコーティング剤などの違いにより価格に幅があるので、専門店に依頼をする場合は、よく確認し、選ぶようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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