カーオーディオの内蔵アンプと外部アンプの違いとは

車の運転をしながら好きな音楽が聞けるカーオーディオは、音楽好きにとって欠かせないアイテムの一つです。カーオーディオは通常のオーディオと違い、車の駆動音を含むあらゆる雑音の中で音楽を聞くことができるように設定されています。車で音楽を楽しむ為に必要な、カーオーディオの内蔵アンプと外部アンプの違いについて見ていきましょう。

この記事の目次

1. カーオーディオのアンプとは？
2. カーオーディオの内蔵アンプと外部アンプの違いとは
3. カーオーディオを外部アンプに換える時の注意点

カーオーディオのアンプとは？

「アンプ」とは信号の増幅器です。CDデッキなどのヘッドユニット内の再生部から出力される小さな音声信号を大きな音に増幅させて電圧の信号とし、スピーカーのコーン紙を動かす為に欠かせない役割があります。カーオーディオにはデッキ自体に予め搭載されている内蔵アンプと、デッキ以外で別付けする外部アンプが存在します。

では内臓アンプと外部アンプの違いはなんでしょうか？「内蔵アンプ」はデッキに初めから搭載されている機能です。デッキ本体の中にアンプのモジュールがあり、再生部から受信した信号を増幅してスピーカーから音が出るという仕組みになっています。それに対して「外部アンプ」とは、アンプモジュールだけ切り出して、電源部と増幅部だけを入れて、デッキからケーブルを通して信号を供給してもらう仕組みのアンプです。内蔵アンプの信号だけでは増幅しきれない部分を、外部アンプならば最大限に増幅して音楽を楽しめるメリットがあるので、より良い音楽を楽しみたい人は外部アンプを選ぶのがおすすめです。

外部アンプを取付ける時は、デッキやカーナビから外部アンプにライン信号を取り込む事になるので、デッキの状況などで設置方法が変わってきます。例えば、電源位置の確保や出力端子の違いによる配線方法など、外部アンプの種類や車種によって注意点はたくさんあります。アンプだけを気にするのではなく、自分の車と搭載している再生装置に合った外部アンプを選ぶようにしましょう。大型のアンプだと、大抵の場合トランクに設置してトランクから電源ケーブルなどをを引かないとなりませんが、最近では高性能でコンパクトな外部アンプも出回ってきています。多少高くてもいい音を聴きたいという人はこのようなコンパクトな高性能外部アンプを選ぶと良いでしょう。