ETCの取付は持ち込みでも可能？工賃の目安とは

今までETCを取付けてなかったけれど、ETCのメリットを感じて購入をする方も多いと思います。ETCの取付を依頼する場合、すでに購入してあるETCをディーラやカー用品店に持ち込んで設置してもらう事は可能なのでしょうか？取付可能なケースや料金の目安などについてご説明します。

この記事の目次

1. ETCの取付を持ち込みで行うケースとは？
2. ETCの取付は持ち込みでも可能か？工賃の目安は？
3. ETC取付時に重要なのは「セットアップ」

ETCの取付を持ち込みで行うケースとは？

ETC車載器の取付を持ち込みで行うケースには下記のような事例が挙げられます。

新車もしくは中古車でも、新しい車にETC車載器が搭載されておらず、前の車から取り外したETC車載器を取付ける場合。

ネット通販やネットオークションなどでは、ディーラーやカー用品店よりETC車載器を安く入手できることがあります。ETC車載器は自分で取付けるにはハードルの高い作業なので、持ち込んで取付けてもらうというケースが多くなります。尚、カー用品店などで購入する場合は、購入から取付、セットアップまで全て一括で執り行うケースが多く、ETCカードの申し込み手続きもセットになっている場合もあります。

タイヤやカーナビの持ち込みは断られる場合もありますが、車の乗り換えと同時にETCを付け替える人も多いので、ETCを取り扱っている所なら概ね持ち込みOKとなります。ディーラーやカー用品店などでETCの取付をお願いすれば、再セットアップまでサポートしてもらえます。ETCの取付価格の目安ですが、ETCには一体型とアンテナ分離型という2種類があり、それによってETCを設置する位置や作業内容が違う為、それぞれ作業工賃が違ってきます。また、設置を依頼する店舗や整備工場などでも料金が違ってきます。持ち込みでETCの取付を依頼する際は、複数の依頼先に工賃などを確認し、依頼先を選ぶようにしましょう。ディーラーやカー用品店などのプロに依頼することで、セットアップから取付まで一括して行ってくれるので、安心してETCを導入できるというメリットがあります。安く上げようと自分で取付けるよりも、設置からプロにお任せした方が安心です。

ETCを利用する為には、取付だけでなく、「セットアップ」が必須です。セットアップとは車載器に車両情報を登録する作業の事で、これが正しく行われないとETCを使用する事はできません。車種に併せたセットアップがなされていないと、ETCゲート通過時に料金の収受が正しくなされず、不正料金で通行した場合は最悪の場合、逮捕される恐れもあるので必ずセットアップを行うようにしてください。